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2014年01月の記事一覧

2013WC 堅守考攻“手塚監督の遺言”國學院大久我山

2014.01.30
堅守考攻「手塚監督の遺言」
國學院大久我山


写真・文 清水広美


日本一の高体連登録チーム数である、激戦地区・東京。
かつては全国大会でも複数の名門チームが上位に顔をそろえた。ちなみに、安城IH時のベスト4に東京3チームが入ったこともある。

しかし、近年は名将といわれた指導者たちが世代交代の影響もあり、ここ数年気を吐いていたのが唯一京北だけだった。
その京北が大分インターハイで優勝、WCは本来の出場枠に加えて3チームがWCに出場することになり、東京都予選決勝リーグは俄然ヒートアップした。


今年度東京で開催された地元国体でも、東京選抜が主力選手が負傷のアクシデントの中、トカチョフらがその穴を埋め、東もスーパーサブとして優勝に貢献、勢いをもたらしたといっていい。
結局、WC東京都予選では國學院大久我山が地元枠を確保、3年ぶり13回目の代表枠をものにした。



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堅守考攻を地で行った國學院久我山。洛南戦はゾーンが功を奏した



1回戦・高田商戦110-59 相手のターンオーバー23を誘い、ブレイクにつなげた。東(宏)21点、トカチョフ22点、17R。
2回戦・鳥取東戦76-49  東(宏)13点、9R、濱西15点、7R、トカチョフ13点、17R。 

そして、いよいよベスト8入りをかけて、山場の洛南戦となる。 
立ち上がりから10-0とリードを奪う久我山。応援の声援が後押しする。拮抗した展開となり逆転を許したが、ゾーンで流れを変え、持ち前のディフェンス力が功を奏し、まさに、チームモットーでもある“堅守考攻”を地でいった形だ。

3回戦・洛南66-58 東(宏)18点、7R、濱西15点、6R、4A、トカチョフ13点、15R、 
2005年の小野龍網(中央大~トヨタ~千葉ジェッツ)たち以来、久我山は8年ぶりにエリート8に進出だ。
奇しくも、この時敗れた相手が洛南だった。


「高校生の技術の基盤となる気持ちの部分で最初から押されっぱなしになった。入り方はよくなかったけれども、落ち着いてまた自分たちのやるべきことをできたので、前半の結末はよかった。
もう少し引き離したいところで逆になってしまった。一所懸命やっているんだけど、得点が伸びなかった。シュートが入らなかったことが一番の原因。
いつものシュートの軌道も違うし、入れようとして神経質になって逆に入らなかった」と、洛南・吉田コーチ。

「前半最初に相手の気迫に負けている感じ。侮っていたわけではなくて次の福大大濠とやっていこうと、気持ちの面で相手に負けて、勢いにやられたイメージ。ゾーンをされて、シュートタッチがチーム的によくなくて、序盤ははずしてもリバウンドを取っていたんですけど、後半それがなくて…。
最後の勝負所でみんなボールからシュートを打つのが怖くなる状態になって、いける所でもシュートに行かなかったり、気持ちが弱かった。自分も含めて精神的に強い選手ではなかった。

夏から3年がプレイタイムを伸ばしチーム的に試合に出る機会が増えて、良くなってきていて手応えも感じていた中で、力を出し切れていなかった」と、洛南キャプテン#4森井は唇を噛みしめた。



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リバウンドを全員で飛び込み、インターセプトから走る展開に持ち込んだ


片や、久我山は念願の勝利に喜びを爆発させた。トカチョフは大ジャンプ!

「(洛南戦は)最初から10-0で入って、途中からゾーンがきいて自分たちのリズムもよかった。
一番良かったのは、ベンチに戻った時に選手全員がプラスな言葉をかけあっていたこと。
リードされている場面もあったんですけど、そういう時に『まだ5点だ、大丈夫大丈夫!』と声がけをしていました。
必ずメインコートに行こうと意識を高めていたので、いい試合になりました」(#4東宏輝)


「試合に出てたメンバー一人ひとりが自分の役割を果たせたというのが、大きい。ベンチにいる選手だったり、OBの方だったり、応援してくれる父兄の方の力がこめられて勝てた結果だと思います。
自分の仕事は、スリーポイントシュートを何十本、何百本と打ってきたので、その仕事に徹するのはもちろんなんですけど、シックススマンで出てきて『あいつヤバイな』と思われるのが醍醐味。意識してやっています」(#5東克弥)

この東ツインズの父は、筑波大~三井生命で活躍した現在はbjリーグ取締役を務める東英樹氏。#7東暉(あきら)は従兄弟で、青森から久我山でバスケットをするために出てきた。
東兄弟は性格やプレイスタイルこそ異なるが
「いざという時には2人がシンクロして、阿吽(あうん)の呼吸を見せる」とチームメイトが賞賛する働きを見せた。


「洛南はほとんどがペイント内のシュートだったので、リバウンドをどう取るか、どうやったら守れるかを全員で考えてできた。オフェンスはお互いシュートが入らなかった展開だったんですけど、そこで速攻を多く出して簡単なシュートに持ち込めたことが要因です。
自分の役目は、いつもは2番でしたが、今日は3番が多かったので、ディフェンスリバウンドに常にからんで
まず確実にリバウンドを取ること。ディフェンスは、常に声を出してやること。オフェンスはシュートではなく、
ドライブからのキックアウトだったり、そういうプレイを意識していました」(#6濱西秀人)


「前半のでだしが良かった。1、2回戦はでだしがよくなくて、それを先生に指摘されていました。
その後、気が抜けたのかリラックスしてしまったのかわからないですけど、すぐ追いつかれて、得点もなかなか伸びず。
そこで自分たちも慌てずに一つひとつコツコツやった結果、相手のファウルが積み重なって、今まで練習してきたフリースローをしっかり2本決めることができたのがあまり点差が開かなかった要因の一つ。後半ゾーンをしいたんですが、練習の時はダメダメで(笑) 
正直、酒井先生からゾーンをやれと言われた時はちょっと不安でしたが、みんなの気持ちが一つになって機能したかもしれません。リバウンドから速攻につながって、久我山らしいロースコアの展開で勝てました。
前半は空回りして、2Q途中で応援の声が聞こえて自分自身もっと頑張れるなと思いました。相手が疲れてきた中、リバウンドも一生懸命行ったので、それが得点につながりました」(#8トカチョフ・サワ)



今年の國學院久我山は、新チーム結成時から見るたびに成長が見えたチームだった。ターニングポイントとなったのが地元開催の国体だ。

「国体の影響は大きかった。あの優勝で宏輝もサワも自信つけましたし、大きなきっかけになった」と酒井コーチも認める。大型プレイヤーはいないが、最後にチームの結束力で目標を達成した。

さらに、東(宏)が明かすのは、「みんなで最低エイトと話していました」
それが、前監督・手塚先生の遺言だったからだ。




kugayama1.jpg
決して大きくないチームだが、インサイドはカバーディフェンスで勝負。ブロックショットも積極的に狙う


『この代で必ず全国ベスト8に』


さかのぼること、2年前。今の3年が入学する直前の2011年2月18日午後3時54分、
国学院大久我山の礎を築いた前監督・手塚政則氏が天に召された。
2月にはもう意識もなかったが、まだ話ができた状態の手塚監督と酒井コーチは1月にこんな会話をかわしていた。
すでにスポーツ推薦で今のメンバーの入学が決まっており、手塚先生は誰よりも彼らの活躍を楽しみしていた。

「亡くなった手塚先生の遺言で『この代で必ず全国ベスト8に』と言われました。
それを達成できたのが今回大きかったです。大会前には3年だけで手塚監督の墓参りもしてきました。
彼らの努力があってこそ。自分自身もプレッシャーに悩まされながらやってきました。
最低の約束を果たせたのが何よりの成果でした。

すべてがうまくいったと思いますが、それは運だけでなく、目に見えない力を感じます。
過去、石坂(中央大~松下)たちの代のWC準優勝があるので、それを超えたかった」
と、酒井コーチは大濠との試合後に胸のうちを明かした。



久我山ー大濠
メインコートに立ったのは2005年小野龍猛たちのWC以来。8年ぶりエリート8に。福大大濠戦


念願のメインコートは気持ちよかった、と口をそろえた久我山の面々。
しかし、久我山の快進撃はこの福岡大附大濠戦でストップした。

「駒沢では何回かメインでやったことはありましたが。1発目いきなりスリーポイントが入る気がして。ここだから自分がやろうとしてみたこと、大学につながるいい経験でした。

杉浦くんとのマッチアップはすごい楽しかった。中にくると思って頑張っていたんですけど、逆に逃げられた。
自分は先生からやれやれいわれていたので、確率は向こうのほうが上かもしれませんが、自分ができることをした。
オフェンスリバウンドに跳んで何回も自分たちの攻撃回数を増やしていたけど、久我山は最後の決めどころがなかった。
向こうも1回で決めるわけでなくセカンドショットが多かった。リバウンドに対する執着心がもう少し久我山にあったら。
そこだけが悔いが残る、もっと頑張るべきだった」と、語るトカチョフ。
しかし、決して顔は下を向いていなかった。


最後にようやく果たした故・手塚監督との約束。
それをさらに昇華させるのは、次なるステージだと久我山のメンバーは知っている。


久我山東4
福大大濠#4青木をマークする#4東(宏)



久我山4人
洛南戦後、勝利の笑顔。東ツインズ、トカチョフ、濱西。




東京3cap2
インカレでWC東京代表として紹介された京北・石原、八王子学園八王子・新号、國學院久我山・東(宏)の3キャプテン。
3チームともベスト8入りと見事な活躍を見せた



久我山ベンチ
メインコートに立った國學院久我山、酒井コーチをはじめベンチスタッフの士気も高まった。試合前のスタッフ紹介

2013WC 女子写真編

2014.01.28
女子編は写真メインでご紹介します。


チャンピオンTシャツ
桜花学園のチャンピオンTシャツ、手際がよろしい。



桜花ハドル

桜花学園ハドルで意思統一を図る。ハドルって、簡単なようで意外と難しい。
短い時間に集まるタイミングとか共通意識がないとできません


エブリン

リバウンド、ルーズボールに粘るエブリン


桜花集合

優勝・桜花学園


桜花3冠
“祝三冠達成”の垂れ幕ももちろん準備ずみです。

桜花顔晴れ
試合前のこっちの垂れ幕 桜“顔晴れ”桜 も手が込み入ってます。


桜花3ショット

山田キャプテンとコーチのチカさん、トレーナーさんの笑顔の3ショット、ピカピカに顔晴れてます!


