2011年08月の記事一覧
2011.08.18 IH初出場(取材日記5) 8/2
2011.08.18 滋賀全中の道2 女子は若水圧勝、男子は上尾大石がてっぺん!!
2011.08.10 IH初出場(取材日記4) 8/1
2011.08.09 2011滋賀全中への道 (8/14現在) 予選リーグ組み合わせ決定
2011.08.08 IH初出場(取材日記3) 7/31
2011.08.06 IH初出場(取材日記2) 7/30
2011.08.05 IH初出場(取材日記1) 7/29
2011.08.18 滋賀全中の道2 女子は若水圧勝、男子は上尾大石がてっぺん!!
2011.08.10 IH初出場(取材日記4) 8/1
2011.08.09 2011滋賀全中への道 (8/14現在) 予選リーグ組み合わせ決定
2011.08.08 IH初出場(取材日記3) 7/31
2011.08.06 IH初出場(取材日記2) 7/30
2011.08.05 IH初出場(取材日記1) 7/29
IH初出場(取材日記5) 8/2
2011.08.18
4度目の九州対決は…。能代で実感したこと
ついにインターハイも最終日です。
能代最後の朝は、ご飯、味噌汁、肉じゃが、檜山納豆、自家製野菜を出していただきました。この日、実は筋子も出していただいたのですが、僕はというより西日本の人はあまり食べないんです(多分…)。というのも大阪では筋子を食べないと聞き、大商大#4福嶋克希に尋ねると「選手全員食べたことがなく、食べたら辛かった」といいます。そういえば自分も食べたことがないなーと思いながら。しかもいくらも食べられないので…
ご飯の後はお土産としてようかんをいただきました。ご迷惑をおかけしたのにお土産まで。しっかりご挨拶をして会場に向かいました。

決勝戦ではありますが、お客さんの入りは満員とはいいがたいものでした。平日の上、能代工が負けたことも関係しているのかな、と思いながらティップオフを待ちました。
そして10時に試合はスタート。前日、福岡第一・井手口コーチが「#14ベンドラメ礼生には交代でマッチアップさせる」と言っていた通り、#4小松雅輝と#9山口拓也が交代でついていきます。両チームとも一進一退のまま前半は終了。予想通り締まった試合展開になります。

後半のスタート、福岡第一は「延岡学園のゾーンに対応するため」(#6鵤誠司)正ガードの#5幡本優生を起用します。しかし、これまでの勝ち上がりで後半に強さを見せてきた延岡学園はこの日も…
ベンドラメ、#5バンバに加えここまで不調だった#6寺原拓史の積極的な攻撃で福岡第一ディフェンスに風穴をあけます。後半開始5分でワンゴールしか奪えない福岡第一を尻目に延岡学園は一挙17得点!

3選手に加え、#4岩田大輝のディフェンス、#7黒木亮のリバウンド、控えから出場の#10岡本飛竜のアグレッシブなプレイなど適材適所の“全員バスケ”で3年ぶり3度目のインターハイ優勝を飾りました。
試合後、延岡学園北郷コーチは「指導者のヨミだけど、後半に爆発すると思った」と話しました。その言葉を聞いて「さすがベテランだ…」と思いました。また一番印象に残り、力強く語っていたのが「負けることは大事だ」という言葉です。やはり延岡学園のすべては昨年のインターハイとウインターカップの敗戦だったようです。「失敗の基盤に、不の財産を残して成長できた」(北郷コーチ)と、まじめな選手たちが昨年のリベンジを果たしました。

福岡第一は昨年のウインターカップに続いての準優勝になりました。この日は時間の関係のため、数人しか話を聞くことができませんでしたが悔しさが前面に伝わってきました。こうすれば良かったと後悔を口にする選手、一方で手ごたえを感じた選手と様々でしたが、銀メダルに満足してる選手は少ないはずです。
主将の小松は「自分の力不足です」と一言。しかし前半のディフェンスには手ごたえを感じていたようで、今後の課題は「一人ひとりのパワーアップ」と語りました。

多くの人が感じていると思いますが、負けた後の取材というのは選手はもちろん取材する側からしても辛いものです。しかし負けた後の取材から学ぶことは多くあります。
昨年のウインターカップで初めて高校生を取材して以来感じるのが、“1勝の重み”。普段、僕は主として大学バスケの取材をしています。大学生やJBL、bjはリーグ戦で試合が続くため、一つの勝ち負けに一喜一憂してはいられない。勝っても負けても切り替えが必要です。でも高校生の三大大会はすべてトーナメントの一発勝負。だからこそ高校生は1勝、1敗に対する気持ちがとても強いと感じました。それがひたむきなプレイや応援に表れているのかなと、このインターハイで確信に変わりました。
その後、能代から秋田への直通バス(1時間)で女子の決勝へ。大阪薫英女学院対金沢総合との対戦で、2Qの途中から見ることができました。結果は金沢総合が優勝。金沢総合の選手たちは、今年で定年退職する星澤コーチを胴上げすることができました。金沢総合には#7宮澤夕貴がいますが、準々決勝の聖和学園戦で負傷。しかし他の選手がエースの不調をカバーし頂点に上りつめました。大阪薫英女学院は#6大城利佳がすごい。ボールを持てば“何かやってくれるんじゃないか”と思わせる選手。男子顔負けのクラッチ・シュートもお手の物です。



女子の主会場である秋田市総合体育館は、ドーム型でとても奇抜な外観。急に現れ、戦隊ヒーローものの敵アジトのような感じです(笑) 中も天井が高いため、歓声がとても響きます。能代市総合体育館は天井がそこまで高くなく木製のためか、歓声が響かなかったなーと思いながら見ていました。それとも能代市民の目が肥えていて、歓声を上げるほどでもないとか…。
5時ごろ、会場をあとにしましたが、帰りの高速バスの出発時間は9時40分。長い…と思いながらBUBUさんと一柳さんと秋田駅前のスタバでそれぞれの作業を。隣の大学生が東京のどこどこは有名人に会いやすいという、いわゆる“田舎トーク”をしていました。僕も岡山県出身なのでよくわかると思いながら聞いてました(笑)
そしてあっという間に9時になり急いではなまるうどんを食べて秋田を後にしました。
バス車中ではすぐに寝てしまいました(笑)
しかしこの大会中いろんな視野が広がりました。
先ほど書いた“1勝の重み”は一番感じたことですし、高校バスケがなぜ盛り上がるのか?また高校バスケの醍醐味が少しわかった気がします。
取材を通して、多くの選手、コーチの裏の顔…まではいきませんが、どういう人なのかを垣間見ることができました。そこから以前持っていたイメージがガラリと変わったり、そのチーム・選手がどれだけ苦労してきたのかを聞きました。まだ取材慣れしていない高校生が自分の言葉にしていく姿も印象的でした。
大商大の五十川コーチもおっしゃっていましたが「初めてのインターハイが能代市で良かった」と。僕もそう感じています。バスケの街・能代は思っていた以上にバスケ熱があり、宿泊させていただいた家でも能代工を愛しているからこその厳しい言葉を聞きました。能代工敗戦後も会場に足を運ぶ人を見て同時に、純粋にバスケが好きなんだなと感じました。その環境にいる能代工。今回はこれまで以上のプレッシャーと戦っていたと思いますが、能代工の強さはこのプレッシャーがあるからこそだと想像できます。

最後になりましたが、今回は多くの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。まだ未熟な人間ですが、今後の目標のため、この経験を生かしてさらなる飛躍をしたいと思います。
9月からは本来の仕事場? に戻り、大学リーグ戦の取材活動をしていきます。インターハイのように毎日ありませんが、毎週あります。関東在住の方はぜひ学生の会場にも足を運んでいただきたいと思います。
吉田大貴(よしだひろき) 東海スポーツ
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tokaisports/category/16
ついにインターハイも最終日です。
能代最後の朝は、ご飯、味噌汁、肉じゃが、檜山納豆、自家製野菜を出していただきました。この日、実は筋子も出していただいたのですが、僕はというより西日本の人はあまり食べないんです(多分…)。というのも大阪では筋子を食べないと聞き、大商大#4福嶋克希に尋ねると「選手全員食べたことがなく、食べたら辛かった」といいます。そういえば自分も食べたことがないなーと思いながら。しかもいくらも食べられないので…
ご飯の後はお土産としてようかんをいただきました。ご迷惑をおかけしたのにお土産まで。しっかりご挨拶をして会場に向かいました。

決勝戦ではありますが、お客さんの入りは満員とはいいがたいものでした。平日の上、能代工が負けたことも関係しているのかな、と思いながらティップオフを待ちました。
そして10時に試合はスタート。前日、福岡第一・井手口コーチが「#14ベンドラメ礼生には交代でマッチアップさせる」と言っていた通り、#4小松雅輝と#9山口拓也が交代でついていきます。両チームとも一進一退のまま前半は終了。予想通り締まった試合展開になります。

後半のスタート、福岡第一は「延岡学園のゾーンに対応するため」(#6鵤誠司)正ガードの#5幡本優生を起用します。しかし、これまでの勝ち上がりで後半に強さを見せてきた延岡学園はこの日も…
ベンドラメ、#5バンバに加えここまで不調だった#6寺原拓史の積極的な攻撃で福岡第一ディフェンスに風穴をあけます。後半開始5分でワンゴールしか奪えない福岡第一を尻目に延岡学園は一挙17得点!

3選手に加え、#4岩田大輝のディフェンス、#7黒木亮のリバウンド、控えから出場の#10岡本飛竜のアグレッシブなプレイなど適材適所の“全員バスケ”で3年ぶり3度目のインターハイ優勝を飾りました。
試合後、延岡学園北郷コーチは「指導者のヨミだけど、後半に爆発すると思った」と話しました。その言葉を聞いて「さすがベテランだ…」と思いました。また一番印象に残り、力強く語っていたのが「負けることは大事だ」という言葉です。やはり延岡学園のすべては昨年のインターハイとウインターカップの敗戦だったようです。「失敗の基盤に、不の財産を残して成長できた」(北郷コーチ)と、まじめな選手たちが昨年のリベンジを果たしました。

福岡第一は昨年のウインターカップに続いての準優勝になりました。この日は時間の関係のため、数人しか話を聞くことができませんでしたが悔しさが前面に伝わってきました。こうすれば良かったと後悔を口にする選手、一方で手ごたえを感じた選手と様々でしたが、銀メダルに満足してる選手は少ないはずです。
主将の小松は「自分の力不足です」と一言。しかし前半のディフェンスには手ごたえを感じていたようで、今後の課題は「一人ひとりのパワーアップ」と語りました。

多くの人が感じていると思いますが、負けた後の取材というのは選手はもちろん取材する側からしても辛いものです。しかし負けた後の取材から学ぶことは多くあります。
昨年のウインターカップで初めて高校生を取材して以来感じるのが、“1勝の重み”。普段、僕は主として大学バスケの取材をしています。大学生やJBL、bjはリーグ戦で試合が続くため、一つの勝ち負けに一喜一憂してはいられない。勝っても負けても切り替えが必要です。でも高校生の三大大会はすべてトーナメントの一発勝負。だからこそ高校生は1勝、1敗に対する気持ちがとても強いと感じました。それがひたむきなプレイや応援に表れているのかなと、このインターハイで確信に変わりました。
その後、能代から秋田への直通バス(1時間)で女子の決勝へ。大阪薫英女学院対金沢総合との対戦で、2Qの途中から見ることができました。結果は金沢総合が優勝。金沢総合の選手たちは、今年で定年退職する星澤コーチを胴上げすることができました。金沢総合には#7宮澤夕貴がいますが、準々決勝の聖和学園戦で負傷。しかし他の選手がエースの不調をカバーし頂点に上りつめました。大阪薫英女学院は#6大城利佳がすごい。ボールを持てば“何かやってくれるんじゃないか”と思わせる選手。男子顔負けのクラッチ・シュートもお手の物です。