岐阜女集合

岐阜女

岐阜女フェイス

これがフェイスガードだといわんばかりの密着マークディフェンス

岐阜女

で、たれ幕では岐阜女も負けていません。似顔絵、ナイス! 先生のメガネの奥の炎がメラメラ。


岐阜女ベンチ

どうです、同じ角度の写真。安江先生、似てますよね。



審判1

メインコート、審判は3人制です。


カタリナ
準決勝のカタリナの奮闘も心に残りました




【おまけの話】

岐阜女は、実はまだ全国区になっていない時に、代々木第二体育館(以前春の高校選抜は代々木第二体育館がメイン会場でした)にチームで試合観戦にきていました。当時たまたまスタンドで見ていた人の声を取材していて、勉強にきていた岐阜女と出会い、“いつかはあのメインコートに”という囲み記事で書きました。その記事を安江満夫先生はずっと胸のポケットに入れてきました、と初めて東京体育館のメインコートに立った時、先生とがっちり握手をかわした際に教えてもらいました。

その話を思い出すにつけ、この東京体育館で今はスタンドで観戦しているチームでも、志を高く持ち、頑張れば何年後にまばゆいコートに立つ高校もきっといるんではないか、と思います。そろいのジャージ姿や制服姿、スタンドでウインターカップを観戦しているチームに声にならないエールを送ります。

写真・文 清水広美

WC番外編 「届かなかった東京体育館への思い…」

2014.01.23
ウインターカップ2013番外編として、予選で惜しくも敗れたチームの中に、
本大会の出場はかなわなかったものの、できるならば東京体育館で戦う勇姿を見たかった選手がいる。
WCを観客席で見届ける思いを、あらためてその2人に話を聞いた。

文・写真 清水広美


「届かなかった東京体育館への思い…」

桐光学園・齋藤拓実


まず1人目は、桐光学園のエースガード齋藤拓実(さいたうたくみ)。
下級生時からPGとしての才覚を発揮、チームを牽引した。
一昨年の2012WCでは優勝した延岡学園と対戦、敗れはしたものの大会アシスト2位の成績を残している。
名づけて“神奈川のファンタジスタ”。しかし、3年になってからはケガに見舞われる。
足首のじん帯を痛め、腰痛もあいまり関東大会もプレイ時間は制限されていた。その限られた時間でも
ひとたび齋藤がコートに現れると、桐光学園の空気は一変した。


大分インターハイでは明徳義塾戦で破れたが、国体では神奈川選抜の一員として活躍。関東予選の茨城戦ではミラクルプレイで土壇場をくぐり抜け、決勝・千葉戦でもアシストのみならず積極的なオフェンスを見せ、久々の神奈川優勝の原動力としての働きぶり。24年ぶりの本国体出場をもたらす奮闘で、周囲をうならせた。
ちなみに、今年度のプロ野球ドラフト会議の目玉となった楽天・松井裕とは同期でもある。


齋藤2


華麗なハンドラーは、保育園からバスケを始めた


BB いまさらですが、神奈川予選では、決勝でまさかの敗戦でした。惜しくも出場を逃したわけですが、自分でも試合前に(twitterで)一発勝負のトーナメントはあとがないと書いてましたよね。
齋藤「はい。本当に今でも悔しいなという気持ちがあります。見ていても、もしも(自分たちが)出ていたらもっと活躍できていたんではないかなと、考えていました。もっとも予選で負けてしまったので、そういうことを負けてしまった奴がいうのもなんですが、法政大二には頑張って勝ち上がってほしかったです…。

どうしても、今でもWCに出たかったという気持ちはあります。
東京体育館には法政二の応援と、昨日は友達に誘われて見に来ました。
出ているチームはみんなうまくって、自分たちの弱さとか、あらためて実感できました。
複雑な気持ちも少しはありました」


BB 予選は何が敗因でしたか。
齋藤「やっぱり、予選は相当研究されていました。それを上回るプレイとか気力の部分で負けていたような気がします。
自分たちがしたいこことができなかったこともあります。1Qの入りかたと4Qの終わりが悪かった。途中逆転はしたんですけど、相手の応援がすごくて飲まれてしまったり、最後の4Qでは全然オフェンスが機能しなくて、ディフェンスでも簡単に決められてしまったり。最後は逆転されてしまいました」


BB あまり思い出したくはないでしょうが、その瞬間の気持ちは?
齋藤「最初はあまり実感がなくて、試合が終わっても部活に出るはずが次の日から行かなくなったりとか。
そんな感覚は初めてで、“引退”ってことで辛くなったのかもしれません。

そういう行動をとった自分自身に対して、ものすごく違和感を感じました。
試合に負けたのも相当悔しいんですけど、高校3年間の今までやってきたことが崩れてしまったことが一番悔しかった。

この間、何日か練習に出させてもらってたんてすが、今はウインターカップを見たり、大学から出された課題がまだ終わってないので、これからは課題に専念します。身体も作らなくてはいけないし…」


BB そもそも、バスケットを始めたのはいつからですか?
齋藤「ミニバスを始めたのは小学校1年からです。父が(川崎の)柿生ミニバスのコーチをやっていたので。
兄(成城学園大4年)も一緒にやっていて、ずっとではないんですが、保育園の時から何度か参加していました。
父と兄の影響で始めたようなもんです」


齋藤3

齋藤
国体観等予選決勝・千葉戦勝利の瞬間


BB あのハンドリングの巧みさは当時からの賜物なのかな。
齋藤「そうですね。小さいころからハンドリングの練習は父に教わっていました。また、中学のJrオールスターの時も、
ハンドリングの回数を決めて時間を競うドリルを相当やらされていました。そのドリルは、1分前半だと早いほうで、自分は1分10秒とか15秒くらいでした。
自分ではいいとは思っていないんですけど」


BB 桐光学園に進学した理由は
「4つ上の兄貴も桐光学園で、自分が中1、中2のころから監督さんが齋藤の弟ということで知ってくれていました。
桐光の試合を何度か見に行ったりとか、兄貴に連れられて一緒に練習に行ったりとか。夏休みに練習に行って推薦をもらえることができたので、答えを出しました」


BB 桐光学園の3年間を振り返って。
齋藤「1年目はあまりいい結果が出なくって、県のベスト8にも入れませんでした。すごいツライ思いもしました。
2年になって、春から優勝しはじめて、インターハイは東海大三に負けてしまい、ウインターカップはリベンジということで、ベスト8まで行けました。

だけど、最後の最後、自分たちの代で満足いくような結果を出せなかったのが悔しかったです」


BB ケガしたのは3年になってから。
齋藤「4月の中旬です。正智深谷で金沢と練習試合をして、その時に捻挫をしてしまい、それが長びいてしまいました。
今はもう全然大丈夫なんですけど」


BB 印象に残っているのは、関東大会の時です。ケガから復帰まもなくて、恐らく先生がプレイタイムをコントロールしてたんだろうなと思うのですが、齋藤君がコートに出てくると、空気が変わった気がしました。
齋藤「いゃ、自分では…そう思いません(笑) 」


BB 自分では思わないでしょうけど(笑) 見てる人はそう思ってたんじゃないかな。
齋藤「多分2年にはガードらしいガードがいなくって、スピードがなかったり、どちらかというと2番ポジション。
1年のガードもまだ経験が浅くて、だからそう感じられたのでは」


BB 大学では京北のジョー(吉川)と一緒。まったくタイプの異なったガード同士。
齋藤「ジョーとか活躍していて、石原くんと2ガードでやっていて、それ以上のコンビになれるかな、と思ったりします。フィジカルの部分だったり、大学に入って壁に当たると思うので、高校以上の努力が必要だと思います。
ウインターカップや先日のインカレを見ても、それを強く感じました」


BB 来年が勝負の年だし、やりがいがあるのでは。大学ではどんなプレイヤーになりたいですか。
齋藤「そうですね。大学に入ったら、フィジカルの部分だけではなくて、スキルやスピードの部分だったり、体力だったり、トップレベルでも通用するように、しっかりと身につけたい。
先輩を超えられるようなガードになっていきたいなと思っています」




早稲田大早稲田実業・北代智樹


もう一人は、早稲田大早稲田実の北代智樹(きたしろともき)。下級生から早実の主力として内外角をこなすオールラウンダーとしてチームに貢献。昨年は国体優勝メンバーの一員としても、奮闘した。
大分IHで京北が優勝したため、東京のWC出場枠が増えて一気に東京都予選は熱を帯びた戦いとなった。決勝リーグ、早実は八王子、國學院久我山についで3位となり代表権には届かなかった。しかし、出場の可能性が消えたあとも、最後までチームを牽引するリーダーぶりが注目を集めた。



ユニフォームの“W”に秘めた熱き思い


BB まず、東京都予選について。
北代「早実に入って、1年から試合に出させてもらっていますが、3年間ずっと久我山に負け続けていました。
戸坂先生も自分たちの代に期待してくれていました。なんとしても、久我山を倒してウインターカップに出ようとみんな思っていました。

自分がチームの中心となって、得点でも引っ張っていかなければと思っていましたが、惜しいところまではいつも行くのですが、最後の最後で“惜しい”で終わってしまいました。結局、勝てなくてこのウインターカップに連れてくることができず、責任を感じています。先生にも申し訳ないなという気持ちでいっぱいです」


BB インターハイで京北が優勝したことで東京の枠が増えたことはどう受け止めましたか。
北代「八王子にはセネガル人のスレイマン君がいて、僕たちは小さいチームなので、八王子に勝つということは相当困難なことです。
だから、京北が出場枠を増やしてくれて、久我山と最後の勝負ができる。全国の舞台が近づいたことでチームみんなで盛り上がりました。やる気とかモチペーションが一気に上がりました」


BB その勝負の久我山戦は決勝リーグの2戦目。確かにいい試合でしたが、ラストの実践学園戦ほどの気迫が出ていれば…とも感じました。
北代「自分も、実践との試合は3試合やってここまで負けている姿しか後輩たちに見せてあげられませんでした。八王子、久我山と連敗して、久我山に負けた日はみんな意気消沈してしまって、明日本当に大丈夫かなと思うぐらいでした。

そこで、自分は頼れる背中を後輩に残してコートを去らないといけない、という気持ちが強かったです。最終日は気持ちを切り替えて、最後の最後だったので、本当に暴れてやろうという気持ちでやれました。
気持ちの部分でプレイができたかなと思います」


BB あの試合は、一人で44得点と気を吐いたわけですね。
北代「はい(笑) 自分としては高い得点です。予選のベスト8決めあたりではたまにそのぐらいのスコアはあるんですが、実践戦では前も20点も取らせてくれませんでした」


都予選
東京都予選閉会式


BB そもそも、早実に進学した理由は?
北代「中学の時から早稲田大のバスケットに憧れていて、早稲田でやりたいなと考えていました。
大学のあの“W”のユニフォームを着て、試合に出たいなと」


BB 東京で全国に出たければ、いろんな選択肢はあったと思うけれど。
北代「強いチームに行くと、京北とか久我山とか対戦する機会がなくなると思って。自分はそんなに強いチームに行かずに、倒すほうでプレイしたかったから。
自分の力で、そいつらを倒して全国に行くという青写真を描いてました」


BB 早実から早稲田大には進学率も高い。
北代「90パーセントは進学していますね。でも、バスケットを続けるのは1学年2、3人しかいないです」


BB その倒そうと思っていたチームの選手たちとも大学では一緒になる。
北代「そうですね。今こうやって全国でいい試合を見せてくれる仲間と、今度は自分もこういう舞台に立ってやるということが楽しみですし、早く大学に行ってリーグやインカレの舞台で活躍できるようになりたいです」


BB ウインターカップはほとんど毎日観戦している?
北代「1年からかなり来ています。今年は特に国体で京北や久我山は一緒に全国優勝を味わった仲間が、頑張って東京の名を全国に轟かせてくれています。自分は予選で負けて悔しいんですけど、その分あいつらなら負けて引退でも仕方ないかな、と。最近は逆に東京のチームとやれて誇らしいとも思っています」


BB しかも、ベスト8に3チームとも入ったし。私の記憶では、安城IHで東京がベスト4に3チーム入ったのが最高だとは思います。
北代「3チームのどこかが優勝してくれれば、が今の希望です」


BB 高校3年間を振り返って。
北代「先生がたがみんな期待していてくれていて、自分は1年から使ってもらっていた身だったのに、先生を全国の舞台に立たせてあげられなかったことが悔いが残ることです。早実にきて、もともとメンツがそろわない学校といわれていて、その中で東京で最後の最後まで勝負できてうれしかった。
応援してくださった方にも感謝しなくてはいけないと思っています。


早実のバスケットは型にはまらず、セットメニューもフリーで自分たちで考えてやらせてもらっています。
なので、自分たちで考えてメニューを決めてやってきました。強いチームだと、先生が決めてやっていますが、そういう意味では自由にやらせてくれたので、その点とてとも感謝しています。
その分、他のチームなら経験できないような経験ができて、3年間とても充実していました」


早実
東京体育館にて

『Cager』 に青山学院大の記事を寄稿しました

2014.01.22

BASKETBALL WEB MAGAZINE
Cager
http://cager.co.jp/
に、青山学院大の記事を寄稿しました。

[大学]インカレ2013 TEAM STORY <3>
青山学院大
真髄を追い求めた苦悩と、最後に見せた底力
http://cager.co.jp/special/university-special/13739/

東海大とともに学生バスケットボール界のトップを走ってきた青山学院大の苦悩と
チームが追い求めてきたものは何だったのか、ここ数年共通する点とインパクトに残ったシーンを
さかのぼって検証してみました。

後半は畠山俊樹キャプテンに小永吉陽子さんがインタビュー
するコラボ記事となっています。


CAGERは、WEB MAGAZINEの中でも、グッと掘り込んだ質の高い記事で定評があります。
一部有料となっていますが、ほとんどの記事が無料で読めるバスケットボール専門サイトです。
ただいまケイジャー会員募集中。詳細は
http://cager.co.jp/member-guidance/
をご覧ください。


ちなみに、過去にCAGERに寄稿した記事は
[大学] インカレ2011激闘レポート
オーバータイムの死闘――東海大vs明治大
http://cager.co.jp/special/1685/


李相佰杯 韓国学生界のホープ、慶煕大2年#15
#15金鐘奎(キムジョンギュ)に直撃インタビュー
関東大学トーナメント
注目の選手・張本天傑(青学大)
拓殖大インタビュー
東海大インタビュー
(※この4本は移転した過去のサイトにありリンクできませんでした)

SPECIAL Archive企画2 2009WC 明成創部5年目で頂点へ~勝利の方程式~

2014.01.22
続いて、
SPECIAL Archive企画2 2009WC。
創部5年の明成が初優勝にいたるまでの軌跡を追ったレポートです。




明成創部5年目で頂点へ
~勝利の方程式~

写真・文 清水広美

明成集合

明成決勝






明成を率いる佐藤久夫ヘッドコーチにとっては、1999年の仙台高校でのWC初優勝に続いて10年目。国体を含め、通算4回目の全国制覇だ。直後の優勝インタビューで、最初の「ここまで本当に大変でした…」との実感あふれるひとことに、応援席に陣取った1期生、2期生のOBたちがドッと沸いた。けっしてその言葉を揶揄した笑いではない。同じように3年間苦労をともにした彼らだからこそ、どれだけ佐藤コーチが苦労してきたかを一番知っている。

そうだよな、苦労したよな…それに泣いて、笑える日がくるなんて、思いもしなかったことだろう。

会場でその言葉に耳を傾けている観客はそのニュアンスがわからないだろう。今年も明成はいいチームを普通に作ってきたと思っている。ほんの2週間前まで、お互い苦しんで苦しんで、どうやっても出口が見えなかった、なんて思いもしないはずだ。紆余曲折、曲がりくねった迷い道で、栄光にたどりつく一筋の光を見つけた。そんな明成カメレオンが2009年ウインターカップでようやく一皮むけて、初優勝にいたる道程をたどってみたい。



明成ファブ5

さかのぼること5年前、小牛田農林高校で行われたウインターカップ宮城県予選・準々決勝において、明成は仙台と対戦した。

夏のインターハイ予選の初陣は、準々決勝で東北学院に63-79で敗れベスト8に終わったものの、1期生オール1年生だけの戦いで3年生と張り合うバスケットで随所に観客をうならせるシーンを見せていた。明成を率いる佐藤久夫ヘッドコーチにとって、この試合は母校であり前任校との初めての対峙であり、教え子の佐藤剛コーチとの師弟対決でもある。普通の高校で行われた試合としては異例の観客の多さを予測して、高体連は急きょ駐車場スペースを広くして対応に当たったほどだ。

県内はもとより、全国的にも注目を集めたカードには、2重3重と黒山の人だかりができた。ステージ上という異質な場所だけに、私たちの周囲は高校の先生、指導者ばかり。自分の息子を連れてきている人も多かった。その息子の一人がうろちょろしていたのだが、試合後に目を輝かして、
「凄かった! 感動した!」と父親に報告していた。

“明成ファブ5”は、2-1-2ゾーンから始まり、3-2ゾーン、オールコート2-2-1ゾーンプレス。そして、満を持してのマンツーマンは仙台をたじろがせた。この時は68-82と仙台が勝ったけれど、そう遠くない日にこのチームの時代が来る、そんな予感に満ちた試合だった。

「あってはならないこと(1年だけで全国大会出場)を願ってはいけないなぁ。負けてくれることを願っていちゃ勝てない。能代工のどんくさいキャプテンでも存在感のある奴がいたもんな。(今のうちには)それがいなかった。大きい奴をコンバートしてるのに、土壇場でそんな時(流れを変える交代選手としてベンチを)見てしまうのはガード。結局、3ガードになっちゃう。一番信頼してるのは小さいやつなんだぁ」

負けた直後とはいえ、試合とは一転した笑顔で佐藤コーチからはポンポンと本音が飛び出した。


※ファブ・ファイブとははファビュラス・ファイブ(Fabulous5)の略称。「驚異の5人」の意味。NCAA1991-92シーズンにミシガン大がリクルートしたフレッシュマン(1年生)たちの愛称。スターター5人全員が1年でNCAAファイナルに進出した。


創部からの足跡

そんな明成が5年目の挑戦で、ついにウインターカップを制し、高校バスケットボール界の頂点に立った。
その足跡をたどってみよう。

<2005年(1期生1年目)>

IH県予選・準々決勝
明成63-79東北学院
WC 県予選2次予選 準々決勝
明成68-72仙台

<2006年(1期生2年目)>

IH県予選決勝 
明成67-73 宮城広瀬
WC県予選決勝 
明成80-55宮城広瀬
WC初出場ベスト8。準々決勝
明成71-95北陸

<2007年(1期生3年目)>

佐賀IH・準決勝
明成98-104福大大濠
WC 4位 
準決勝 明成84-86 福岡第一
3決 明成62-87能代工

<2008年(2期生)>

埼玉IH・準々決勝
明成92-93北陸
大分国体・2位
決勝 宮城(明成単独)83-92京都
WCベスト8
準々決勝 75-88福岡第一
オールジャパン初出場※2009年1月

<2009年(3期生)>

大阪IH・準々決勝 84-88北陸
WC 初優勝
決勝・明成69-56福岡第一


学校でも模範生の1、2期生

初の全国大会出場は、1期生2年目の冬。1、2年だけのメンバーで鮮やかなパッシングからの展開でベスト8に進出した。メインコートに“M”のユニフォームたちが立った時、

「(コートを照らす)光がまぶしい…」という言葉が印象的だった。一度に何面ものコートが同時進行で行われるゲームとメインコートでは、光とともに観客の目が集中する。そんなコートに臆することなく、その年のインターハイ・チャンピオンである北陸に立ち向かった。翌年はインターハイ、ウインターカップともに準決勝に進出と年々レベルアップ。最後のウインターカップ前に3年間キャプテンの重責を務めた伊藤駿(現青山学院大2年※現日立)が骨折する憂き目にあったが、コートでは存在感を示した。

3年間常にチームをリードした長男的存在である1期生の背中を2期生は見てきた。コートの中だけではなく、学校生活でも模範生と言われた1期生同様に2期生もそんな伝統を受け継いだ。1期生が勝てなかった能代工を上回って東北チャンピオンの座も奪った。さらに、大分国体では、準々決勝・福井(北陸)、準決勝・宮崎(延岡学園主体)にいずれも前半で大差の劣勢からの逆転劇で、初の決勝に進出。U18日本代表でもある石川海斗(※現日立)の“ごぼう抜き”といわれる超速攻だけではなく、中学時代は無名ながら3年間でぐっと伸びた選手が多く出てきた。

また、オールジャパン予選では次々と大学、実業団、クラブチームを撃破、東北1位となりオールジャパン初出場と、成績でも新たな記録を付け加えている。


そして、いよいよ3期生。3男坊が多いせいか、優等生と言われた1、2期生と毛色が違った。

佐藤コーチが自らの弱点とするのは、普段の学校生活が見えないことだ。高校の先生ではなく、現在は仙台大の准教授であるため、大学の授業を終えてから60キロ離れた仙台大から高速道路を飛ばしても練習場である明仙ラボまでは約1時間かかる。卒論の時期になると練習が終わってからまた大学にUターンということもしばしば。それだけに、いつもスタッフや明成高校の先生たちに選手たちの日常をたずねている。

現3年生たちは2年の大分国体まではチームの推進力として上り調子であったが、11月に修学旅行の地・ハワイから帰ってきて早々にカミナリが落ち、評価を落として以来浮上するきっかけをつかめなかった。調子がいいかと思えば、ガクンと失速、上がったり下がったりの日々が続く。


アクシデント

1年から主力ガードの1人として活躍していた畠山(※現・青山学院大)が、2年の能代カップを終えたあとの健康診断で体調不良により、あちこちの病院を回ったものの運動不可能という診断が下された。専門の大阪の病院まで行き“自己責任”ならばという結論が出た。どうしてもバスケットが続けたい畠山は、校長に
「バスケットがやりたいんです」と直談判。

しかし、佐藤コーチは首を縦に振らなかった。
インターハイ前の明仙ラボ(専用体育館)のホワイトボードには各自の目標が書かれていたが、高田(※現・法政大)は
「俊樹をインターハイに連れて行くために頑張る!」と書いていた。

畠山はアシスタント・コーチとして、8月のインターハイ後に毎年行われている明成主催のクローバーキャンプに参加していた。ガードとしての目はコーチとしての才覚も発揮していた。

「どこかであきらめなきゃいけない、と思っていました。自分の代わりになるガードを育てなくてはいけないし。でも、他の人がバスケットをしているのを見ていると、やはりバスケットがしたくなりました」(畠山)