女子の主会場である秋田市総合体育館は、ドーム型でとても奇抜な外観。急に現れ、戦隊ヒーローものの敵アジトのような感じです(笑) 中も天井が高いため、歓声がとても響きます。能代市総合体育館は天井がそこまで高くなく木製のためか、歓声が響かなかったなーと思いながら見ていました。それとも能代市民の目が肥えていて、歓声を上げるほどでもないとか…。
5時ごろ、会場をあとにしましたが、帰りの高速バスの出発時間は9時40分。長い…と思いながらBUBUさんと一柳さんと秋田駅前のスタバでそれぞれの作業を。隣の大学生が東京のどこどこは有名人に会いやすいという、いわゆる“田舎トーク”をしていました。僕も岡山県出身なのでよくわかると思いながら聞いてました(笑)
そしてあっという間に9時になり急いではなまるうどんを食べて秋田を後にしました。
バス車中ではすぐに寝てしまいました(笑)
しかしこの大会中いろんな視野が広がりました。
先ほど書いた“1勝の重み”は一番感じたことですし、高校バスケがなぜ盛り上がるのか?また高校バスケの醍醐味が少しわかった気がします。
取材を通して、多くの選手、コーチの裏の顔…まではいきませんが、どういう人なのかを垣間見ることができました。そこから以前持っていたイメージがガラリと変わったり、そのチーム・選手がどれだけ苦労してきたのかを聞きました。まだ取材慣れしていない高校生が自分の言葉にしていく姿も印象的でした。
大商大の五十川コーチもおっしゃっていましたが「初めてのインターハイが能代市で良かった」と。僕もそう感じています。バスケの街・能代は思っていた以上にバスケ熱があり、宿泊させていただいた家でも能代工を愛しているからこその厳しい言葉を聞きました。能代工敗戦後も会場に足を運ぶ人を見て同時に、純粋にバスケが好きなんだなと感じました。その環境にいる能代工。今回はこれまで以上のプレッシャーと戦っていたと思いますが、能代工の強さはこのプレッシャーがあるからこそだと想像できます。

最後になりましたが、今回は多くの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。まだ未熟な人間ですが、今後の目標のため、この経験を生かしてさらなる飛躍をしたいと思います。
9月からは本来の仕事場? に戻り、大学リーグ戦の取材活動をしていきます。インターハイのように毎日ありませんが、毎週あります。関東在住の方はぜひ学生の会場にも足を運んでいただきたいと思います。
吉田大貴(よしだひろき) 東海スポーツ
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tokaisports/category/16
滋賀全中の道2 女子は若水圧勝、男子は上尾大石がてっぺん!!
2011.08.18
各地区予選から代表決定までのエントリー記事は…
滋賀全中への道
http://2008bblife.blog43.fc2.com/blog-entry-293.html
今頃(19日19時)、決勝トーナメントの抽選会真っ最中でしょぅか。
2日は、決勝トーナメントの戦い。予選リーグをくぐり抜けた16チームが
いよいよ、頂点にまっしぐら。ダブルヘッダー2日目の疲労時の選手起用もポイント。
決勝トーナメント
8月21日
野洲市総合体育館
女子▽決勝
八王子一(東京)58(12-24.11-29.11-23.16-24)92若水(愛知)
男子▽決勝 4Q
西福岡(福岡)59(15-18.15-19.14-11.15-16)64上尾大石(埼玉)
第1試合 9:30
女子▽準決勝
飯山(香川) 56 (18-17.10-11.21-19.7-20) 67八王子一(東京)
若水(愛知) 98 (26-12.18-15.29-16.25-22) 65豊野(埼玉)
第2試合 10:50
男子▽準決勝
西福岡(福岡) 50 (22-9.12-9.7-15.9-12) 45 布水(石川)
上尾大石(埼玉)61 (16-13.10-18.12-14.23-12)57 東海大四(北海道)
・・・・・・・・・……★☆
男子決勝トーナメント(PDF)
女子決勝トーナメント表(PDF)
男子予選リーグBOX SCORE・戦評(PDF)
女予選リーグBOX SCORE・戦評(PDF)
決勝トーナメントの会場は、
男子:野洲市総合体育館
女子:滋賀県立体育館
体育館の開場は8:30
20日
【男子】 野洲市総合体育館
第1試合 9:30
A 別府北部(大分)68(2116.14-15.21-14.12-8) 53山科(京都)
B 岩成台(愛知) 58 (12-31.11-31.14-10.21-6) 78 西福岡(福岡)
第2試合 10:50
A 金井(山形) 48(14-16.12-17.14-23. 8-12) 68 布水(石川)
B 静岡大成(静岡)89(19-11.17-11.29-18.24-23) 63 筑紫野(福岡)
第3試合 12:10
A 上尾大石(埼玉) 82(21-10.20-18.20-20.21-13) 61玉川 (滋賀)
B 実践学園(東京) 61 (15-9. 16-11.11-8.19-14) 42 島根(島根)
第4試合 13:30
A 東海大四(北海道)87 (20-14.23-12.16-8.28-15) 49 橋北(三重)
B 江別二(北海道) 49 (18-15.9-15.8-17.14-22) 69守山南(滋賀)
第5試合(準々決勝) 14:50
A 別府北部(大分) 41(15-16.9-11.7-15.10-18) 60西福岡(福岡)
B 布水(石川) 54(13-13.18-12.10-11.13-15)51静岡大成(静岡)
第6試合(準々決勝) 16:10
A 上尾大石(埼玉) 73(12-16.15-14.24-14.22-21)65実践学園(東京)
B 東海大四(北海道)80(17-13.23-9.16-13.24-13) 48守山南(滋賀)
【女子】 滋賀県立体育館
第1試合 9:30
C 飯山(香川) 72(18-17.17-7.23-19.14-19) 62清田(北海道)
D 白河中央(福島)48 (13-11.14-10.13-16.8-14) 51常葉学園(静岡)
第2試合 10:50
C 樟蔭東(大阪) 57 (11-23.13-10.18-17.15-18) 68松山南二(愛媛)
D 玉名(熊本) 44 (6-13.19-7.8-19.11-16) 55八王子一(東京)
第3試合 12:10
C 若水(愛知) 106 (36-22.26-8.22-26.22-25) 81山の下(新潟)
D 駒沢学園女(東京)71 (24-15.8-21.28-11.11-22) 69桜(三重)
第4試合 13:30
C 埼玉栄(埼玉) 73(14-15.15-20.16-14.28-14) 63竜操(岡山)
D 八乙女(宮城) 45(10-27.11-10.7-20.17-14) 71豊野(埼玉)
第5試合(準々決勝) 14:50
C 飯山(香川) 67(14-12.19-12.19-25.15-13)62常葉学園(静岡)
D 松山南二(愛媛)38 (10-15.12-16.8-6.8-12) 49八王子一(東京)
第6試合(準々決勝) 16:10
C 若水(愛知) 88(23-8.21-18.14-15.30-22) 63駒沢学園女(東京)
D 埼玉栄(埼玉) 65(18-24.11-19.15-19.21-16)78豊野(埼玉)
・・・・・・・・・……★☆
いよいよ19日からは予選リーグがスタート。
各ブロック2位までが、2日目の決勝トーナメントに進出します。
3日間Wヘッダーと、激しい戦いを制するのは?
予選リーグ
男子
Aリーグ
守山南(滋賀)70-31橋北(三重)
橋北(三重)73-56香東(香川)
香東(香川)42-95守山南(滋賀)
1位守山南2位橋北3位香東
Bリーグ
静岡大成(静岡)78-79別府北部(大分)
別府北部(大分)77-57中主(滋賀)
中主(滋賀)80-117静岡大成(静岡)
1位静岡大成2位別府北部3位中主
Cリーグ
高知(高知)53-63山科(京都)
山科(京都)54-72金井(山形)
金井(山形)79-56高知(高知)
1位金井2位山科3位高知
Dリーグ
布水(石川)50-35石神井西(東京)
石神井西(東京)58-84西福岡(福岡)
西福岡(福岡)74-44布水(石川
1位2位3位
Eリーグ
津軽(青森)69-81 筑紫野(福岡)
筑紫野(福岡)94-60実践学園(東京)
実践学園(東京)76-42津軽(青森)
1位筑紫野2位実践学園3位津軽
Fリーグ
東海大四(北海道)80-59横須賀学院(神奈川)
横須賀学院(神奈川)55-72玉川(滋賀)
玉川(滋賀)66-76東海大四(北海道)
1位東海大四2位玉川3位横須賀学院
Gリーグ
上尾大石(埼玉)61-39白岳(広島)
白岳(広島)65-72岩成台(愛知)
岩成台(愛知)55-90上尾大石(埼玉)
1位2位3位
Hリーグ
島根(島根)76-62江別二(北海道)
江別二(北海道)66-52本丸(新潟)
本丸(新潟)59-76島根(島根)
1位2位3位
女子
Iリーグ
山の下(新潟)54-69埼玉栄(埼玉)
埼玉栄(埼 玉)77-47大麻東(北海道)
大麻東(北海道)37-83山の下(新潟)
1位2位3位
Jリーグ
甲西北(滋賀)35-83常葉学園(静岡)
常葉学園(静岡)88-46八乙女(宮城)
八乙女(宮城)67-53甲西北(滋賀)
1位2位3位
Kリーグ
駒沢学園女(東京)62-60五十市(宮崎)
五十市(宮崎)55-68樟蔭東(大阪)
樟蔭東(大阪)58-52駒沢学園女(東京)
1位樟蔭東2位駒沢学園女3位五十市
Lリーグ
日新(山口)73-78豊野(埼玉)
豊野(埼玉)72-67松山南第二(愛媛)
松山南第二(愛媛)75-57日新(山口)
1位2位3位
Mリーグ
清田(北海道)56-42大阪薫英女学院(大阪)
大阪薫英女学院(大阪)46-74八王子一(東京)
八王子一(東京)49-41清田(北海道)
1位2位3位
Nリーグ
白河中央(福島)72-62東風平(沖縄)
東風平(沖縄)39-71桜(三重)
桜(三重)53-49白河中央(福島)
1位桜2位白河中央3位東風平
Oリーグ
若水(愛知)96-35京都精華女(京都)
京都精華女(京都)40-61玉名(熊本)
玉名(熊本)52-73若水(愛知)
1位若水2位玉名3位京都精華女
Pリーグ
飯山(香川)89-46五位(富山)
五位(富山)45-75竜操(岡山)
竜操(岡山)53-95飯山(香川)
1位2位3位
現時点(19:34)のスコア
滋賀全中への道
http://2008bblife.blog43.fc2.com/blog-entry-293.html
今頃(19日19時)、決勝トーナメントの抽選会真っ最中でしょぅか。
2日は、決勝トーナメントの戦い。予選リーグをくぐり抜けた16チームが
いよいよ、頂点にまっしぐら。ダブルヘッダー2日目の疲労時の選手起用もポイント。
決勝トーナメント
8月21日
野洲市総合体育館
女子▽決勝
八王子一(東京)58(12-24.11-29.11-23.16-24)92若水(愛知)
男子▽決勝 4Q
西福岡(福岡)59(15-18.15-19.14-11.15-16)64上尾大石(埼玉)
第1試合 9:30
女子▽準決勝
飯山(香川) 56 (18-17.10-11.21-19.7-20) 67八王子一(東京)
若水(愛知) 98 (26-12.18-15.29-16.25-22) 65豊野(埼玉)
第2試合 10:50
男子▽準決勝
西福岡(福岡) 50 (22-9.12-9.7-15.9-12) 45 布水(石川)
上尾大石(埼玉)61 (16-13.10-18.12-14.23-12)57 東海大四(北海道)
・・・・・・・・・……★☆
男子決勝トーナメント(PDF)
女子決勝トーナメント表(PDF)
男子予選リーグBOX SCORE・戦評(PDF)
女予選リーグBOX SCORE・戦評(PDF)
決勝トーナメントの会場は、
男子:野洲市総合体育館
女子:滋賀県立体育館
体育館の開場は8:30
20日
【男子】 野洲市総合体育館
第1試合 9:30
A 別府北部(大分)68(2116.14-15.21-14.12-8) 53山科(京都)
B 岩成台(愛知) 58 (12-31.11-31.14-10.21-6) 78 西福岡(福岡)
第2試合 10:50
A 金井(山形) 48(14-16.12-17.14-23. 8-12) 68 布水(石川)
B 静岡大成(静岡)89(19-11.17-11.29-18.24-23) 63 筑紫野(福岡)
第3試合 12:10
A 上尾大石(埼玉) 82(21-10.20-18.20-20.21-13) 61玉川 (滋賀)
B 実践学園(東京) 61 (15-9. 16-11.11-8.19-14) 42 島根(島根)
第4試合 13:30
A 東海大四(北海道)87 (20-14.23-12.16-8.28-15) 49 橋北(三重)
B 江別二(北海道) 49 (18-15.9-15.8-17.14-22) 69守山南(滋賀)
第5試合(準々決勝) 14:50
A 別府北部(大分) 41(15-16.9-11.7-15.10-18) 60西福岡(福岡)
B 布水(石川) 54(13-13.18-12.10-11.13-15)51静岡大成(静岡)
第6試合(準々決勝) 16:10
A 上尾大石(埼玉) 73(12-16.15-14.24-14.22-21)65実践学園(東京)
B 東海大四(北海道)80(17-13.23-9.16-13.24-13) 48守山南(滋賀)
【女子】 滋賀県立体育館
第1試合 9:30
C 飯山(香川) 72(18-17.17-7.23-19.14-19) 62清田(北海道)
D 白河中央(福島)48 (13-11.14-10.13-16.8-14) 51常葉学園(静岡)
第2試合 10:50
C 樟蔭東(大阪) 57 (11-23.13-10.18-17.15-18) 68松山南二(愛媛)
D 玉名(熊本) 44 (6-13.19-7.8-19.11-16) 55八王子一(東京)
第3試合 12:10
C 若水(愛知) 106 (36-22.26-8.22-26.22-25) 81山の下(新潟)
D 駒沢学園女(東京)71 (24-15.8-21.28-11.11-22) 69桜(三重)
第4試合 13:30
C 埼玉栄(埼玉) 73(14-15.15-20.16-14.28-14) 63竜操(岡山)
D 八乙女(宮城) 45(10-27.11-10.7-20.17-14) 71豊野(埼玉)
第5試合(準々決勝) 14:50
C 飯山(香川) 67(14-12.19-12.19-25.15-13)62常葉学園(静岡)
D 松山南二(愛媛)38 (10-15.12-16.8-6.8-12) 49八王子一(東京)
第6試合(準々決勝) 16:10
C 若水(愛知) 88(23-8.21-18.14-15.30-22) 63駒沢学園女(東京)
D 埼玉栄(埼玉) 65(18-24.11-19.15-19.21-16)78豊野(埼玉)
・・・・・・・・・……★☆
いよいよ19日からは予選リーグがスタート。
各ブロック2位までが、2日目の決勝トーナメントに進出します。
3日間Wヘッダーと、激しい戦いを制するのは?
予選リーグ
男子
Aリーグ
守山南(滋賀)70-31橋北(三重)
橋北(三重)73-56香東(香川)
香東(香川)42-95守山南(滋賀)
1位守山南2位橋北3位香東
Bリーグ
静岡大成(静岡)78-79別府北部(大分)
別府北部(大分)77-57中主(滋賀)
中主(滋賀)80-117静岡大成(静岡)
1位静岡大成2位別府北部3位中主
Cリーグ
高知(高知)53-63山科(京都)
山科(京都)54-72金井(山形)
金井(山形)79-56高知(高知)
1位金井2位山科3位高知
Dリーグ
布水(石川)50-35石神井西(東京)
石神井西(東京)58-84西福岡(福岡)
西福岡(福岡)74-44布水(石川
1位2位3位
Eリーグ
津軽(青森)69-81 筑紫野(福岡)
筑紫野(福岡)94-60実践学園(東京)
実践学園(東京)76-42津軽(青森)
1位筑紫野2位実践学園3位津軽
Fリーグ
東海大四(北海道)80-59横須賀学院(神奈川)
横須賀学院(神奈川)55-72玉川(滋賀)
玉川(滋賀)66-76東海大四(北海道)
1位東海大四2位玉川3位横須賀学院
Gリーグ
上尾大石(埼玉)61-39白岳(広島)
白岳(広島)65-72岩成台(愛知)
岩成台(愛知)55-90上尾大石(埼玉)
1位2位3位
Hリーグ
島根(島根)76-62江別二(北海道)
江別二(北海道)66-52本丸(新潟)
本丸(新潟)59-76島根(島根)
1位2位3位
女子
Iリーグ
山の下(新潟)54-69埼玉栄(埼玉)
埼玉栄(埼 玉)77-47大麻東(北海道)
大麻東(北海道)37-83山の下(新潟)
1位2位3位
Jリーグ
甲西北(滋賀)35-83常葉学園(静岡)
常葉学園(静岡)88-46八乙女(宮城)
八乙女(宮城)67-53甲西北(滋賀)
1位2位3位
Kリーグ
駒沢学園女(東京)62-60五十市(宮崎)
五十市(宮崎)55-68樟蔭東(大阪)
樟蔭東(大阪)58-52駒沢学園女(東京)
1位樟蔭東2位駒沢学園女3位五十市
Lリーグ
日新(山口)73-78豊野(埼玉)
豊野(埼玉)72-67松山南第二(愛媛)
松山南第二(愛媛)75-57日新(山口)
1位2位3位
Mリーグ
清田(北海道)56-42大阪薫英女学院(大阪)
大阪薫英女学院(大阪)46-74八王子一(東京)
八王子一(東京)49-41清田(北海道)
1位2位3位
Nリーグ
白河中央(福島)72-62東風平(沖縄)
東風平(沖縄)39-71桜(三重)
桜(三重)53-49白河中央(福島)
1位桜2位白河中央3位東風平
Oリーグ
若水(愛知)96-35京都精華女(京都)
京都精華女(京都)40-61玉名(熊本)
玉名(熊本)52-73若水(愛知)
1位若水2位玉名3位京都精華女
Pリーグ
飯山(香川)89-46五位(富山)
五位(富山)45-75竜操(岡山)
竜操(岡山)53-95飯山(香川)
1位2位3位
現時点(19:34)のスコア
IH初出場(取材日記4) 8/1
2011.08.10
福岡第一と延学が貫禄の勝利。決勝は九州対決に
インターハイも残すは2日となりました。
ここまで勝ち進んだ4チーム。観戦する方も感じていると思いますが、
4試合と2試合では見る側も疲れが違います。
集中して観戦できますね。
選手のプレッシャーも今までのプレッシャーとは違うだろうなとも同時に感じました。
この日の朝食はご飯、味噌汁、自家製野菜にごぼうの煮物。
さらにホタテが出ました!豪華です(笑) 実は小さいころ、甲殻アレルギーを持っていましたが
いつの間にか克服し、おいしくいただきました。
さて決勝進出をかけた第1試合は宇都宮工と福岡第一の対戦。