再び一度病院に行き、畠山の場合は、いろいろなタイプがある中でこれまでに症例のないケース、やっても大丈夫かなという結果が出たのが、新チーム最初の大会である私学大会で負けた日。佐藤コーチからも「少しずつやってみるか」とGOサインが出た。ウインターカップ県予選には復帰、本番も出番こそ少なかったがコートに立った。

3年生の大阪インターハイ時には、徐々にプレイングタイムも伸び、高田とともに超速攻の中心となって、北陸戦では37分とほぼフルタイム試合に出られるまでに復調した。9月のやすカップではヒザを痛めるケガをして国体は欠場したが、ヒザ回り、腰回り、上半身のウエイトトレーニングの成果でウインターカップ前にはようやく万全のコンディショニングを整えたことは大きい。


明成記者会見
記者会見にて。村田と畠山。

さらなるアクシデント

実は、インターハイ前は、他にもアクシデントがてんこ盛り状態だった。大会前には高田が盲腸で入院(薬でちらして本番には出場)。さらに、村田(※現・関東学院大)が大阪に向かう途中で体調を崩して、大阪で入院、エントリー変更を余儀なくされた。大会後に退院、国体も本調子ではなかった。今まで、どんな大会でもまともにそろったことはなかった。

それだけに、高橋トレーナー、羽田アシスタント・コーチはウインターカップ前にケガ人が出たり、大流行しているインフルエンザにかからないように人一倍ピリピリと気を遣い、選手に注意を呼びかけていた。そのかいあってか、最後の最後で全員が万全の体調で本番を迎えた。

しかし、日々の練習は相変わらず。11月、12月になり恒例の1、2期生大学で活躍しているOBがやってくるOB戦でも、佐藤コーチの怒声がやむことはなかった。

ただ、卒業するまで3期生は2期生に一度も勝つことはなかったが、今回は勝った試合もあった。「インターハイ前より強くなっているんじゃないか」とのOBの声もあったが、大方の意見は
「いや、まだまだだな」

東京に来てからも、再びOBが集まったが、この試合もダメ。しかし、ただ1人佐藤コーチだけは、想定練習を繰り返すうちに11月末あたりからひそかに手応えを感じていたという。


シナリオ(戦術)の変化

「ゲームをどう戦っていくか、戦略、戦術は例えていうと1本のシナリオに等しい。シナリオがまずあって、シナリオ通りに行くようにするのが日々の練習。さまざまな状況を想定して、何パターンものシナリオを準備していかなくてはいけない」

これが、戦術について佐藤コーチの持論である。もちろん、そのシナリオも魂が込められた頑張る気持ち、自由な発想、選手の良さを前面に押し出したものでなくてはいけない、としている。

今回の場合、その最初に描いたシナリオを書き換えたのだ。
「今までは小型車だったけど、今年はダンプカーバスケット」
と、新人戦時にツインタワー仕様での方向性を打ち出していた。それをWC時には3ガード、1センターに切り替えた。

シュートのフィニッシュはドリブルドライブ系のケースが多くなった。(⑥畠山、⑩高田、⑨安藤(※現・明治大)の)3人を中心にオフェンスを展開という指が出た。困った時には1対1でゴールに真っしぐらに向かう。


「なぜこの3人にしたかというと、練習の中で3対3の中て1対1で攻める。1人が10本続けて何本入ったかを、みんなでチェックした。たまに菊地(※現・日大)が8、9本ということはあったが、宮澤(※現・中大)、村田たちは2本か3本。畠山、高田、安藤は7本、8本と3対3の中で自分の力を発揮することができていた」(佐藤コーチ)

チームの目標を、現状でやれるようなことに変えたことで、選手たちは楽になった。何より
「先生の考えることがわかるようになってから、一体感があった」と、畠山は言う。


“先輩を超える”
“高校生らしいバスケットをする”
という二大テーマをもとに、直前の追い込み練習の時期になってようやく3年生がチームを引っ張っていく姿勢が見えてきた。

「11月の練習で『前から結果は出てないけど、このメンバーなら日本一になれる』と言われました。最後は先生を信じてやりました。結果も出してないのに、ここまで言われて本当に頑張るしかない、恩返しをしたいという一心で」(高田)

「このチームはまだ鍛えている途中。教えていても段々楽しくなってきた」と、
佐藤コーチはようやく一つになった手応えを口にしはじめていた。


山場の延岡学園戦

シードチームにとって1回戦をやっていないことは、大会の入りとしては若干のハンデとなる。

特に、初戦(2回戦)の光泉は9月の練習マッチでインフルエンザにかかった時に対戦したとはいえ、メタメタだった。それだけに慎重だった。しかし、1Qのスコアは29-8とこれまででベストの入り。光泉・寺田コーチもイライラが募る。光泉も必死の追撃をしてくるが、最後はミス多発ながら全員出場で94-75と締めくくった。

明成2長崎西
長崎西戦は田中を徹底マークしつつ、他の4人の得点を封じた。



続く3回戦・長崎西戦。長崎西のエース田中(大貴。※現東海大)には村田がマッチアップ。ゾーンに変え、先手を奪う。宮澤が入りツインタワー仕様になる場面も。安藤のシュートも冴え、菊地の奮闘でリードを広げて、101-75でエリート8進出を決めた。


いよいよ、山場の延岡学園戦だ。
サイズ的にはマッチアップ全員がミスマッチ。ポイントは、インサイドの永吉(※現・青山学院大)とプイを徹底マーク。シューター川元のシュートが入った時は、すかさず攻め返すこと。

明成イコール速いというイメージが定着しているので、気づいた人は少なかったと思うが、ここから決勝までの3試合のオフェンススタイルは、主にディレード・オフェンスだった。勝負所は残り5分ディフェンスからの速攻で一気に勝負に持ち込んだ。

「(ユニチカの)尾崎さんから教わったことだが、こっちの土俵に相手を引きずりこめ。戦略というか戦術というか、相手にのっかっていけば、20点でも、30点でも離れるのは見えている。試合はどんなチームでも相手は強いんだから、相手を自分たちのやりたいことにひきずりこんで、こっちはラスト5分で勝負をかける。相手がそれにのってきてくれた」(佐藤コーチ)

ディフェンスのローテーションの良さ、防御範囲の広さは、今までにない動きを見せた。取ったらもう前を走っている。また、この試合の命運を分けたのはルーズボールだ。畠山がボールにむしゃぶりつく。ボールを失ったと思うと、また奪い返す。すべてはこの連続ルーズボールで、ググッと観客のハートわしづかみ、観客席からは拍手が沸き起こった。ゴールハンター高田はバスケットに積極的に向かい、いつのまにか30得点、畠山、安藤の3人で72点中54点を叩き出している。

リバウンドの数は延学53、明成26と約半分の数字ではあるが、実際はルーズボールにしてとったものや、つついて取ったボールがあるため、その数字は含まれていないはずだ。


“最大の山場”をクリアして、これで1、2期生の先輩たちと肩を並べた。明成のメンバーたちはたくさんのOBがいる応援席に駆け寄り、むせび泣きながら拳を突き出した。

「出発して練習試合もだめで調子も上がらず、このまま試合したら不安しかないと思ったんですけど、試合に入って2日目くらいから1試合1試合集中しなきゃと思っていたのが段々とまとまってきて、光が見えたのは延岡に勝ってから。目標は延岡に勝つこと。延岡に勝ったらもう優勝しかない、と思えた。優勝のイメージが沸いてきた。夜もよく寝れて、試合のことしか頭の中に入らなかったです(笑)」(菊地)


明成大濠戦
ルーズボールから、準々決勝、準決勝は流れをがっちり引き寄せた 


準決勝、決勝

準決勝の相手は、洛南、藤枝明誠を破って勝ち上がってきた福岡大附大濠。意外にも最初から大濠はゾーン。しかし、菊地がスティ―ルからの速攻バスカンを沈め、タイムアウトを取らせる。

いったんは逆転されるも慌てず返す。気迫のルーズボールは今日も流れを引き寄せた。畠山の3P、安藤のジャンプショット、高田がドライブをバスカンで沈め、いよいよ先輩たちの成績を超えた。

決勝は、夏の覇者・福岡第一との対戦だ。初戦でイブラヒマがヒザを負傷するアクシデントがあったものの、やはり勝ち上がってきた。

明成にとっても“最後の関門”が待ち受けていた。開始5分、ボールを取りに行った畠山が2、3と連続してファウルトラブルでベンチに下がる。
思わず、新人戦東北大会・準決勝で開始5分で菊地が3ファウルになったことが脳裏に蘇る。今回は畠山1人が抜けた時に誰かどうという形ではなく、チーム力でカバーした。


「安藤がガードでやれる見通しも立っていたし、逆に前半点差を離して折り返した。杉本(※現日大)、須川(※現・大阪教大)、門田(※現玉川大)と2年3人を入れてこの窮地をしのいだ。

準々決勝あたりから、流れが悪くなったら2年生を5人使ってボール回しをして24秒をフルに使って、落としたらファウルをすることも考えていた。準々、準決と控えの2年生はプレイタイムが0分で気がかりだったけれど、プレイタイムは短いながらあの場面でよくやってくれた。

菊地がポストプレイのみならず、リバウンド3回、インターセプトが3回あった。ボールに対して飛ぶ練習をしていた。人を守っているようで、全部インターセプトを狙っている、それを忠実にやってくれた」(佐藤コーチ)

明成高田
ゴールハンター高田

明成決勝2
決勝・福岡第一戦、唯一2年ながらスターター入りした安藤



後半も拮抗したシーンが続くが、宮澤を投入、ツインタワー仕様となり、福岡第一・園のファウルを誘う。テイクチャージを取ったのは菊地だ。菊地と宮澤のハイ&ローポストの合わせに園が3ファウル目、さらに宮澤がローポストからゴリゴリプレイで園が4ファウルとなった。攻めては、安藤のドライブ、高田のルーズボールから畠山のシュートと3人は絶好調。そしてラスト5分、佐藤コーチがこう叫んだ。

「突撃態勢に入れ!」

すべてはシナリオ通りだった。延学、大濠戦同様に福岡第一もこの終盤の怒涛の展開になすすべがなかった。5分間でわずか1ゴールのみ。69-56と、明成は歓喜に包まれた初優勝の瞬間を迎えた。

しかし、最後まで佐藤コーチは断固として初優勝の胴上げを拒んだ。
そして、1年生を指してニヤリひと言。
「2連覇、3連覇したら、(胴上げを)やってもいいぞ」。


脱皮したカメレオン

明成が目指しているのは、試合の状況に応じて自分たちで判断、プレイを選択できるバスケット、それを“カメレオンバスケット”と称している。

個人の能力を前面に出すことが現在の高校バスケット界の主流であるが、明成の場合はチームプレイの中に個人の1対1の能力を引き出す点が異なる。佐藤コーチが高校の指導者となり、一番最初に見たチームから今まで選手とともに練り上げ、磨きをかげてきたパッシング・ゲームをさらに進化させた。

しかし、技術は進化しても、根底にあるものは不変だ。指導者としての原点は、
「例えばできなかった逆上がりかできるようになる、そんな達成感を味あわせたい」という思いがある。