宇都宮工は前日と打って変わって開始から好調でした。
これまで調子の上がらなかった#5安藤貴史、#6内藤聡が活躍し、1Qをリードで終えます。
しかし2Qから福岡第一のディフェンスがよみがえり、
終わってみれば78-56の大勝。2年ぶりの決勝進出を決めました。
この試合、福岡第一#10マリックが宇都宮工#7橋本晃佑をほぼ1人でマッチアップし
抑え込むディフェンス。井手口コーチも手放しにほめていました。
これまで日本に来たセネガル人留学生は、身体能力や高さを生かし
得点やリバウンドを量産する選手が多くいました。
ですが、マリックは献身的ディフェンスやルーズボールに精を出す選手。
その姿は“日系セネガル人”と呼ばれ、井手口コーチが「父親は私です」
と冗談を飛ばすほどです(笑)
また6月の九州大会前に足を負傷し、痛みと戦っていました。
しかしマリックは「男だから痛いなんて言ってられない」とキッパリ(笑)
まさに大和魂を持つ選手です。
一方、宇都宮工はこの負けが今年に入って初めての敗戦。
セネガル人留学生のいるチームとも今年は初対戦で戸惑いもあったようです。
内藤は「1Qは気持ちだけ前にいっていた感じでした。6点しか取れなかった2Qが悔やまれます」
と、試合を振り返ります。
しかしすぐさま気持ちを切り替え、
「ベスト4まできた経験を生かして冬には王者になりたい」再起を目指していました。

またコメントがおもしろかったのが宇都宮工#11佐藤翔耶です。
この日マッチアップした福岡第一#6鵤誠司の印象を聞くと
「強いっす」と一言。
さらに「体格もあってパスもあり卑怯な面も…」
と、初めてのタイプのガードとのマッチアップに手を焼く言葉を残しています。
2試合目は、能代カップの再戦になった延岡学園対沼津中央です。
能代カップでは延岡学園が主力のファウルトラブルに加え、
#14ベンドラメ礼生が後半2得点に抑えられ敗戦しました。
ベンドラメを抑えたのは#4反町駿太。
「これまでベンドラメを抑えることを考えてきました。
スカウティングでもベンドラメしか見ていません」という意気込みよう。

片や沼津中央は#15ソウが抑えられ、パスを受けた日本人選手もシュートを決めきれず、苦しいオフェンス。

能代カップではファウルトラブルに泣いた延学ですが、この日もファウルトラブルに。
#4岩田大輝、バンバ、#7黒木亮が前半で3つのファウルを犯してしまいます。
後半、これまで眠っていた“エース”が目覚めます。
ベンドラメが後半開始からエンジン全開で79-53のスコアで延岡学園が勝利、リベンジを達成。
結果決勝は福岡第一と延岡学園の九州対決、2年前と同一カードになりました。
試合後に3位表彰式が行われましたが、2チームの対称的な表情が印象的でした。
宇都宮工は普段と同じような笑顔と明るい姿が見られました。
先ほども書きましたが、宇都宮工の選手からは試合後でも切り替えの言葉が聞かれました。
ですが沼津中央はうなだれていました。
反町は「何も伝統もないチームにとって3位は誇れる結果です」
と達成感と同時に「(自分より)ベンドラメのほうが上で…すごく悔しい」
この言葉は声を震わせ、涙をこらえながら言葉を絞り出していました。
集合写真を撮っていましたが、他の選手も涙を流し、その悔しさが伝わってきました。
またソウは杉村コーチに対し「すみません」と涙を流しながらもらしたそうです。
それは延学に能代カップで勝っているという自信と、ウインターカップでベスト8入りしたからこそ
“より上を”との気持ちが強かったのでしょう。
それだけにこの敗戦には相当の悔しさがあったことと思います。
「ソウがあれだけ苦しんでいる姿を見たことがなかった。大黒柱の不調がチームに伝染したかな…」
と、杉村コーチもポツリ。でもこの大会で#7鈴木聖也、#11小松京太が台頭し、
今後の成長も注目だと思います。
特に鈴木は2年生のときに試合に出られない、苦しい1年を送りました。
その間「ミドルシュートを自主練習で打ち込んできました」と努力を重ねてきました。
口数は少ない選手でしたが、試合で見せるリバウンドなどガッツのある選手。
練習の賜物のミドルシュートも高確率で沈め、杉村コーチも
「今大会は鈴木がよく頑張ってくれた」
と評価していました。
この閉会式で見せた沼津中央と宇都宮工の表情はインターハイ特有のものだと、
初のインターハイながら感じました。
インターハイのあとは国体、ウインターカップとリベンジを果たせる機会があります。
「まだ次もある」という気持ちが宇都宮工の“笑顔”と沼津中央の“涙”に凝縮されていました。
リベンジに対するそれぞれの形。
勝ち負けだけでなく選手の表情やコメントも大会によって様変わりすることを改めて学びました。
この日は昼すぎに試合が終わり、昼食後に決勝を戦う延学と福岡第一のコーチと選手に取材をしました。
延学・北郷コーチには6年前の初優勝からのチームを振り返ってもらいました。
ん? 違いますね。北郷コーチが自身で回想していました(笑)
ただこれまでを振り返り、北郷コーチは今年のチームを“まじめ”と評価します。
確かに僕も選手の話を聞き、とてもまじめで少し硬派なイメージを受けました。
また黒木は試合中こそいぶし銀の活躍を見せますが、
話を聞くと自分の考えを瞬時に組み立て言葉にしていました。
その言葉も「なるほど」と思わせるような的確なものでした。
積極的な攻めを見せるベンドラメも試合が終われば、とてもおとなしく冷静に話を進めます。
プレイ中とのギャップを味わえるのも、取材でしかできない経験です。
特にいつも取材をしている大学生よりも高校生にその傾向が見られました。
話は戻り、チームについて…。北郷コーチは、九州チャンピオンとして臨んだ昨年のインターハイで、
3回戦敗退をした苦い経験が大きかったと加えます。
「昨年の経験があり、今年は2、3回戦で慎重に入りました。少し怖かった部分も」
と、岩田も口を揃えていました。
しかし明日が決勝だというのに「落ちついているな~」と感じました。
やはり慣れていますね。取材をしている自分のほうこそ初出場で経験がないですから(笑)
テレビや会場ではそんなことは感じることができないので、
決勝前日の選手を見られたことも初出場でしかできない経験でした。
ここでおもしろいことが。前日の試合直後バンバに話を聞いたのですが、
試合直後ということもあり、超ハイテンションでした。
「この選手、とてもファンキーだな」と思って話を聞いていました。
ですが今日は宿舎だったので、ハイテンションから一転声が小さくおとなしく(笑)
疲れていたのでしょうか? 隣で必死にバンバの代弁する#10岡本飛竜も困っていました。
次は福岡第一です。こちらも落ちついていました。
延岡学園との対戦は2月の九州新人戦、3月の沖縄カップ、6月の九州大会で今回が4回目になります。
これまでの対戦はけが人がいたこともあり、福岡第一はいまだ勝利がありません。井手口コーチは
「初めてメンバーが揃った状態で延岡学園と対戦する。やってみたらどうなるかですね」
と、少し慎重な見方を。
山口は「ずっと負けている相手。次は負けたくない」と意気込みが感じられました。
福岡第一は鵤がガードにコンバートしたことに目が行きがちですが、
#7田中光も今年から4番ポジションから3番にコンバート。
3番になったことで苦労したのは「ボールのもらい方と外角シュート」と話します。
しかし「経験と思い切りのあるプレイを心がけ克服してきました」
田中は2年前のインターハイ優勝、その年と昨年のウインターカップ準優勝を主力として経験しています。
いわば福岡第一のこの3年間の酸いも甘いも味わっている選手。
今大会は不調ではありますが、これまでの大舞台の経験を生かしてほしいです。
取材後はBUBUさんとようたさんの大先輩ライターのお二方と食事を。
食事をしながらバスケの話をしたり取材の仕方を教えていただきました。
自分は取材をしはじめてまだ1年。まだまだです!
明日はついに最終日。今年4度目の九州対決で福岡第一が初勝利となるか?
はたまた延岡学園の4連勝となるか?
また女子の決勝を見られるかな?と思いながら寝ました。
インターハイも残すは2日となりました。
ここまで勝ち進んだ4チーム。観戦する方も感じていると思いますが、
4試合と2試合では見る側も疲れが違います。
集中して観戦できますね。
選手のプレッシャーも今までのプレッシャーとは違うだろうなとも同時に感じました。
この日の朝食はご飯、味噌汁、自家製野菜にごぼうの煮物。
さらにホタテが出ました!豪華です(笑) 実は小さいころ、甲殻アレルギーを持っていましたが
いつの間にか克服し、おいしくいただきました。
さて決勝進出をかけた第1試合は宇都宮工と福岡第一の対戦。