前年の2期生たちのウインターカップは、準々決勝・福岡第一に食らいつきながらも、勝負所でオフェンスの決定力に欠けた。試合後。先生に何かを言ってもらいたくて、記者に囲まれる佐藤コーチをメインコートからサブアリーナにつながる通路で選手が待ち受けていた。取材を終えた佐藤コーチをぐるりと取り囲む形で話が始まった。

「お前たちは高校生らしさでは日本一だ!」

その言葉に、すすり泣きが感極まって号泣に変わった。
この時、3期生は高校生らしさでも、成績でも日本一の先輩を超えることが、“勝利の方程式”の命題となった。


知られていないことだが、卒業生たちもまた、自分たちが明成で3年間学んできたバスケットのポイントなどを全員で書き出し、1冊にまとめあげて、後輩に形にして残している。

最後まで出口が見えない暗闇の中を手探り状態から光を求め続け、最後の最後に脱皮した明成カメレオン3期生。

初の日本一。
それは佐藤コーチと3期生だけの力だけではなく、明成1期生、2期生とともに積み上げてきた結晶でもあった。


明成OB
1、2期生OBの声援はどこのチームより大きかった

SPECIAL Archive企画1 2009WC明成・佐藤久夫コーチインタビュー

2014.01.22
まだまだウインターカップネタはつきないのですが、

ここで2013年WCで4年ぶりの優勝を果たした明成の記事をご覧いただく前に
“予習”として、アーカイブ企画を。

Basketball Life vol.7冬号に掲載した2009WC明成初優勝時の記事と
佐藤久夫コーチインタビューを掲載します。

なぜ、今この記事を公開するかというと
前回の優勝と足跡がわからないと、2013WC優勝記事の中で理解できないことや、
かなりの点でオーバーラップされる部分が多かったから。
2013WC優勝(まだ先のアップとなりますが)の記事の前に見ていただきたかったからです。
まずはSPECIAL Archive企画その1からどうぞ。



明成ベンチ




デジタルの時代なのに
アナログに戻るような
バスケットだった

佐藤久夫コーチインタビュー

明成3決勝
山場となった延学戦ラスト。「みんなでみんなで!」の声が響く。ハドルにも自然に集まる。菊池はもう泣いている



「彼らから感動をもらいました」

選手にはこちらの要求していることを100%以上、200%で返せと、言っている。それをよくやっている、それを感動という表現にした。よく頑張っているなぁというのは感じさせてもらった。

流れからすると、(準々決勝)延岡学園戦をクリアして宿舎に帰ったとき、
「あとはくよくよ考えることはないから、思い切ってやるだけだよ」と。

延学の前の戦い方はちょっとデリケートだった。それでも光泉、長崎西を何とかクリアして、今大会の大きな山場である強豪・延学戦を迎えた。内外角とバランスの取れた相手なだけに、内容を相当よくしなくてはいけない。そこでどう戦うか。

彼らが乗りそうなときにこちらが力を出さなくてはいけない。
勝負は終盤の5分。

ディフェンスがうまくいって、延学はシューターのところにボールを集める、3Qで川元に2つか3つシュートが入って、こっちは待ってましたとばかりに、入れられたら速攻で決め返すという気持ちの準備があった。川元のシュートが入った時は、すかさず攻め返す。あとはゴール下で圧倒的な強さを見せる永吉を徹底マークという指示だった。



オフェンスの変化

攻撃ではウインターカップの直前まで理想を求めてきたけれども、これ以上求めても間に合わないだろうと判断し、少ないメンバーでやろうと切り替えた。
2センターから1センターにして、3ガードを中心とした戦術面に切り替えた。

本来は、センターにボールを集めてゴリゴリやりたかった。当初スターターは菊地と宮澤のツインタワー。そこが指導しきれなかった部分だ。今まではできないことに対して選手が悪いとしていたけれど、大会前に東京にきてから、やるべきことを絞った。このスタイルに慣れていけば、彼らの持っている力が出るんじゃないか、という気はしていた。あそこまでうまくいくとは。

インターハイ・チャンピオン福岡第一は個性あふれる選手がいるチームだが、センターイブラヒマがケガでいないし、大幅な戦力ダウンだったことは否めない。延学は最後に川元が負傷してベンチに下がったまま。勝負所で粘り強さを見せていた福大大濠も、エースセンター二宮が途中でまぶたの下を切ったり。今まではこっちにいろいろなアクシデントがあったのに…。

たまたま、リバウンドがいるところに落ちてきたり、うちにとってはラッキーだった部分もかなりある。
最後は1センター。ツインタワー仕様は局面でしかなかったけれど、その構想が最後に生きた。方針は間違ってなかった。宮澤もスクリナー、リバウンド、ポジション取りでファウルを誘うなど、彼なりに力を出してくれた。



試合に臨む姿勢

12月は3月にやってきたことが生きた。3月は畠山が入院していて、安藤も打撲から肉離れで松葉杖をついていた。
この時期に高田と菊地、これに2年生を加えて各地に遠征に行った。能代カップも畠山が万全ではない状態、という中でやってきた積み重ねの効果が出た。

例えば、高田はそんなに攻め急がないでさばけばいいのに…と思っていたのが、今大会は合わせのプレイで村田を使ったり、アシストも増えていい結果につながっている。

今大会は試合をやるごとに何かが良くなっていった。前のゲームや、練習でできなかった課題がクリアされていった。それは試合に臨む姿勢が良くなった証だ。やっていても、勝ち負けじゃなかった。なんでディフェンスのローテーションが悪いんだ、オフェンスでもポジションの取り方が悪い、スクリーンのタイミングが遅いとか、勝つためにやっているのでなく、一つひとつの正確さを求めて内容を高めたいがゆえにやっている。  

勝ちにこだわる部分は、残り5分、試合の終盤ぐらいだった。これで入れたら勝てるとか、ミスしたら負ける…選手も俺もそういう発想ではない。なんというか、ウインターカップでは勝負の世界に集中できていた。

3年生はそれがもっと早くできていれば良かったんだけど(笑) 今までずっとさぼっていて、3か月、4か月のチームだから。それではダメだと今の2年生には言っている。新チームには、11月、12月ではなく、お前らは「2月、3月(にできるようにならなくては)じゃなきゃダメだ」と。

3年生のウインターカップに対する、スポーツに対する気持ちが今から出てこないと、インターハイは勝てませんよ、と言っている。



先輩越え

初優勝を狙ったんじゃない。先輩たちの学年を越えたい、それしかない。やっているうちに、優勝できそうなそんなところまできていた。ひょっとしたら、勝てるんじゃないの、終わってみたら勝っていた、というパターンだったと思う。


ディフェンス

延学戦、大濠戦でも相当いいディフェンスができた。ゾーンでもない、マンツーマンでもない。教えたけれど、確認してないことまでできていた。ハイポストに対するディフェンスに何でボールを入れさせるんだとか、つき方が甘いとか、狙ってなかったとかは、上の2人に言うことだった。安藤が45度からカッティングされた時に、ローテーションに行きなさいとやってくれている。これは多く確認していなかったこと。1人がそういう動きをしていると、自然に他の者も出ていかなくてはならない、という状態になる。そこに安藤の賢さが出ていた。

ハーフコートでオフェンスが上がっていくと、ディフェンスは追っかけていく。それを待たないでディフェンスが追っかけて、そのままスリークォーターまで上がっていった。オフェンスはドリブルに対してはマンツーマンで、エクスチェンジ・ローテーションをしていくのが一番いい。

ベンチからの指示は明確な言葉を言わず、「上がれ上がれ」。わずかな指示で選手たちが判断してやってくれた。たいしたもんなんだ。普段から口うるさく言っているのは、ディフェンスのローテーション。絶対にハイポストにボールを入れさせるな、と。マンツーマンの運動量と比べると、あのディフェンスのほうが次のプレイが見えているから。スタミナがたいしていらない。あれが負けている時ならぱ、追いかけるディフェンスだから、スタミナはものすごく必要なんだけれど。

チェンジング・ディフェンスは、マンツーマンとゾーンを切り替えて行う。コンビネーション・ディフェンスは、マンツーマンとゾーンを含めたディフェンスをする。うちはどちらかというと、コンビネーション系のディフェンス。ここはゾーン、ここはマンツーマン。それに対しての対応力がどこも今ひとつだった。センターが欠けていたのもうちにとっては楽になる大きな材料だった。あのディフェンスで、こちらの得点が入らないときにずいぶん助かった。延学、大濠戦はそれでクリアできた。福岡第一戦はずっとノーマルなマンツーマンの繰り返しだった。


ルーズボール

今回の勝因は、ディフェンスとルーズボールだ。尾崎さんの忍者ディフェンスの中からいろいろ教えてもらったのをはじめ、昔の指導者たちの考え方を教えてもらってやったことは大きかった。リバウンドもスコーンと取るのではなく、外にちょこーんと出したやつだから(笑) 拾いまくるリバウンドだった。

ルーズボールで頑張ったのは村田だ。最初の光泉戦で村田はリバウンドに行かなかった。それから、役目を確認させて、そこからじゃないかな。本来あいつは得点にからみたい。自分の仕事として、大会中はリバウンドとルーズボールに徹してくれた。延学戦で、後半たまたまリバウンドを取ってラッキーにシュートを決めたことがあった。そこであいつのためにプレイを作ってアウトサイドもやらしたんだけど、入らなかった。そこで入ったら別バージョンでやったけれど、これは最後までシュートはダメだと判断した。多くを期待しないで、やれることだけをやっていかせたのが一番よかった。それによって落ちついて、得意なことだけやっていけばよかった。



事前の想定練習

(試合の残り時間を想定して)3分ゲーム、5分ゲーム、8分ゲームと3つのバージョンでやった。
11月の末から、無駄がなくなってきた。そのへんから、自分たちのやるべきものはどれか、ということがわかってきた。あとは精度を上げるだけ。

勝負所の1対1、それを3対3の中でやる。11月末に集中的にやった。
3対3の中で1対1を10本、次の選手が10本、次の選手が10本…30分で1回回る。それを5回回したり、7回回したりしていた。相当な時間もかかるし、ディフェンスもやらなくてはいけない。ここで個人の強さが出た。ここという時に、決めていくことができた。

短期集中型。あまり早くからやってもダメだし、試合の調整としてやるのがちょうどいいんじゃないか。それで勝負強さが出た。いつも対人関係の時に競ってくるとシュートを落とす連中が、競っても決められるようになってきた。体を預けたり、自分の態勢を崩したシュートを打たないことを覚えてきた。



バスケットの本当の楽しさ

大会3日前だったかなぁ。“仲良しクラブではない、本当の楽しさは何か”を話した。
前にも話したことはあるんだけど。それが延学戦に出た。緊張しながら自分の仕事をやって、その試合を勝ったりすると残るのは何かというと、次のことを考えている。それがバスケットボールをやっていて楽しいという瞬間だ。

延学戦最後のタイムアウトのとき、それがなんだかわかるか?  と、選手に問いかけたら、
「はい!」と言いながら感動してしまい、みんな泣き出してしまった。

これはマズイと思ったんだけど、今まで体験したことがないことを体験できたということが、集中につながった。技術的に何が上回ったかというと、ルーズボールくらい。あとはディレード。オフェンスで我慢して、スローでコントロールしながらゲームをしていく中で、最後の5分になったら走りきるスタイルに変わるとき、パッと力を出してくれたことがよかった。