宇都宮工は前日と打って変わって開始から好調でした。
これまで調子の上がらなかった#5安藤貴史、#6内藤聡が活躍し、1Qをリードで終えます。
しかし2Qから福岡第一のディフェンスがよみがえり、
終わってみれば78-56の大勝。2年ぶりの決勝進出を決めました。
この試合、福岡第一#10マリックが宇都宮工#7橋本晃佑をほぼ1人でマッチアップし
抑え込むディフェンス。井手口コーチも手放しにほめていました。
これまで日本に来たセネガル人留学生は、身体能力や高さを生かし
得点やリバウンドを量産する選手が多くいました。
ですが、マリックは献身的ディフェンスやルーズボールに精を出す選手。
その姿は“日系セネガル人”と呼ばれ、井手口コーチが「父親は私です」
と冗談を飛ばすほどです(笑)
また6月の九州大会前に足を負傷し、痛みと戦っていました。
しかしマリックは「男だから痛いなんて言ってられない」とキッパリ(笑)
まさに大和魂を持つ選手です。
一方、宇都宮工はこの負けが今年に入って初めての敗戦。
セネガル人留学生のいるチームとも今年は初対戦で戸惑いもあったようです。
内藤は「1Qは気持ちだけ前にいっていた感じでした。6点しか取れなかった2Qが悔やまれます」
と、試合を振り返ります。
しかしすぐさま気持ちを切り替え、
「ベスト4まできた経験を生かして冬には王者になりたい」再起を目指していました。

またコメントがおもしろかったのが宇都宮工#11佐藤翔耶です。
この日マッチアップした福岡第一#6鵤誠司の印象を聞くと
「強いっす」と一言。
さらに「体格もあってパスもあり卑怯な面も…」
と、初めてのタイプのガードとのマッチアップに手を焼く言葉を残しています。
2試合目は、能代カップの再戦になった延岡学園対沼津中央です。
能代カップでは延岡学園が主力のファウルトラブルに加え、
#14ベンドラメ礼生が後半2得点に抑えられ敗戦しました。
ベンドラメを抑えたのは#4反町駿太。
「これまでベンドラメを抑えることを考えてきました。
スカウティングでもベンドラメしか見ていません」という意気込みよう。