うちがディレードをするイメージがないかもしれないが、ディレードはしっかり攻めること。そのために時間をかける、相手と一緒になって走りっこになることはしない。それが利いた。試合運びにおいて、相当以上の効果があった。

福岡第一との試合では、(早い展開に)行きそうで1回止めてまたやる、という場面もやった。1回止めて前半と同じように回しながら攻める手前で、ドライブで行ってしまうとか。相手が太刀打ちできないリズムで打った。それを選手たちが状況を見極めてやってくれた。行きたいのに「待て待て…」はダメなんだな。今は行くべきではないよ、というベンチの思惑と、コートの選手たちの判断が一致しなくてはいけない。彼らがよく理解してくれた。


観客が感動

バスケットの原点がハート。その原点で支えていって、自分たちがやれるものだけのバスケットで無理をしないというスタイル。勝負所では意地を見せた。
なんの変哲もない、普通のバスケットなんだけど(笑) 日本のバスケットの縮図という気がする。 


「誰でもができることをちゃんとやれば、優勝できる」 (優勝インタビューの最後の言葉)は、

全国の高校生に向けて発信したもの。今の高校バスケット界は、みんなが個人の能力に惑わされている。個人能力に任せた試合を見ていると、アナログ時代ならここからミスしたら負けるという時に、たくさんのミスをお互い繰り返している。バスケットの特性が働いていない。俺ならここでコントロールしたいなぁと思う場面もあった。

いけいけのバスケット、ここで走りっこのバスケットをするようではダメだなと昔の人たちの目と、今の指導者の求め方に相違があると感じた。



温故知新

尾崎さんの忍者ディフェンスからいろいろ教えてもらったのをはじめ、昔の指導者たちから考え方を教えてもらってや
ったことは大きかった。さまざまな考え方を通して学んだことを、自分のバスケットにフィードバックしてコーチングの向上ににつなげられたと思う。

昔のバスケットボールを取り入れさせてもらって、デジタルの時代なのに、アナログに戻っていくようなバスケットをやっていったような、面白い大会であったと思う。


最後になりましたが、今回の優勝は関係者の皆様の多大なるご協力と皆々様の温かい応援による賜物です。
心より感謝の気持ちを。ありがとうございました。


明成1
応援席に実は2013の主役となる7期生の姿もあった

東海大SEAGULLS CUP開催

2014.01.21
【SEAGULLS CUP】

東海大SEAGULLS HP
http://www.tokai-seagulls.com/

1/22~24@東海大湘南校舎総合体育館
小田急線東海大学前駅下車、徒歩約20分
または秦野駅行き下大槻団地行きバス(約5分)で東海大学北門下車すぐ
またはJR東海道線平塚駅下車東海大学行き秦野駅行きバス(約30分)東海大学正門前下車徒歩約5分

<アクセス>
小田急線(新宿より快速急行約60分、小田原より約25分)東海大学前駅下車徒歩約15分
または秦野駅行き下大槻団地行きバス(約5分)で東海大学北門下車すぐ
またはJR東海道線「平塚」駅下車東海大学行き』
または秦野駅行きバス(約30分)で「東海大学正門前」下車徒歩約5分

※私はいつも学前からタクシーで正門前のひとつ手前の門で降り、体育館までショートカット

キャンパス案内図
http://www.nkg.or.jp/taikai/map/tokai_map1.pdf


1月22日(水)
15:50 1年ー2年
17:30 1年ー3年
19:30 4年ー2年

1月23日(木)
17:40 1年ー4年
19:20 2年ー3年

1月24日(金)
17:40 3年ー4年

毎年恒例の学年対抗戦。
体育館は寒いので防寒対策は必ずw
寒いけど、SEAGULLSのアットホーム差を体感できます。


BUBU

高校新人戦 全国各地の予定と結果一覧(2/16 東北、九州、近畿更新)※終了

2014.01.17

高校新人戦の季節となりました。
全国各地の予定、結果などの一覧を掲載します。


わかり次第、結果は追いかけて掲載していきますね。
(2/16全結果が終了しました)

【北海道】 
男子 1東海大四 2札幌工 3駒澤大苫小牧 4札幌月寒 
女子 1札幌山の手 2海星学院 3帯広大谷 4札幌創成 
http://hokkaido.japanbasketball.jp/renmei/renmei_2013/2013_koukoushinjin_man_results.pdf
http://hokkaido.japanbasketball.jp/renmei/renmei_2013/2013_interhigh_woman_results.pdf


【東北】
男子 1明成 2聖和学園 3山形中央、八戸工 
女子 1山形商 2湯沢翔北 3郡山商、福島西 
http://aomori.japanbasketball.jp/high/touhoku/H25touhoku_br.pdf
http://aomori.japanbasketball.jp/high/touhoku/H25touhoku_gr.pdf


予選リーグ
男子
Aブロック 1明成2 平成3 盛岡市立
Bブロック 1山形中央 2.福島商 3弘前実
Cブロック 1八戸工 2盛岡南 3喜多方
Dブロック 1聖和学園 2能代工 3山形南
女子
Aブロック 1郡山商 2弘前学院聖愛 3盛岡白百合学園
Bブロック 1山形商 2聖和学園 3明桜
Cブロック 1福島西 2一関学院 3八戸学院光星
Dブロック 1湯沢翔北 2山形中央 3明成


青森 
男子 1八戸工 2弘前実 3八戸工大一 4弘前 
女子 1八戸学院光星 2弘前学院聖愛 3柴田女 4三沢商 
2位までが東北新人へ
http://aomori.japanbasketball.jp/high/sin/sin25kr.pdf

岩手
男子 1盛岡南 2盛岡市立 3黒沢尻工 4盛岡三
女子 1一関学院 2盛岡白百合学園 3盛岡市立 4一関修紅
2位までが東北新人へ
http://iwatektr01.blog49.fc2.com/


秋田 
男子 1能代工 2平成 3秋田西 4秋田工 
女子 1湯沢翔北 2明桜 3能代松陽(旧・能代北) 4秋田商 
2位までが東北新人へ 
http://akita.japanbasketball.jp/game/ken/keka/hs/2013-2014/2013-hs-sinjin-keka-03f.pdf

山形 
男子 1山形中央 2山形南 3米沢中央、羽黒  
女子 1山形商 2山形中央 3鶴岡北、上山明新館  
2位までが東北新人へ 
http://yba-yamagata.jp/hsg/files/2014/01/21322491517a63fbfe37c29d002fc32c.pdf

宮城
男子 1明成 2聖和学園 3東北生活文化大 4東北学院
女子 1聖和学園 2明成 3聖ウルスラ学院 4宮城第一(旧.宮城一女)
2位までが東北新人へ
http://www.miyagi-koutairen.jp/basketball/taikai/2014-01-18-ken-shinjin-kekka.pdf

福島 
男子 1福島商 2喜多方 3若松商 4日本大東北 
女子 1郡山商 2福島西 3白河旭 4学法石川 
http://fukushima.japanbasketball.jp/download/2013/fabba_2014_HS_shinjin_kekka_m_20140113.pdf
http://fukushima.japanbasketball.jp/download/2013/fabba_2014_HS_shinjin_kekka_w_20140113.pdf


【北信越】
男子 1北陸 2新潟商 3帝京長岡 4市長野 
女子 1足羽 2東京学館新潟 3東海大三 4津幡 
http://homepage2.nifty.com/ncbba/result/hs/hssnf13c.pdf

  
長野 
男子 1東海大三 2長野俊英 3市長野 4長野吉田 
女子 1東海大三 2長野吉田 3松商学園 4市長野 
http://www.ngn-hssp.org/basketball/result/shinjin_25.pdf

石川 
男子 1金沢市立工 2金沢 3北陸学院 4鵬学園 
女子 1津幡 2鵬学園 3金沢 4金沢西 
3位までが北信越へ 
http://ishikawa.japanbasketball.jp/high/result/h25/newcomer_nanao.pdf

福井 
男子 1北陸 2福井商 3啓新 4藤島 
女子 1足羽 2福井商 3仁愛女 4鯖江 
http://fukui.japanbasketball.jp/hs/2013sinnjinn2jikekka11.xls
http://fukui.japanbasketball.jp/hs/sinnjinn2jikekka12.xls

富山 
男子、1富山商、2高岡商、3高岡第一、4高岡工芸 
女子 1龍谷富山 2高岡第一 3高岡商、4富山商 
http://www.tabba.org/highschool/h25/140114sinnjinntaikai-kekka.pdf

新潟
男子 1新潟商 2帝京長岡 3十日町 4新潟南 
女子 1東京学館新潟 2新潟中央 3新発田商 4新潟東 
3位までが北信越へ 
http://niigata.japanbasketball.jp/database/db2013-14/h25-hs-bsn2.pdf


【関東】 最終日は雪のため交通状況を考慮し、急遽中止に。初日の2回戦まで行われた。
公式サイト 
http://chiba.japanbasketball.jp/highschool/kakodata/2013/kantoushinjin2013/kantoushinjin2013_top.html


茨城 
男子 1土浦日本大 2常磐大 3つくば秀英 4取手二 
女子 1明秀学園日立 2土浦日本大 3竜ケ崎二 4水戸二 
2位までが関東新人へ 
http://www.ibarakibasketball.com/high/result/H25sin11.pdf
http://www.ibarakibasketball.com/high/result/H25sin12.pdf

栃木 
男子 1文星芸術大附 2作新学院 3小山 4足利工 
女子 1作新学院 2宇都宮文星女 3宇都宮中央女 4白鴎大足利
http://tochigi.japanbasketball.jp/documents/h26sinjin-boy8.pdf
http://tochigi.japanbasketball.jp/documents/h26sinjin-girl7.pdf
http://tochigi.japanbasketball.jp/documents/h26sinjin-rigu4.pdf


群馬 
男子 1前橋育英 2桐生一 3高崎 4高崎商 
女子 1桐生商 2前橋女 3高崎女 4太田女 
2位までが関東へ 
http://gunma.japanbasketball.jp/hs/sinkesyouh25dansi.pdf http://gunma.japanbasketball.jp/hs/sinkesyouh25jyosi.pdf

千葉
男子 1市船橋 2幕張総合 3八千代松陰、柏日体 
女子 1昭和学院 2千葉英和 3習志野、千葉経済大附
2位までが関東新人へ 
http://chiba.japanbasketball.jp/highschool/kakodata/2013/shinjin2013/shinjin2013.html

埼玉 
男子 1正智深谷 2昌平 3川口北 4埼玉栄
女子 1山村学園 2埼玉栄 3正智深谷 4川口総合 
http://saitama.japanbasketball.jp/hs/
http://saitama.japanbasketball.jp/hs/2013/h25sinjin_katiagari.pdf


東京 
男子 1八王子学園八王子 2東洋大京北 3実践学園 4國學院大久我山 
女子 1八雲学園 2東京成徳大 3明星学園 4実践学園 
男子 
支部大会結果 http://hsm.tokyobasketball.jp/2013/13sibu/13sibutop.htm
本大会 http://hsm.tokyobasketball.jp/2013/13hontai/13hontaires.pdf
決勝リーグ http://hsm.tokyobasketball.jp/2013/13hontai/13hontaikesyou.pdf
女子 http://www.hsw.tokyobasketball.jp/ 

神奈川 
男子 1アレセイア湘南 2厚木東 3法政大二、桐光学園 
女子 1金沢総合 2旭 3市ケ尾、横浜清陵総合(清水ヶ丘と大岡の統合)
http://t.co/eA84HZquPv

山梨 
男子 1市川 2甲府西 3日本航空 4東海大甲府 
女子 1富士学苑 2韮崎 3富士北稜 4富士河口湖 
2位までが関東新人へ 
http://yamanashi.japanbasketball.jp/hs/result/13shinjin.pdf


【東海】 
男子 1中部大第一 2藤枝明誠 3安城学園 4愛知産大工 
女子 1桜花学園 2岐阜女 3安城学園 4名古屋経大高蔵 
公式サイト 
http://koutairen.aichibasketball.jp/sinjin/tokai/index.html


静岡 
男子 1藤枝明誠 2沼津中央 3常葉菊川 4浜松開誠館 
女子 1常葉学園 2浜松開誠館 3浜松海の星 4藤枝順心 
3位までが東海大会へ 

岐阜 
男子 1岐阜農林 2美濃加茂 3中津川工 4岐阜総合 
女子 1岐阜女 2県岐阜商 3高山西 4土岐商 
3位まで東海大会へ 
http://gifubasketball.com/hs/H25shinjin/boyskatiagari.pdf
http://gifubasketball.com/hs/H25shinjin/girlskatiagari.pdf

三重 
男子 1四日市工 2津 3海星 4津東 
女子 1四日市商 2いなべ総合学園 3皇學館 4津西 
http://mie-high-basket.blogspot.jp/
支部大会 http://mie-high-basket.blogspot.jp/2014/01/blog-post.html

愛知 
男子 1中部大第一 2愛知産大工 3安城学園 4千種
女子 1桜花学園 2安城学園 3名古屋経大高蔵 4熱田
3位までが東海大会へ 
支部大会 http://koutairen.aichibasketball.jp/sinjin/index.htm 
県大会 http://koutairen.aichibasketball.jp/sinjin/ken_kekka.pdf


【近畿】
男子 1洛南 2大阪桐蔭 35大阪学院、近畿大附  
女子 1大阪桐蔭 2大阪薫英女学院 3奈良文化、豊島 
http://high.osakabasketball.jp/


滋賀 
男子 1光泉 2瀬田工 3膳所 4彦根工 
女子 1滋賀短附 2近江兄弟社 3八幡商 4長浜北星  
http://shiga.japanbasketball.jp/hs/2013/2013kentaidan.pdf
http://shiga.japanbasketball.jp/hs/2013/2013kentaijo.pdf


京都 
男子 1洛南 2城陽 3東山 4福知山成美  
女子 1紫野 2京都精華女 3京都光華 4洛陽総合 
2位までが近畿大会へ 
http://kyoto.japanbasketball.jp/hs/hs25shinjin_pref_league_scmf.htm
市部 http://kyoto.japanbasketball.jp/hs/hs25shinjin_city_scmf.htm
両丹 http://kyoto.japanbasketball.jp/hs/hs25shinjin_ryotan_scmf.htm

大阪 
男子 1大阪桐蔭 2大阪学院 3近畿大附 4泉北 
女子 1大阪薫英女学院  2大阪桐蔭 3豊島 4大塚 
http://high.osakabasketball.jp/
http://bbosaka.com/cgi-bin/ibbs3a.cgi?num=0&now=0

奈良  
男子 1生駒 2関西中央 3高田商、一条  
女子 1奈良文化 2奈良女 3平城、一条
予選リーグ結果 http://nara.japanbasketball.jp/hs/13hs/2013shinjin.pdf#zoom=150
決勝リーグ http://nara.japanbasketball.jp/hs/13hs/2013shinjinfin.pdf
 
和歌山 
男子 1和歌山工 2初芝橋本 3和歌山北 4神島 
女子 1和歌山信愛 2星林 3神島 4和歌山北 
http://wakayama.japanbasketball.jp/hs/2013_H25/sinjin/H25_sinjin_kekka.pdf


兵庫  
男子 1報徳学園 2育英 3村野工 4神戸科学技術 
女子 1鳴尾 2市尼崎 3園田学園 4神戸龍谷 
http://hyogo.japanbasketball.jp/hs/h25/shinjin/shinjin25_men.pdf
http://hyogo.japanbasketball.jp/hs/h25/shinjin/shinjin25_women.pdf
地区予選 http://hyogo.japanbasketball.jp/hs/h25/shinjin/index.html


【中国】
男子 1豊浦 2広島皆実 3松江東、如水館
女子 1慶進 2就実 3松江商、高水
http://koutairen-yamaguchi-basketball.com/


岡山  
男子 1倉敷青陵 2岡山工 3岡山商科大附 4岡山学芸館 5玉野光南 
女子 1就実 2倉敷翠松 3明誠学院 4岡山東商 5岡山南 
http://www61.tok2.com/home2/basket2004/H25_shinjin_l.pdf


広島 
男子 1広島皆実 2広島観音 3如水館 4広陵 5県広島商 
女子 1広島皆実 2呉商 3広島観音 4市広島商 5美鈴が丘 
3位までが中国新人へ  h
ttp://www9.plala.or.jp/hdhsaf/Index.html/2013/13sinjin/25sinjin-hiroshima-keka1.pdf
http://www9.plala.or.jp/hdhsaf/Index.html/2013/13sinjin/25sinjin-hiroshima-keka-l1.pdf

鳥取 
男子 1倉吉東 2鳥取工 3米子東 4鳥取東
女子 1米子南 2鳥取東 3倉吉北 4八頭
http://www.tottori-koutairen-basket.com/kekka/13sinjink.pdf

島根 
男子 1松江東 2松江西 3三刀屋 4出雲北陵 
女子 1松江商 2松江北 3松江東 4出雲商 
http://www.shimane-basket.com/~koutairen/25nendo/25sinjintonament.pdf

山口 
男子 1豊浦 2宇部工 3南陽工 4誠英 5山口 
女子 1慶進 2高水 3光 4誠英 5岩国
http://yamag-ko-basket.main.jp/doc/201401shinjin_result.pdf
http://koutairen-yamaguchi-basketball.com/


【四国】
男子 1明徳義塾 2尽誠学園 3松山工 4新田 
女子 1聖カタリナ女 2富岡東 3高松一 4英明 
http://kochi.japanbasketball.jp/hs/2013shikoku/2013shikoku_shinjin.html


徳島 
男子 1城東 2海部 3徳島科学技術 4徳島市立
女子 1富岡東 2城北 3城南 4海部 
http://tokushima.japanbasketball.jp/pdf/dai66kai-koukou-shinjin-danshi.pdf
http://tokushima.japanbasketball.jp/pdf/dai66kai-koukou-shinjin-joshi.pdf


香川 
男子 1尽誠学園 2高松商 3高松中央 4丸亀 
女子 1高松一 2英明 3高瀬 4高松南 
http://www.geocities.jp/natupapa612/26.1.18.koukousinzin.end18.pdf

愛媛 
男子 1新田 2松山工 3大洲、松山南 
女子 1聖カタリナ女 2済美 3大洲、東温
http://ehime.japanbasketball.jp/high/H25/sinjin/ken.pdf
南予 
http://ehime.japanbasketball.jp/high/H25/sinjin/nanyo.pdf
中予 
http://ehime.japanbasketball.jp/high/H25/sinjin/chuyo.pdf
東予 
http://ehime.japanbasketball.jp/high/H25/sinjin/toyo.pdf


高知 冬季選手権大会
トーナメント http://kochi.japanbasketball.jp/hs/2013/2013fuyu_kekka.pdf 
決勝リーグ http://kochi.japanbasketball.jp/hs/2013/2013fuyu.html
男子 1明徳義塾 2高知中央 3高知工、高知学芸 
女子 1岡豊 2高知中央 3高知南、高知追手前 


【九州】全九州春季 
男子 1福岡大附大濠 2福岡第一 3興南 4延岡学園 
女子 1福岡大附若葉 2延岡学園 3大津 4小林 
http://www.nabba.jp/rslt/hs/h25/others/all_kyushyu/top.html


福岡 全九州春季 
南部 http://www.fabba-net.com/25/hs/sinijn-nanbu.pdf
北部 http://www.fabba-net.com/25/hs/sinijn-hokubu.pdf
中部 http://www.fabba-net.com/25/hs/sinjin-tyubu-totyukekka.pdf
筑豊 http://www.fabba-net.com/25/hs/sinjin-tikuhou.pdf
県大会 
男子 1福岡大附大濠 2福岡第一 3直方 4福翔 
女子 1福岡大附若葉 2中村学園女 3西日本短付 4東海大五 
http://www.fabba-net.com/25/hs/sinjin-ken.pdf


佐賀 全九州春季 
男子 1佐賀東 2龍谷佐賀 3佐賀北 4有田工  
女子 1佐賀清和 2牛津 3佐賀北 4佐賀商 
http://sagabba.blogspot.jp/


長崎 
男子 1長崎西 2長崎工 3佐世保工 4海星 
女子 1長崎西 2長崎商 3純心女 4鶴鳴学園長崎女
http://www.nabba.jp/rslt/hs/h25/pref/shinjin.pdf

大分 全九州春季
男子 1柳ヶ浦 2大分舞鶴 3臼杵 4大分上野丘
女子 1藤蔭 2中津北 3大分鶴崎 4中津南
男子予選トーナメント http://www.obba.jp/pdf/h26high-allkyusyu-b.pdf
女子予選トーナメント http://www.obba.jp/pdf/h26high-allkyusyu-g.pdf
決勝リーグ http://www.obba.jp/pdf/h26high-allkyusyu-l.pdf


熊本 
男子 1九州学院 2第二 3大津 4熊本星翔 
女子 1大津 2慶誠 3熊本商 4尚絅 
4位までが九州春季へ 
http://www.kumahibb.jp/data/2013/5sinjin/H2%EF%BC%95rezsinjinnfinal.pdf

宮崎 全九州春季
男子 1延岡学園 2小林 3宮崎工 4宮崎西 
女子 1延岡学園 2小林 3宮崎商 4日章学園 
http://renewal.miyazaki-koutairen.com/download/sokuhou/25.%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E6%98%A5%E5%AD%A3%E4%BA%88%E9%81%B8%EF%BC%94%E6%97%A5%E7%9B%AE.pdf

鹿児島 
男子 1川内 2鹿児島商 3加治木工 4鹿児島中央 
女子 1鹿児島純心女 2神村学園 3鹿児島女 4鹿児島 
http://kagoshima.japanbasketball.jp/_src/sc585/2013_HS_sinjinkekka.pdf


沖縄 小橋川杯 
男子 1興南 2前原 3小禄 4普天間 
女子 1那覇 2西原 3前原 4糸満
結果速報 http://okinawabba-soku.seesaa.net/ 


BUBU

3×3日本選手権プレ大会 「3バイ3とは?」

2014.01.05
カテゴリーに新しく、3×3(3バイ3)を追加しました。


男子準々決勝の取材の前に、代々木第二体育館で行われている
3x3 JAPAN CHAMPIONSHIPS PRE-TOURNAMENTに行ってきました。
時間の都合があったので、「3×3とは何か」をわかりやすく語れる
3×3に詳しい人が参加チームいないか、写真を撮りながら体育館内をぐるり。


CIMG3145.jpg
スリーポイントシュートは、3×3では2点になります。


CIMG3117.jpg

ドライブなど、普通のシュートは1点。
3x3 JAPAN CHAMPIONSHIPS PRE-TOURNAMENT公式サイト



おーっと、いました、いました(笑)

RONMENS(神奈川県代表)には、日体大~JAL~エバラヴィッキーズでプレイしていた吉田沙織さんを発見!