片や沼津中央は#15ソウが抑えられ、パスを受けた日本人選手もシュートを決めきれず、苦しいオフェンス。

能代カップではファウルトラブルに泣いた延学ですが、この日もファウルトラブルに。
#4岩田大輝、バンバ、#7黒木亮が前半で3つのファウルを犯してしまいます。
後半、これまで眠っていた“エース”が目覚めます。
ベンドラメが後半開始からエンジン全開で79-53のスコアで延岡学園が勝利、リベンジを達成。
結果決勝は福岡第一と延岡学園の九州対決、2年前と同一カードになりました。
試合後に3位表彰式が行われましたが、2チームの対称的な表情が印象的でした。
宇都宮工は普段と同じような笑顔と明るい姿が見られました。
先ほども書きましたが、宇都宮工の選手からは試合後でも切り替えの言葉が聞かれました。
ですが沼津中央はうなだれていました。
反町は「何も伝統もないチームにとって3位は誇れる結果です」
と達成感と同時に「(自分より)ベンドラメのほうが上で…すごく悔しい」
この言葉は声を震わせ、涙をこらえながら言葉を絞り出していました。
集合写真を撮っていましたが、他の選手も涙を流し、その悔しさが伝わってきました。
またソウは杉村コーチに対し「すみません」と涙を流しながらもらしたそうです。
それは延学に能代カップで勝っているという自信と、ウインターカップでベスト8入りしたからこそ
“より上を”との気持ちが強かったのでしょう。
それだけにこの敗戦には相当の悔しさがあったことと思います。
「ソウがあれだけ苦しんでいる姿を見たことがなかった。大黒柱の不調がチームに伝染したかな…」
と、杉村コーチもポツリ。でもこの大会で#7鈴木聖也、#11小松京太が台頭し、
今後の成長も注目だと思います。
特に鈴木は2年生のときに試合に出られない、苦しい1年を送りました。
その間「ミドルシュートを自主練習で打ち込んできました」と努力を重ねてきました。
口数は少ない選手でしたが、試合で見せるリバウンドなどガッツのある選手。
練習の賜物のミドルシュートも高確率で沈め、杉村コーチも
「今大会は鈴木がよく頑張ってくれた」
と評価していました。
この閉会式で見せた沼津中央と宇都宮工の表情はインターハイ特有のものだと、
初のインターハイながら感じました。
インターハイのあとは国体、ウインターカップとリベンジを果たせる機会があります。
「まだ次もある」という気持ちが宇都宮工の“笑顔”と沼津中央の“涙”に凝縮されていました。
リベンジに対するそれぞれの形。
勝ち負けだけでなく選手の表情やコメントも大会によって様変わりすることを改めて学びました。
この日は昼すぎに試合が終わり、昼食後に決勝を戦う延学と福岡第一のコーチと選手に取材をしました。
延学・北郷コーチには6年前の初優勝からのチームを振り返ってもらいました。
ん? 違いますね。北郷コーチが自身で回想していました(笑)
ただこれまでを振り返り、北郷コーチは今年のチームを“まじめ”と評価します。
確かに僕も選手の話を聞き、とてもまじめで少し硬派なイメージを受けました。
また黒木は試合中こそいぶし銀の活躍を見せますが、
話を聞くと自分の考えを瞬時に組み立て言葉にしていました。
その言葉も「なるほど」と思わせるような的確なものでした。
積極的な攻めを見せるベンドラメも試合が終われば、とてもおとなしく冷静に話を進めます。
プレイ中とのギャップを味わえるのも、取材でしかできない経験です。
特にいつも取材をしている大学生よりも高校生にその傾向が見られました。
話は戻り、チームについて…。北郷コーチは、九州チャンピオンとして臨んだ昨年のインターハイで、
3回戦敗退をした苦い経験が大きかったと加えます。
「昨年の経験があり、今年は2、3回戦で慎重に入りました。少し怖かった部分も」
と、岩田も口を揃えていました。
しかし明日が決勝だというのに「落ちついているな~」と感じました。
やはり慣れていますね。取材をしている自分のほうこそ初出場で経験がないですから(笑)
テレビや会場ではそんなことは感じることができないので、
決勝前日の選手を見られたことも初出場でしかできない経験でした。
ここでおもしろいことが。前日の試合直後バンバに話を聞いたのですが、
試合直後ということもあり、超ハイテンションでした。
「この選手、とてもファンキーだな」と思って話を聞いていました。
ですが今日は宿舎だったので、ハイテンションから一転声が小さくおとなしく(笑)
疲れていたのでしょうか? 隣で必死にバンバの代弁する#10岡本飛竜も困っていました。
次は福岡第一です。こちらも落ちついていました。
延岡学園との対戦は2月の九州新人戦、3月の沖縄カップ、6月の九州大会で今回が4回目になります。
これまでの対戦はけが人がいたこともあり、福岡第一はいまだ勝利がありません。井手口コーチは
「初めてメンバーが揃った状態で延岡学園と対戦する。やってみたらどうなるかですね」
と、少し慎重な見方を。
山口は「ずっと負けている相手。次は負けたくない」と意気込みが感じられました。
福岡第一は鵤がガードにコンバートしたことに目が行きがちですが、
#7田中光も今年から4番ポジションから3番にコンバート。
3番になったことで苦労したのは「ボールのもらい方と外角シュート」と話します。
しかし「経験と思い切りのあるプレイを心がけ克服してきました」
田中は2年前のインターハイ優勝、その年と昨年のウインターカップ準優勝を主力として経験しています。
いわば福岡第一のこの3年間の酸いも甘いも味わっている選手。
今大会は不調ではありますが、これまでの大舞台の経験を生かしてほしいです。
取材後はBUBUさんとようたさんの大先輩ライターのお二方と食事を。
食事をしながらバスケの話をしたり取材の仕方を教えていただきました。
自分は取材をしはじめてまだ1年。まだまだです!
明日はついに最終日。今年4度目の九州対決で福岡第一が初勝利となるか?
はたまた延岡学園の4連勝となるか?
また女子の決勝を見られるかな?と思いながら寝ました。
2011滋賀全中への道 (8/14現在) 予選リーグ組み合わせ決定
2011.08.09
これまで、順次各地区の結果を随時更新してきました。
全代表も確定、予選リーグの組み合わせが決定しています。
また、インターハイ初取材日記は、このあとのエントリーとします。
以降は来週となりますが、ご覧ください。
BUBU
例年、中体連HPは直前にならないとわからない部分も多く、皆様からの情報もお待ちしています。
ご協力よろしくお願いいたします。
2011滋賀全中公式サイト
http://zenchu.jabba-net.com/2011/
滋賀全中公式サイト
男子予選リーグ組み合わせ
男子予選リーグ組み合わせ
http://zenchu.jabba-net.com/2011/boy_league.html
女子予選リーグ組み合わせ
女子予選リーグ組み合わせ
http://zenchu.jabba-net.com/2011/girl_league.html
滋賀全中お知らせ・試合速報ブログ
http://zenchu.shiga-saku.net/
http://zenchu.shiga-saku.net/
期日 8月19日~21日
会場 野洲市総合体育館、滋賀県立体育館、守山市民体育館
立命館守山中学校体育館、あづちマリエート
【北海道】8月5日~7日@千歳
http://hokkaido.jabba-net.com/jhs/chutairen/11zendo/index.html
携帯速報 http://www.hokkaido.jabba-net.com/jhs/k.html
組み合わせ
男子 http://hokkaido.jabba-net.com/jhs/chutairen/11zendo/tournament_m.html
女子 http://hokkaido.jabba-net.com/jhs/chutairen/11zendo/tournament_w.html
※決勝戦が8月12日午後4時よりテレビ放映
男子 1東海大四 2江別二 3千歳北斗、札幌北白石
女子 1札幌清田 2江別大麻東 3函館深堀、美幌北
【東 北】8月8日~10日@秋田県三種町・能代市二ツ井
特設サイト http://akita.jabba-net.com/jhs-tohoku2011/index.html
組み合わせ http://akita.jabba-net.com/jhs-tohoku2011/jhs-tohoku-kumi2011.pdf
速報サイト http://tohoku2011.masa-mune.jp/index.html
男子 1津軽 2金井 3平鹿、一関
女子 1白河中央 2八乙女 3泉、城南
青森 7月24日~25日@三沢総合体育館、おいらせ町民交流センター
組み合わせ http://aomori.jabba-net.com/junior/kaki/kaki23.pdf
男子 1津軽 2十和田 3八戸三、藤崎
女子 1大深内 2弘前大附 3中沢、田舎館
岩手 7月16日~18日@一関市
組み合わせ 男子 http://iwate.jabba-net.com/jhs/doc/h23/soutai/man_kumiawase.pdf
女子 http://iwate.jabba-net.com/jhs/doc/h23/soutai/woman_kumiawase.pdf
結果 http://aomori.jabba-net.com/junior/kaki/kaki23r.pdf
男子 1一関 2北陵 3山目、石鳥谷
女子 1石鳥谷 2盛岡白百合 3北陵、大野
秋田 結果 http://akita.jabba-net.com/game/ken/keka/jhs/soutai-11-kati.pdf
男子 1平賀 2秋田西 3飯島、八竜
女子 1城南 2泉 3桜、将軍野
山形 7月23日~24日@南陽市民体育館、南陽高体育館
組み合わせ http://yamagata.jabba-net.com/pdf/tyuugaku/2011tyuutairennkumiawase.pdf
結果 http://www.web-bank.jp/php/cyutairen/h23/basketball3.pdf
男子 1金井 2山形六 3河北、赤湯
女子 1余目 2米沢七 3上山南、東根一
宮城 7月24日~25日@仙台市
組み合わせ http://www.h3.dion.ne.jp/~miyagich/kumiawase/H23/11-basketball-kumiawase.pdf
男子 1郡山 2東北学院 3亘・山下、長町
女子 1八乙女 2桜丘 3蛇田、成田
福島 7月22日~24日@伊達市梁川中体育館、伊達中体育館
結果 http://www17.plala.or.jp/iwaki-basket/result.html
男子 1信陵 2若松三 3中央台北、赤井
女子 1白河中央 2桜の聖母学院 3鏡石、桃陵
【関東】8月7日~9日@埼玉県さいたま市記念総合体育館
特設サイト http://saitama.kanto-jhs-bc.info/outline.html
携帯速報 http://saitama.kanto-jhs-bc.info/mobile/index.html
組み合わせ
男子 http://chiba.jabba-net.com/jhs07/h23kantokumiawase_m.pdf
女子 http://chiba.jabba-net.com/jhs07/h23kantokumiawase_w.pdf
男子 1上尾大石 2実践学園 3横須賀学院、石神井西
女子 1駒澤学園女 2八王子一 3豊野、埼玉栄
栃木 7月28日~30日@西方町総合文化体育館他
組み合わせ http://tochigi.jabba-net.com/jhs/soutai2011.pdf
結果 http://tochigi.jabba-net.com/jhs/soutai2011_result.pdf
男子 1足利西 2小山城南 3陽西、間々田
女子 1陽南 2南河内二 3陽西、雀宮
群馬 7月29日~31日@太田市新田エアリスアリーナ他
組み合わせ http://www.gunma.jabba-net.com/jhs/data/p23303.pdf
結果 http://www.gunma.jabba-net.com/jhs/data/p23403.pdf
男子 1中尾 2群馬南 3沼田東、沼田西
女子 1桜木 2境野 3箕郷、板倉
2位までが関東大会へ
茨城 7月23日~25日@稲敷市江戸崎体育館他
結果 http://www.ibarakibasketball.com/jhs/jhs_web/sotai/H23aotai/H23sotairesult.html
男子 1藤代南 2新利根 3緑岡、土浦二
女子 1豊里 2守谷 3美野里、岩間
埼玉 7月19日~26日@春日部市総合体育館、さいたま市記念総合体育館
男子 1大石 2志木 3南古谷、豊野
女子 1豊野 2埼玉栄 3山口、志木
千葉 7月28日~30日@千葉県総合スポーツセンター他
組み合わせ http://chiba.jabba-net.com/jhs07/h23soutaikumiawase.pdf
結果 http://chiba.jabba-net.com/jhs07/h23soutaikekka.pdf
男子 1八千代松陰 2葛飾 3辰巳台、柏三
女子 1昭和学院 2習志野七 3船橋、有秋
東京 7月24日~31日@駒澤体育館他
組み合わせ http://tokyo.jabba-net.com/jhs/Sensyuken/sensyuken_2011/files/sensyuken_2011_maching.pdf
結果 http://tokyo.jabba-net.com/jhs/Sensyuken/sensyuken_2011/images/2011_sensyuken_result.pdf
男子 1実践学園 2京北 3石神井西、深川一
女子 1八王子一 2駒澤学園女 3東京成徳大、八雲学園
神奈川 7月28日~31日@ひらつかアリーナ他
中体連 http://kanagawa.jabba-net.com/jhs/
組み合わせ http://kanagawa.jabba-net.com/jhs/kyougi/2011kanagawasummertotyuu.pdf
結果 http://kanagawa.jabba-net.com/jhs/kyougi/2011kanagawasummertotyuu.pdf
男子 1横須賀学院 2平戸 3長井 4南が丘
女子 1横浜山手 2太洋 3南希望が丘 4中和田
山梨 7月26日~29日@小瀬スポーツ公園体育館他
組み合わせ
男子 http://www.kai.ed.jp/chubaske/h23soutaikumiawasem.xls
女子 http://www.kai.ed.jp/chubaske/h23soutaikumiawasew.xls
結果
男子 http://www.kai.ed.jp/chubaske/h23soutaikekkam.pdf
女子 http://www.kai.ed.jp/chubaske/h23soutaikekkaw.pdf
男子 1山梨北 2敷島 3吉田 4浅川
女子 1吉田 2富士学苑 3櫛形 4下吉田
【北信越】8月4日~5日@富山ありそドーム、朝日サンりーナ
組み合わせ http://www.tym.ed.jp/c21/download/yoko/H23hokusinetubaskettyuusen.pdf
結果 http://www.tabba.org/junior/h23/h23hokushinnetsu01.pdf
男子 1布水 2本丸 3鳥屋野、西南部
女子 1山の下 2五位 3猿橋、早月
新潟 7月26日~27日@新発田市カルチャーセンター他
組み合わせ http://www8.ocn.ne.jp/~nabba/schedule/h23-jh-kennsoutai.pdf
結果 http://www8.ocn.ne.jp/~nabba/database/db2011-12/h23-jh-kennsoutai.pdf
男子 1鳥屋野 2本丸 3横越 4柏崎三
女子 1山の下 2新発田一 3猿橋 4城西
石川 7月23日~24日@七尾市総合体育館、中島体育館
組み合わせ http://ishikawa.jabba-net.com/junior/info/h23/110704.pdf
結果 http://ishikawa.jabba-net.com/junior/result/h23/110726.pdf
男子 1布水 2西南部 3北鳴 4鳴和
女子 1七尾東部 2浅野川 3辰口 4津幡南
3位までが北信越へ
富山 7月16日~17日@魚津ありそドーム他
結果 http://www.tabba.org/junior/h23/h23kensougou_1.pdf
男子 1上市 2志貴野 3奥田 4出町
女子 1五位 2高陵 3新湊西部 4早月
福井 7月24日~25日@トリムパークかなづ、松岡中体育館
組み合わせ http://www.fukui.jabba-net.com/jhs/taikai/H23natu.pdf
結果 http://www.fukui.jabba-net.com/jhs/taikai/h23natukekka.pdf
男子 1春江 2灯明寺 3松岡 4大東
女子 1春江 2明道 3灯明寺 4松陵
3位までが北信越へ
長野 7月16日~17日@長野運動公園総合体育館
結果(PDF)
男子 1川中島 2伊那松川 3伊那東部 4岡谷西
女子 1春富 2箕輪 3山陽 4中野平
【東 海】8月6日~7日@愛知県名古屋市稲永スポーツセンター
組み合わせ http://aichi.jabba-net.com/jhs/23soutai/toukai.pdf
結果 http://sbba.beblog.jp/blog/cat22503/index.html
男子 1静岡大成 2岩成台 3橋北 4大垣東
女子 1若水 2桜 3常葉学園 4藤浪
静岡 7月28日~30日@富士川体育館他
組み合わせ http://sbba.beblog.jp/blog/2011/07/728-730-1231.html
結果 http://tochigi.jabba-net.com/jhs/soutai2011.pdf
男子 1静岡大成 2豊田 3加藤学園曉秀、富士宮一
女子 1東海大翔洋 2常葉学園 3新居、開誠館
愛知 7月30日~8月1日@千種スポーツセンター
結果 http://aichi.jabba-net.com/jhs/23soutai/ken.pdf
男子 1岩成台 2城北 3六ツ美北、甚目寺
女子 1若水 2藤浪 3長久手、長良 2位までが東海大会へ
岐阜 8月1日~2日@飛騨高山ビッグアリーナ他
組み合わせ http://gifu.jabba-net.com/jhs/2011/1_data/07_summer/0_ken/3_kumiawase/ken_kumiawase.pdf
結果
男子 http://gifu.jabba-net.com/jhs/2011/1_data/07_summer/0_ken/4_result/kekka%20boys2.pdf
女子 http://gifu.jabba-net.com/jhs/2011/1_data/07_summer/0_ken/4_result/kekka%20girls2.pdf
男子 1大垣東 2蘇南 3垂井北、下呂
女子 1大垣東 2日枝 3中山、高田
三重 7月28日~30日@サンアリーナ
組み合わせ http://mie.jabba-net.com/jhs/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=FrontPage&file=2011kensotai%2Epdf&action=ATTACH
結果 http://mie.jabba-net.com/jhs/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=FrontPage&file=2011kensotai%5Fkekka%2Epdf&action=ATTACH
男子 1橋北 2城田 3桔梗が丘、朝明
女子 1桜 2朝明 3鎌田、神戸
【近 畿】8月8日~9日@ハンナリーズアリーナ、京都市市民スポーツ会館
組み合わせ http://kyoto.jabba-net.com/jhs/H23/summer/23kinki-8-2.pdf
8日の結果 http://kyoto.jabba-net.com/jhs/H23/summer/23kinki-8-8-2.pdf
男子 1玉川 2中主 3山科 4培良
女子 1樟蔭東 2大阪薫英女学院 3京都精華女 4光明
滋賀 7月27日~28日@野洲市総合体育館、あづちマリエール
組み合わせ
男子 http://shiga.jabba-net.com/jhs/file/2010_11/2011summer_boy.pdf
女子 http://shiga.jabba-net.com/jhs/file/2010_11/2011summer_girl.pdf
結果
男子 http://shiga.jabba-net.com/jhs/file/2010_11/2011summer_boy.pdf
女子 http://shiga.jabba-net.com/jhs/file/2010_11/2011summer_girl.pdf
男子 1守山南 2玉川 3中主 4秦荘
女子 1甲西北 2守山南 3真野 4中主滋賀 7月27日~28日@野洲市総合体育館、あづちマリエール
京都 7月29日~30日@舞鶴文化公園体育館他
組み合わせ http://kyoto.jabba-net.com/jhs/H23/summer/23summer-pref-7-29.pdf
結果 http://kyoto.jabba-net.com/jhs/H23/summer/23summer-pref-7-30.pdf
男子 1培良 2山科 3東輝、大枝
女子 1京都精華女 2西ノ京 3中京、大枝
大阪
予選トーナメント結果
男子 http://osaka.jabba-net.com/jhs/H23/H23sub.pdf
女子 http://osaka.jabba-net.com/jhs/H23/H23sug.pdf
決勝リーグ結果 http://osaka.jabba-net.com/jhs/H23/H23suchuou.pdf
男子 1和泉 2三稜 3真住 4上小阪
女子 1樟蔭東 2大阪薫英女学院 3羽衣学園 4美木多
2位まで近畿大会へ
兵庫 7月29日~30日@アメニス城山公園他
組み合わせ http://www.hyogo-jhs-basketball.com/kentaikai/kekka/soutai/kensoutai11-doro.pdf
結果 http://www.hyogo-jhs-basketball.com/kentaikai/kekka/soutai/kensoutai11-score.pdf
男子 1塚口 2高須 3星陵台、井吹台
女子 1夙川学院 2中央 3山手、梁瀬
和歌山 7月28日~29日@和歌山県立橋本体育館
http://wakayama.jabba-net.com/jhs/H23_2011/H23_soutai_kumi.pdf
結果 http://wakayama.jabba-net.com/jhs/H23_2011/H23_soutai_kekka1.pdf
男子 1貴志川 2西浜 3耐久、海南三
女子 1上富田 2明洋 3西和、西浜
奈良 7月21日~27日@県立橿原体育館他
組み合わせ http://nara.jabba-net.com/jhs/2011/11soutai.pdf
結果 http://nara.jabba-net.com/jhs/11soutai6.pdf
男子 1三笠 2平城東 3天理西 4大成
女子 1光明 2橿原 3三笠 4畝傍
2位までが近畿大会へ
【中 国】8月6日~8日@鳥取県民体育館
http://www.torisupo.com/c-basketball/
結果 http://www.torisupo.com/c-basketball/files/2011/08/df91ca8a02f219636a8b35a2493475e4.pdf
男子 1島根 2白岳 3国泰寺、鳥取北
女子 1日新 2竜操 3長府、松江二
岡山 7月22日~24日@きびじアリーナ他
結果 http://www.geocities.jp/okayamajhsbb/h23kakikenkekka3.pdf
男子 1旭東 2玉島北 3芳泉 4福田
女子 1竜操 2就実 3津山西 4北陵
2位までが中国大会へ
広島 7月25日~26日@広島市
結果 http://www.sportsonline.jp/habba/files/第41回県大会最終結果.pdf
男子 1国泰寺 2白岳 3五日市観音、駅家南
女子 1古田 2府中 3白岳、広中央
鳥取 7月23日~24日@淀江町体育館、岸本町体育館
結果 http://www.torisupo.net/rental/pdf/1104.pdf
男子 1倉吉東 2後藤ヶ丘 3高草、倉吉西
女子 1境港二 2桜ヶ丘 3中央、境港三
島根 7月22日~24日@出雲市県立浜山体育館
組み合わせ
男子 http://www.shimane-basket.com/DL/h23_sougou_c_d.pdf
女子 http://www.shimane-basket.com/DL/h23_sougou_c_j.pdf
結果 http://www.shimane-basket.com/DL/h23_sougou_c_kekka.pdf
男子 1島根 2松江四 3松江三、湖南
女子 1松江二 2湖東 3松江三、松徳学院
山口 7月21日~23日@下関市体育館他
結果 http://blog.goo.ne.jp/yjhsbb/
男子 1長成 2末武 3右田、国府
女子 1日新 2長府 3高千帆、国府
【四 国】8月6日~7日@南国市立スポーツセンター
組み合わせ http://www5c.biglobe.ne.jp/~kabbajhs/h23data/h23shikokut.pdf
結果 http://www.ehimejpa.com/result/2011/shikoku/3.pdf
男子 1高知 2香東 3久米、八万
女子 1飯山 2松山南二 3小松島、川之江南
徳島 7月16日~18日@:アミノバリューホール
組み合わせ http://tokushima.jabba-net.com/pdf/h23-soutai-chugaku-kumiawase.pdf
結果
男子 http://tokushima.jabba-net.com/pdf/h23-soutai-chugaku-kessho-boy.pdf
女子 http://tokushima.jabba-net.com/pdf/h23-soutai-chugaku-kessho-girl.pdf
男子 1八万 2高浦 3藍住 4加茂名
女子 1小松島 2石井 3津田 4牟岐
香川 7月24日~26日@善通寺市民体育館
組み合わせ http://www5c.biglobe.ne.jp/~kabbajhs/h23data/h23soutait.pdf
結果 http://www.geocities.jp/natupapa612/23.7.26.tyugakusoutai.kagawa.26.pdf
男子 1香東 2丸亀東 3三木、善通寺東
女子 1飯山 2一宮・鶴尾 3国分寺、三木
愛媛 7月22日~24日@コミニュティセンター体育館他
結果 http://ehimejpa.com/result/2011/sohtai/basketball.pdf
男子 1久米 2雄新 3拓南、旭
女子 1松山南二 2川之江南 3松山東、新居浜東
高知 7月23日~25日@春野総合体育館
組み合わせ http://www.kochinet.ed.jp/kochi-jtaiiku/65kumiawasebasuket.pdf
結果 http://www.kochinet.ed.jp/kochi-jtaiiku/65kentaikekka/65kentaibasket25.pdf
男子 1高知 2高知学芸 3西部 4高知大教育学部附
女子 1高知南 2番長 3北陵 4横浜
【九 州】8月4日~7日@沖縄県総合運動公園体育館他
組み合わせ(台風の影響で日程が順延)
http://okinawabba.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2011/08/dai41kaikyuusyuutaikai112.pdf
速報 http://okinawabba-soku.seesaa.net/
男子 1西福岡 2筑紫野 3別府北部 4小ヶ倉
女子 1玉名 2東風平 3五十市 4筑紫野南
福岡 7月30日~31日@福岡工大体育館他
組み合わせ http://www.fabba-net.com/23/jhs/kentaikai-natsu.pdf
結果 http://www.fabba-net.com/23/jhs/kentaikai-natsu.pdf
男子 1西福岡 2筑紫野 3秋月、津屋崎
女子 1筑紫野南 2南小倉 3大川、折尾
佐賀 7月29日~30日@白石社会体育館他
結果 http://saga.jabba-net.com/jhs/data/H23/23tyutairen-kekka.pdf
男子 1江北 2城南 3諸富、城西
女子 1成章 2城北 3鍋島、昭栄
長崎 7月23日~25日@長崎県立総合体育館他
組み合わせ http://www.nabba.jp/scdle/h23/jhs/pref/chusoutai.pdf
結果 http://www.nabba.jp/rslt/jh/h23/pref/chusoutai.pdf
男子 1小ヶ倉 2西大村 3真城 4相浦
女子 1北諫早 2布津 3光海 4純心女
大分 7月27日~29日@県総合体育館
組み合わせ
男子 http://www.obba.jp/pdf/h23jrhighsotai-b.pdf
女子 http://www.obba.jp/pdf/h23jrhighsotai-g.pdf
結果
男子 http://www.obba.jp/pdf/h23jrhighsotai-b.pdf
女子 http://www.obba.jp/pdf/h23jrhighsotai-g.pdf
男子 1別府北部 2上野ヶ丘 3大分大附、中津
女子 1鶴崎 2豊陽 3青山、大東
熊本 7月23日~24日@熊本市総合体育館他
結果 http://www.geocities.jp/kumamotobasket/kekka.html
男子 1西合志南 2荒尾海陽 3鹿南、五霊
女子 1玉名 2帯山 3竜北、錦ヶ丘
宮崎 7月24日~26日@宮崎市総合体育館他
組み合わせ http://miyazaki.jabba-net.com/databox/koho/23jhs/20110725kumi.pdf
結果 http://miyazaki.jabba-net.com/databox/jimukyoku/2011jimukyoku/20110718.pdf
男子 1小林 2土々呂 3檍 4宮崎大附
女子 1五十市 2庄内 3国光原 4南
鹿児島 7月27日~29日@サンアリーナせんだい
組み合わせ http://dl.dropbox.com/u/22226543/11_jhsoutai.pdf
男子 1明和 2緑丘 3坂元 4清水
女子 1鹿児島純心 2神村学園 3坂元 4緑丘
2位までが九州大会へ
沖縄 7月22日~24日@中頭地区
結果 http://okinawabba.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2011/06/kentaikaikakitounamento11.pdf
速報 http://kings.ti-da.net/
男子 1北谷 2宮里 3古蔵 4コザ
女子 1東風平 2コザ 3高江洲 4仲井真
2位までが九州大会へ
開催地
男子 守山南
女子 甲西北
IH初出場(取材日記3) 7/31
2011.08.08
ベスト4をかけた戦いは“経験”がキーワード
7月31日、大会4日目。
まさか7月の最後を能代で過ごすとは思いもしませんでした(笑)
この日の朝はご飯、味噌汁、鮭、とろろ、自家製野菜、メロン。豪華でした。
そして食事を食べながら前日の夜に引き続き能代工の愚痴を聞きました(笑)
能代市総合体育館ではこの日から一面のメインコートに。
第1試合は初のベスト8に進出した宇都宮工と洛南の対戦です。
「関東大会でメインコートの経験はあるけど、インターハイでは独特でした」
と宇都宮工#7橋本晃佑が振り返ったとおり、何度も全国の舞台でメインコートで
試合をしている洛南には“経験”がありました。
その経験を前に序盤、宇都宮工は固さがありましたが徐々にリズムをつかんでいきます。
後半からは一進一退の攻防が続き、宇都宮工は橋本と#4稲葉泰嗣を中心に、
洛南は#9伊藤達哉がトリッキーなプレイで会場を沸かせます。
そして同点で迎えた試合時間残り15秒、ボールを託されたのは橋本です。
『ダメもとで打った』というスリーでしたが
「俺が決めるしかない」と意を決して放ったシュート。
これが残り0.4秒でリングイン、劇的な幕切れで宇都宮工が初のベスト4に駒を進めました。

最後のスリーを決めた橋本ですが、大会を通してインサイドプレイに徹するプレイが見られます。
ドライブもスリーもできる選手だけに、どうしてもいろんなプレイをしたくなるところ。
しかし
「去年のウインターカップ1回戦負けから、インサイドを徹底してきました。
やるのは自分しかいないですから」
と、悔しさと責任感が橋本を強くさせました。
続く3試合では沼津中央、延岡学園、福岡第一が勝利し、ベスト4進出を決めました。
沼津中央と延岡学園は能代カップで能代市総合体育館のメインコートを経験しています。
特に今年の能代カップで優勝している沼津中央#4反町駿太からは
「ホームコートのように思えた」
との言葉を聞き、能代カップの大会としての位置づけを改めて感じました。
この日は沼津中央、前橋育英の宿舎におじゃまさせていただきました。
特に沼津中央・反町が持っていた思いとエピソードが非常に印象深かったです。
反町は「全国大会で初めていい状態で入れました」といいます。
というのもチームは#15シェリフ・ソウの力が大きく、
練習でもソウと他の選手の取り組む意識にずれが生じることがあったようです。
しかし今の3年生はチームが強化を始めた最初の学年。
勝っていくことで徐々にチームは一つになり、大会前に3年生7人でバーベキューをしたことが
コミュニケーションを深める上で大きかったようです。
「伝統がなく、ゼロからスタートしたチーム。最初は県大会すら行けなかったチームが
日本一に手が届くところまできました。このチームで主将をしているのは誇りに思いますし、
3年生が一つになって優勝したい」
と、これまで紆余屈折があったチームに手ごたえを感じていました。
今大会沼津中央のチームウェアの背中には『がんばれ東北』の文字がありました。
さらに杉村コーチのはからいで能代入りする前に宮城県石巻市を訪れましたそうです。
石巻市は前日も取り上げた東北学院#4阿部翔太の出身地で、
津波の被害が特に大きかった地でもあります。
そこで町を高台から一望できる場所から全員で惨状を見ました。

「言葉に出ず、今まで見たことのない世界が広がっていて…」
と、選手たちは約30分間、目にうつる光景をただ見つめるだけでした。
同時に感じたのは“バスケができる喜び”。その思いがプレイに表れたようです。
また反町個人も特別な思いを持っていました。
「本丸中の元チームメイトとの試合は嬉しいし、燃えます」
反町のいた本丸中は3年前、地元新潟全中で優勝しました。
当時の主力メンバーは明成藤井祐希、モントロスクリスチャン富樫勇樹、福岡第一#7田中光、
能代工#6溝坂太成、八王子#4平川啓太郎
そして反町とそうそうたる面々です。
ともに全国優勝を果たした仲間たち。今も交流は続いており、それぞれの活躍が刺激になると言います。
しかし今大会は当時の主力メンバーの中で、明成の藤井が出場できませんでした。
「明成が負けたときは悔しかった。今回明成に勝った東北学院に、3回戦で勝ったので借りを返せました」
と仲間への思いを胸に戦いました。そして決勝に進めば田中のいる福岡第一と対戦します。
続いて訪問した前橋育英は選手、学生スタッフに“安西イズム”が浸透していました。
これについては、BUBUさんが別途書くようです。



チームをまとめる主将の#4木村啓太郎はかなりのまじめで硬派な性格。普段の学校生活もまじめに
取り組んでいるそうです。しかしその性格のため悩んだときもあったようです。#5栗原奨太、
#7船生誠也がおおらかな性格な一方、木村は自身も言うように物事を考えすぎるような性格でした。
練習でも「船生らがうまくなっていくのに、自分は…」と感じていたようです。この大会も
「積極性がなく、ポイントガードとしてはダメでした」と振り返ります。
それでもチームを初のベスト8に導いた主将。取材中にはBUBUさんから精神的なアドバイスを受けました。
“前橋育英のリーダー”がまじめさ+適度の奔放さを身につけた姿を見たいです。
取材後は1日目にもお世話になったコーチにこの日もお世話になりました。ステーキにハンバーグにと
久々にイタリアン風の食事。これまで朝と夜は連日秋田名物のものを食べたり、昼はおにぎりだけだったので、
なんだか関東に帰ってきた感じでした(笑)とてもおいしかったです。
帰宅後はこれまで聞いてきたコーチ、選手たちのコメントを起こしていたため就寝は1時。
中日で疲れもピークだったのですぐに寝ました。
7月31日、大会4日目。
まさか7月の最後を能代で過ごすとは思いもしませんでした(笑)
この日の朝はご飯、味噌汁、鮭、とろろ、自家製野菜、メロン。豪華でした。
そして食事を食べながら前日の夜に引き続き能代工の愚痴を聞きました(笑)
能代市総合体育館ではこの日から一面のメインコートに。
第1試合は初のベスト8に進出した宇都宮工と洛南の対戦です。
「関東大会でメインコートの経験はあるけど、インターハイでは独特でした」
と宇都宮工#7橋本晃佑が振り返ったとおり、何度も全国の舞台でメインコートで
試合をしている洛南には“経験”がありました。
その経験を前に序盤、宇都宮工は固さがありましたが徐々にリズムをつかんでいきます。
後半からは一進一退の攻防が続き、宇都宮工は橋本と#4稲葉泰嗣を中心に、
洛南は#9伊藤達哉がトリッキーなプレイで会場を沸かせます。
そして同点で迎えた試合時間残り15秒、ボールを託されたのは橋本です。
『ダメもとで打った』というスリーでしたが
「俺が決めるしかない」と意を決して放ったシュート。
これが残り0.4秒でリングイン、劇的な幕切れで宇都宮工が初のベスト4に駒を進めました。

最後のスリーを決めた橋本ですが、大会を通してインサイドプレイに徹するプレイが見られます。
ドライブもスリーもできる選手だけに、どうしてもいろんなプレイをしたくなるところ。
しかし
「去年のウインターカップ1回戦負けから、インサイドを徹底してきました。
やるのは自分しかいないですから」
と、悔しさと責任感が橋本を強くさせました。
続く3試合では沼津中央、延岡学園、福岡第一が勝利し、ベスト4進出を決めました。
沼津中央と延岡学園は能代カップで能代市総合体育館のメインコートを経験しています。
特に今年の能代カップで優勝している沼津中央#4反町駿太からは
「ホームコートのように思えた」
との言葉を聞き、能代カップの大会としての位置づけを改めて感じました。
この日は沼津中央、前橋育英の宿舎におじゃまさせていただきました。
特に沼津中央・反町が持っていた思いとエピソードが非常に印象深かったです。
反町は「全国大会で初めていい状態で入れました」といいます。
というのもチームは#15シェリフ・ソウの力が大きく、
練習でもソウと他の選手の取り組む意識にずれが生じることがあったようです。
しかし今の3年生はチームが強化を始めた最初の学年。
勝っていくことで徐々にチームは一つになり、大会前に3年生7人でバーベキューをしたことが
コミュニケーションを深める上で大きかったようです。
「伝統がなく、ゼロからスタートしたチーム。最初は県大会すら行けなかったチームが
日本一に手が届くところまできました。このチームで主将をしているのは誇りに思いますし、
3年生が一つになって優勝したい」
と、これまで紆余屈折があったチームに手ごたえを感じていました。
今大会沼津中央のチームウェアの背中には『がんばれ東北』の文字がありました。
さらに杉村コーチのはからいで能代入りする前に宮城県石巻市を訪れましたそうです。
石巻市は前日も取り上げた東北学院#4阿部翔太の出身地で、
津波の被害が特に大きかった地でもあります。
そこで町を高台から一望できる場所から全員で惨状を見ました。

「言葉に出ず、今まで見たことのない世界が広がっていて…」
と、選手たちは約30分間、目にうつる光景をただ見つめるだけでした。
同時に感じたのは“バスケができる喜び”。その思いがプレイに表れたようです。
また反町個人も特別な思いを持っていました。
「本丸中の元チームメイトとの試合は嬉しいし、燃えます」
反町のいた本丸中は3年前、地元新潟全中で優勝しました。
当時の主力メンバーは明成藤井祐希、モントロスクリスチャン富樫勇樹、福岡第一#7田中光、
能代工#6溝坂太成、八王子#4平川啓太郎
そして反町とそうそうたる面々です。
ともに全国優勝を果たした仲間たち。今も交流は続いており、それぞれの活躍が刺激になると言います。
しかし今大会は当時の主力メンバーの中で、明成の藤井が出場できませんでした。
「明成が負けたときは悔しかった。今回明成に勝った東北学院に、3回戦で勝ったので借りを返せました」
と仲間への思いを胸に戦いました。そして決勝に進めば田中のいる福岡第一と対戦します。
続いて訪問した前橋育英は選手、学生スタッフに“安西イズム”が浸透していました。
これについては、BUBUさんが別途書くようです。



チームをまとめる主将の#4木村啓太郎はかなりのまじめで硬派な性格。普段の学校生活もまじめに
取り組んでいるそうです。しかしその性格のため悩んだときもあったようです。#5栗原奨太、
#7船生誠也がおおらかな性格な一方、木村は自身も言うように物事を考えすぎるような性格でした。
練習でも「船生らがうまくなっていくのに、自分は…」と感じていたようです。この大会も
「積極性がなく、ポイントガードとしてはダメでした」と振り返ります。
それでもチームを初のベスト8に導いた主将。取材中にはBUBUさんから精神的なアドバイスを受けました。
“前橋育英のリーダー”がまじめさ+適度の奔放さを身につけた姿を見たいです。
取材後は1日目にもお世話になったコーチにこの日もお世話になりました。ステーキにハンバーグにと
久々にイタリアン風の食事。これまで朝と夜は連日秋田名物のものを食べたり、昼はおにぎりだけだったので、
なんだか関東に帰ってきた感じでした(笑)とてもおいしかったです。
帰宅後はこれまで聞いてきたコーチ、選手たちのコメントを起こしていたため就寝は1時。
中日で疲れもピークだったのですぐに寝ました。
IH初出場(取材日記2) 7/30
2011.08.06
ベスト8。インターハイにかけたそれぞれの思い
東北の朝は寒く、扇風機をつけていたら寒さで起きてしまいました。
事前にBUBUさんとお母さんの間で『あまり甘やかしてはいけない』
と泊まりとお風呂だけという約束になっていて、朝食はいただけないことになっていました。
が、お母さんのご好意でご馳走になりました。
メニューはご飯、味噌汁、目玉焼き、秋田名物・檜山納豆、自家栽培の野菜やトマトと
実家でも出ない量の朝ご飯でした(笑)
ベスト16のチームにとって“高い壁”といわれるベスト8への挑戦。
この日からすべてのチームが能代市総合体育館2面での試合でした。
注目試合から順に…。
沼津中央対東北学院。試合は81-50で沼津中央が初のベスト8に進出。
僕は東北学院の#4阿部翔太に注目していました。阿部は昨年から主力として活躍、今年は主将に。
自身初のインターハイというだけでなく、この大会は特別な思いを持って大会に臨んでいました。
阿部は宮城県石巻市出身で東日本大震災の津波の影響で自宅の1階が冠水。
この日も宮城県から多くの応援団が駆けつけ
「特別な思いがあった。勝ちたかったです」。
もう一つ、“ライバル”への思いがありました。
ここ数年、宮城県内では明成が強さを誇っていました。昨年のインターハイで明成が決勝に進出
ウインターカップでの宮城県代表の枠が増え、東北学院が出場権を得ました。
阿部は「昨年ウインターカップを経験したことは大きかった」と全国大会を経験し、
今年のインターハイは明成を倒し東北学院が出場。大会前は“今年は自分たちが明成のために”
と意気込みましたが、目標達成はできず。
「出場枠を増やしたかった。負けて申し訳ない」と悔しい思いを口にしていました。
「今年もウインターカップに」と今後はライバルとして明成と一枠の出場権を争います。
福岡大附大濠対尽誠学園。この試合は若い力が躍動しました。
尽誠学園2年生の#10渡邊雄太。196センチながらしなやかなドライブにガードもこなす機動力とボールハンドリングを披露します。
色摩コーチも
「渡邊にはセンターがつくことが多く、オールコートディフェンスをされても楽にボールが運べる」
との理由で2、3番で起用しています。キャリアのあるPG#5笠井康平を軸に大濠に挑みました。

一方の大濠も1年生が3人スタートに連ねています。前半は渡邊が得意のドライブで得点すれば、
大濠のルーキー#14杉浦佑成がインサイド、#13青木保憲の外角シュートで得点。
終始大濠が10点リードを保ちながら終盤へ進みます。

4Qは笠井が果敢な攻撃を見せ反撃に転じます。しかしここでもう一人の大濠の1年#10葛原大智が
スリーにフリースローと大きなプレイで大濠が逃げ切る要因となりました。
「いつもは入らないスリーですが、決めてくれました」と片峯コーチ。
一方笠井は
「自分が1年生のときは大きい選手がいなく苦しんで、2年で大きい選手(渡邊、#12川上)が
入ってきましたが、やりきれていない部分がありました。今年はこのメンバーで2年目の勝負の年。
悔しいし、もっとできたんじゃないかと思っています」と3年間を振り返りました。
渡邊、川上を含め主力に2年生が多く、チームはまだ発展途上中。
国体、ウインターカップも期待が持てるチームです。
最終試合は能代市民にとって大注目の福岡第一対能代工です。
観客席はあふれかえるほどの立ち見の観客でしたが、そのプレッシャーからの固さからか
1Qはわずか4点。その後もあきらめませんでしたが、3Qから席を立つ観客もちらほら。
“必勝不敗”の垂れ幕を掲げる能代工。市民の期待はもちろん、選手のプレッシャーも
計り知れないものがあったようです。



この日は大濠の宿舎で片峯コーチとスターター5人にお話を聞きました。
選手は試合後より落ち着いているようで、いい話が聞けました。
大濠の1年生トリオは、やはり15、6歳(笑)
杉浦がする田中先生のモノマネは一番おもしろかったです。
取材後は、バスケ関係者が集うという“酒どこ べらぼう”へ。
前日にお世話になったコーチに加え、他の何チームものコーチのお話を聞くことができました。
試合中には見られない穏やかな表情やコーチング・フィロソフィーを学ぶことができ、
これもバスケの街の恩恵かな。
宿舎に帰宅後、今度はお母さんから能代工の愚痴を聞きました(笑)
何10年も能代工を見ているからこその分析力。と、同時にどれだけ愛しているかを感じ取れました。
「プレッシャーはかわいそうだったけど、今の子供たちはあのプレッシャーに耐えることができない」
ずっしりと響く言葉でした。
東北の朝は寒く、扇風機をつけていたら寒さで起きてしまいました。
事前にBUBUさんとお母さんの間で『あまり甘やかしてはいけない』
と泊まりとお風呂だけという約束になっていて、朝食はいただけないことになっていました。
が、お母さんのご好意でご馳走になりました。
メニューはご飯、味噌汁、目玉焼き、秋田名物・檜山納豆、自家栽培の野菜やトマトと
実家でも出ない量の朝ご飯でした(笑)
ベスト16のチームにとって“高い壁”といわれるベスト8への挑戦。
この日からすべてのチームが能代市総合体育館2面での試合でした。
注目試合から順に…。
沼津中央対東北学院。試合は81-50で沼津中央が初のベスト8に進出。
僕は東北学院の#4阿部翔太に注目していました。阿部は昨年から主力として活躍、今年は主将に。
自身初のインターハイというだけでなく、この大会は特別な思いを持って大会に臨んでいました。
阿部は宮城県石巻市出身で東日本大震災の津波の影響で自宅の1階が冠水。
この日も宮城県から多くの応援団が駆けつけ
「特別な思いがあった。勝ちたかったです」。
もう一つ、“ライバル”への思いがありました。
ここ数年、宮城県内では明成が強さを誇っていました。昨年のインターハイで明成が決勝に進出
ウインターカップでの宮城県代表の枠が増え、東北学院が出場権を得ました。
阿部は「昨年ウインターカップを経験したことは大きかった」と全国大会を経験し、
今年のインターハイは明成を倒し東北学院が出場。大会前は“今年は自分たちが明成のために”
と意気込みましたが、目標達成はできず。
「出場枠を増やしたかった。負けて申し訳ない」と悔しい思いを口にしていました。
「今年もウインターカップに」と今後はライバルとして明成と一枠の出場権を争います。
福岡大附大濠対尽誠学園。この試合は若い力が躍動しました。
尽誠学園2年生の#10渡邊雄太。196センチながらしなやかなドライブにガードもこなす機動力とボールハンドリングを披露します。
色摩コーチも
「渡邊にはセンターがつくことが多く、オールコートディフェンスをされても楽にボールが運べる」
との理由で2、3番で起用しています。キャリアのあるPG#5笠井康平を軸に大濠に挑みました。

一方の大濠も1年生が3人スタートに連ねています。前半は渡邊が得意のドライブで得点すれば、
大濠のルーキー#14杉浦佑成がインサイド、#13青木保憲の外角シュートで得点。
終始大濠が10点リードを保ちながら終盤へ進みます。

4Qは笠井が果敢な攻撃を見せ反撃に転じます。しかしここでもう一人の大濠の1年#10葛原大智が
スリーにフリースローと大きなプレイで大濠が逃げ切る要因となりました。
「いつもは入らないスリーですが、決めてくれました」と片峯コーチ。
一方笠井は
「自分が1年生のときは大きい選手がいなく苦しんで、2年で大きい選手(渡邊、#12川上)が
入ってきましたが、やりきれていない部分がありました。今年はこのメンバーで2年目の勝負の年。
悔しいし、もっとできたんじゃないかと思っています」と3年間を振り返りました。
渡邊、川上を含め主力に2年生が多く、チームはまだ発展途上中。
国体、ウインターカップも期待が持てるチームです。
最終試合は能代市民にとって大注目の福岡第一対能代工です。
観客席はあふれかえるほどの立ち見の観客でしたが、そのプレッシャーからの固さからか
1Qはわずか4点。その後もあきらめませんでしたが、3Qから席を立つ観客もちらほら。
“必勝不敗”の垂れ幕を掲げる能代工。市民の期待はもちろん、選手のプレッシャーも
計り知れないものがあったようです。



この日は大濠の宿舎で片峯コーチとスターター5人にお話を聞きました。
選手は試合後より落ち着いているようで、いい話が聞けました。
大濠の1年生トリオは、やはり15、6歳(笑)
杉浦がする田中先生のモノマネは一番おもしろかったです。
取材後は、バスケ関係者が集うという“酒どこ べらぼう”へ。
前日にお世話になったコーチに加え、他の何チームものコーチのお話を聞くことができました。
試合中には見られない穏やかな表情やコーチング・フィロソフィーを学ぶことができ、
これもバスケの街の恩恵かな。
宿舎に帰宅後、今度はお母さんから能代工の愚痴を聞きました(笑)
何10年も能代工を見ているからこその分析力。と、同時にどれだけ愛しているかを感じ取れました。
「プレッシャーはかわいそうだったけど、今の子供たちはあのプレッシャーに耐えることができない」
ずっしりと響く言葉でした。
IH初出場(取材日記1) 7/29
2011.08.05
7月29日 初めて肌で実感したバスケの街・能代
7月29日、能代市はもちろん東北地方に初めて足を踏み入れました。

初めに、自己紹介を。
東海大で東海スポーツ編集部という学生スポーツ紙を作っています。
小学生からバスケットを始め、よくBUBUさんが僕を紹介するときの決まり文句が
「21歳の大学2年生(笑)」というのもPTの専門学校を中退後、以前から志していた
バスケライターを目指し、1年間勉強して大学に入り直したからです。
今回は(取材)初出場のインターハイを日記風にレポートすることになりました。
ということで、初のインターハイ取材を通じて感じたこと、バスケの街・能代が
どのようなところなのかを伝えていきたいと思います。
横浜から高速バスで約12時間の道のりを経て能代市へ。バスを駅前で降りると
「な、何もない」
が第一印象でした。コンビニも、ご飯を食べるようなところもない。
しかし、店のシャッターにはバスケの絵。
街灯がバスケのリングとボールの形をしたものもあり、バスケの街に来たと実感しました。


能代駅でピックアップしてもらい、能代市総合体育館へ。
まず僕の注目試合が第2試合の東海大三対洛南。昨年のインターハイでは藤枝明誠、能代工と
強豪チームを次々と倒し、長野県勢初のベスト4に進出した東海大三。
その時のメンバーがごっそり抜けた布陣で臨みました。
一方の洛南は昨年は前橋育英に敗戦し初戦敗退。昨年の成績は対照的なチームの対戦です。
結果は89-52で洛南の勝利。でも東海大三は持ち味のディフェンスは健在で、
最後までボールを追い続けました。
「ノーマークのシュートを決めないときつい。けどよく頑張った」
と、東海大三・入野コーチは選手の奮闘を称えていました。

その後は能代山本スポーツリゾートセンタ-、通称アリナスへ。
この会場は冷房設備がなく、縦に長いコートの配置でした。選手と応援の熱で暑く…。
この会場では東洋大京北対福岡大附大濠の注目カードはありましたが、
福島商対新潟商、正智深谷対尽誠学園の試合は、最後まで勝敗がわからない熱い熱い戦いでした。
特に10年ぶり出場の福島商は、粘りが持ち味のチーム。粘りの元祖ともいえる新潟商に挑戦しました。
終始シーソーゲームで両チーム粘り合いが続き、残り11秒で福島商#4山岸玲太がスリーを沈め、
75-74と逆転するも、終了間際に再逆転を許し敗れました。
「私も選手もインターハイは初めて。勝負のあやは常連チームのほうが強かった。
県内でも大差の試合で、接戦の試合を経験できなかった」と福島商・水野慎也コーチ。
東日本大震災の影響で約1か月も練習ができない状況も。試合後コーチの息子でもある水野優斗は
試合後ミーティングに参加できないほどの号泣。試合中にボール追う姿もさることながら、
その姿は印象的でした。

この日の晩ごはんは某高校のコーチやコーチ、選手のご家族とご一緒させていただきました。
ちなみに自分は3姉妹のうち一番上の子がかわいいと思います(笑)

宿舎は、能代市在住の家にホームステイです。
学生のフトコロではホテルに泊まるには金銭的にも厳しく、
BUBUさんの知り合いの方に、バスケットつながりという縁で頼みこんでもらい、
快諾をいただいたのです。
「能代市は娯楽がない。バスケを見るしかないんだよ」
と、お母さんが教えてくれました。
バスケを見慣れている能代市民は“最強のバスケファン”だと感じました。
さらに今年の能代工についてもきっぱり。息子さんがバスケをしていただけに、さすがの一言でした。
高速バスに乗っていた疲れもあり、この日は早く就寝しました。
7月29日、能代市はもちろん東北地方に初めて足を踏み入れました。

初めに、自己紹介を。
東海大で東海スポーツ編集部という学生スポーツ紙を作っています。
小学生からバスケットを始め、よくBUBUさんが僕を紹介するときの決まり文句が
「21歳の大学2年生(笑)」というのもPTの専門学校を中退後、以前から志していた
バスケライターを目指し、1年間勉強して大学に入り直したからです。
今回は(取材)初出場のインターハイを日記風にレポートすることになりました。
ということで、初のインターハイ取材を通じて感じたこと、バスケの街・能代が
どのようなところなのかを伝えていきたいと思います。
横浜から高速バスで約12時間の道のりを経て能代市へ。バスを駅前で降りると
「な、何もない」
が第一印象でした。コンビニも、ご飯を食べるようなところもない。
しかし、店のシャッターにはバスケの絵。
街灯がバスケのリングとボールの形をしたものもあり、バスケの街に来たと実感しました。


能代駅でピックアップしてもらい、能代市総合体育館へ。
まず僕の注目試合が第2試合の東海大三対洛南。昨年のインターハイでは藤枝明誠、能代工と
強豪チームを次々と倒し、長野県勢初のベスト4に進出した東海大三。
その時のメンバーがごっそり抜けた布陣で臨みました。
一方の洛南は昨年は前橋育英に敗戦し初戦敗退。昨年の成績は対照的なチームの対戦です。
結果は89-52で洛南の勝利。でも東海大三は持ち味のディフェンスは健在で、
最後までボールを追い続けました。
「ノーマークのシュートを決めないときつい。けどよく頑張った」
と、東海大三・入野コーチは選手の奮闘を称えていました。

その後は能代山本スポーツリゾートセンタ-、通称アリナスへ。
この会場は冷房設備がなく、縦に長いコートの配置でした。選手と応援の熱で暑く…。
この会場では東洋大京北対福岡大附大濠の注目カードはありましたが、
福島商対新潟商、正智深谷対尽誠学園の試合は、最後まで勝敗がわからない熱い熱い戦いでした。
特に10年ぶり出場の福島商は、粘りが持ち味のチーム。粘りの元祖ともいえる新潟商に挑戦しました。
終始シーソーゲームで両チーム粘り合いが続き、残り11秒で福島商#4山岸玲太がスリーを沈め、
75-74と逆転するも、終了間際に再逆転を許し敗れました。
「私も選手もインターハイは初めて。勝負のあやは常連チームのほうが強かった。
県内でも大差の試合で、接戦の試合を経験できなかった」と福島商・水野慎也コーチ。
東日本大震災の影響で約1か月も練習ができない状況も。試合後コーチの息子でもある水野優斗は
試合後ミーティングに参加できないほどの号泣。試合中にボール追う姿もさることながら、
その姿は印象的でした。

この日の晩ごはんは某高校のコーチやコーチ、選手のご家族とご一緒させていただきました。
ちなみに自分は3姉妹のうち一番上の子がかわいいと思います(笑)

宿舎は、能代市在住の家にホームステイです。
学生のフトコロではホテルに泊まるには金銭的にも厳しく、
BUBUさんの知り合いの方に、バスケットつながりという縁で頼みこんでもらい、
快諾をいただいたのです。
「能代市は娯楽がない。バスケを見るしかないんだよ」
と、お母さんが教えてくれました。
バスケを見慣れている能代市民は“最強のバスケファン”だと感じました。
さらに今年の能代工についてもきっぱり。息子さんがバスケをしていただけに、さすがの一言でした。
高速バスに乗っていた疲れもあり、この日は早く就寝しました。
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