父はかつて大東大OBでガードながらダンクも披露していたダンカー、妹はJXの闘志あふれるガード吉田亜沙美さんと、
ご存知バスケット一家の長女。


早速、声をかけてチームにも取材を快諾してもらい、まずはトリコロールのかわいいユニフォームをパチリ。

CIMG3136.jpg


直前には、代々木第一体育館に行って、AJ女子・準々決勝におもむいて妹のプレイをみてきたばかり。


BB 3×3を始めたきっかけは?
吉田 今は神奈川でプレイしています。去年の夏にALL DAYでRONMENSが優勝して、その枠で
SOMECITYのエキシビジョンマッチに推薦出場しました。その時、のこのことやりたーいとついていっただけなんです。
だから、本当は3×3は今回でまだ2回目です。

BB そうなんだ。初めてやった時の感覚の違いはあった? 
吉田 初めてやった時は、全然感覚がまだわからなくて。でも、今日やってみたら攻防の切り替えをいかに早くやるかが勝負かな、って。
相手がシュートを打って、自分の味方がリバウンドを取るだろうと思ったら、最短距離でスリーポイントラインに下がって受けるのを早く探して、
早く受ける展開を作ったほうが勝ちかな、と思いました。


オールコートのプレイをする時も、リバウンドを取ってからガードはアウトレットバスを受けるための動きを求められるのでそこに似てるかなと思いました。
フルコートのバスケットとはまた違った楽しさがありますね、私からしたら。
スリーポイントも入って2点、普通のシュートは1点しかカウントされないんですよ。

BB スリーも2点なんだ。恥ずかしながら、基本的なことは何も知らずにきたんだけど。
いったい何分でやるの? 
吉田 10分流しで、基本的に21点先に得点したら勝ち。でも、取れて15点くらいですね。
21点取るにはすごい頑張らないと取れない。21点って、いやらしいところに設定されているなぁと思います(笑)
クリアできるかギリギリのラインですね。




CIMG3129.jpg


チーム代表の佐藤さんにも話をうかがいました。
BB では、RONMENS代表の佐藤さんにお伺いします。チームを創設されたのはいつですか?
佐藤 今年で10周年を迎えます。

BB 歴史があるチームなんですね。そのきっかけは?
佐藤 きっかけは、昔からの友達で、みんな学生を終えて楽しくバスケットをやりたいね、と声をかけて集まりました。

BB 練習はどこで?
佐藤 地元の中学校の体育館を借りて。練習は週1でずっとやっている感じです

BB 新しい味方(吉田さん)はどうでしょう?
佐藤 びっくりするくらい頼りになる新入りです(笑) でっかい顔してます!

BB やはり(笑)?
佐藤 してもらって助かってます。

BB 3×3の魅力ってなんでしょう?
佐藤 なんだろうね。
仲間 コートが広いから、個人のパフォーマンスが出せること。
佐藤 確かに。自由に楽しめる。

BB 普段、試合はこういうイベントに積極的に出ているんですか?
佐藤 5年前くらいからALL DAYとか、この大会も初代と2回目は出ているので。


BB 大会を通じて仲よくなることもあるんですか?
佐藤 そうですね。ストリートで出会った人たちが他の地区にいたりして、けっこう顔見知りになります。

BB わかりました。ありがとうございます。これからも頑張ってください。
ユニフォームもトリコロールがかわいいですよね。
佐藤 これは、創設時にすぐ作ったものの公式戦でずっと使えなくて、ストリートでしか使わないユニフォームです。



CIMG3158.jpg

審判のウエアは、選手に負けず劣らず目立っている真っ赤か。
代表して、審判界のイケメンホープ2人でございます


さて、ラストは勉族
実は、勉族代表のぬまは、まだぬまがK大の学生時代にCOLLEGE HOTLINEによく投稿してくれて、卒業してからもK大の後輩たちが3部リーグのレポートをしてくれたりしてたんですよね。それと、Basketball LifeのWE LOVE BASKETBALLイベントでも、本当は第1回の時に勉族に参加を打診していましたが、大会とかぶってしまって残念ながら実現しなかったという経緯もあります。

なので、ぬまと会ったのは学生以来かな? お互いの近況と名刺交換をしてから本題に入ります(笑)


CIMG3154.jpg


BB ぬまとはCOLLEGE HOTLINE以来ですね。
勉族ぬま もう僕も34歳ですからね(笑) 12年たってますから。

BB 勉族の歴史は古いよね?
勉族ぬま 11年です。

BB 勉族には最初にチーム訪問しようかとか、WE LOVE Basketballに出てもらおうとか話があったんだけど、スケジュールの都合で駄目で、ようやくここで出会うとは(笑)
勉族ぬま はいはい、それは聞いてました。


BB 11年前に創設したきっかけは?
勉族ぬま 地元・柏の連中4人(ぬま、子安、水野、秋元)で3on3とかの始まりみたいな感じです 。


BB それで試合に出るようになったと。
勉族ぬま その4人で2年間くらいは3on3の試合を年間300試合はやりました。まずは慣れようということで。


BB 勉族といえば、もう草分け的なレジェンドチームだよね。
勉族ぬま 2年間で500試合やりましたから。毎週土日は試合のようなもんでしたね。
あらゆるところに顔を出して。当時、ネットの文化なんて今ほど発達していませんから、口コミで聞いたり、
専門誌の情報で知って、すぐ申し込んだりしてました。

3年後に大会で優勝してアメリカに行ったんですよ。レイカーズが主催する3on3の大会で。
2年連続でアメリカに行かしてもらって、まじ美味しかったです(笑)
そのころには、メンバーも増え始めましたね。4人から10人以上になりました。


BB アメリカには何人で?
勉族ぬま 5人です。1年、2年とも5人で、応援団も自費で5人くらいついていって。
優勝した人たちは無料です。

BB そのくらいにはかなり有名になった?
勉族ぬま いやいや。その次に個人でREJENDとかSOMECITYとかストリートのリーグをやっているんですけど、
あれに出始めて、ずっとやっているうちに…有名というわけでもないんですが。


BB いや、有名でしょ。そっち系に弱い私でも知ってるんだから。ぬままだやってるんだ、って。
勉族ぬま あんまり実感はないんですけどね。いくところいくところで皆さんが声かけてくれたり、
挨拶とかしてもらって、交流はさせてもらっているのはすごく感じますね。ありがたい話で。


BB 今は何人ぐらい?
勉族ぬま 勉族でクラブチームの登録とかはしていなかったんですよ。今年度からクラブ登録するようになって、
登録しているのは10人です。他のクラブでやっているのも10人くらいいるので、男子は20~30人くらいはいるかもしれないです。
女子は10人くらいですかね。この大会にも出てて、女子はこういう試合しか呼ばないです。
クラブ登録もしてないし、チームとしてはありません。

BB マサみたいに結婚しちゃうカップルもいるわけだ?
勉族ぬま マサはこの前まで実業団でやっていたから、千葉に帰ってきて黒田もいるので知り合いだったので呼んできてくれました。
それで一緒にやっています。
誰でもウエルカム的にやっています。一緒にやらせてくださいという人がいたら、来ていいよって雰囲気で。


BB 3×3の魅力とは? フルコートとどう違うんでしょう?
勉族ぬま 僕らが立ち上げた当時の3on3と、今の3×3では全然ルールが違います。


BB そうみたいだね?
勉族ぬま 今の3×3はゴールが入ったら、その場からスタートするのでよりスピーディなんです。
3on3は、一度ボールをトップにあげて、ディフェンスがボールにワンタッチしてからスタートでした。
3×3は12秒クロックとかもあるから、こっちのほうがやたら体力使うし大変だと思います。

BB なるほど。
勉族ぬま それが売りなのかな。サッカーのフットサルみたいな感覚になって裾野が広がってくれればいいと思います。
僕、千葉県の3×3の代表もやっているんですよ。

BB 偉くなったねぇ(笑)
勉族ぬま ありがたい話で。だから千葉県でも参加させてもらっています。
今年から3×3も日本協会で力を入れていくということで、これからより盛り上がっていくんじゃないでしょうか。

BB より身近になるといいよね。まだ3×3という言葉自体が浸透していないし。
勉族ぬま これから予選もやっていくと思います。この間、全国の代表が集まって五反田で会議もありました。
北海道から沖縄まで全員が集まって、こういうのやっていくから話を聞いて、各県で盛り上げてくれって。


BB ほぉ。
勉族ぬま まだ選手たちでもルールを把握していない人が多いので、大変かもしれませんがやっちゃえばなんとかなります。


BB さっき吉田さんに話を聞いた時は、アウトレットバスの感覚でスリーポイントラインの外に出るのがポイントだと。
勉族ぬま さすがは吉田さん。その通りです。

チャイニーズタイペイとアメリカが3×3の試合をやったんですよ。そうしたら、チャイニーズタイペイが勝ったそうです。
スリーポイントが2点で、ゴール下は1点だから、2点は倍だから重いんですよね。
アメリカはインサイドがめちゃくちゃ強いんだけど、チャイニーズタイペイのスリーが半端なくは入ったらしいです。
だから、番狂わせが起こる可能性があると思います。しかもボールが男子も6号ボールなんで勝手がちよっと違う。

BB なるほどね。ということはスリーポイントが決まれば、日本人にとっては有利かもしれないわけだ。
勉族ぬま そうですね。



勉族のことをもっと知りたい人はこちら↓3×3プレ日本選手権のことにも触れられていますよ。
勉族ぬまの部屋




なお、翌日の決勝トーナメントで、偶然か必然か、男子は勉族、女子はRONMENSが優勝を果たしました。
ご協力ありがとうございました。そして、おめでとうございます。


BUBU

AJ2014 デイリーレポート1 出場チームの年末年始

2014.01.01
新年あけましておめでとうございます。
今年もBasketball Lifeともどもよろしくお願いいたします。



年末のインカレ、ウインターカップ、そして元旦からのオールジャパンと怒涛の大会が続いています。
今後は、時系列とは異なる順序で記事を掲載することをご承知おきください。
掲載更新情報はこれまでどおり、twitter(登録していなくても見れます)で行います。




さて、新春第一弾はオールジャパンの話題から。
オールジャパンは、天皇杯、皇后杯をかけての大会。NBL(12)、NBDL(4)、大学(インカレベスト8)、
社会人(2)、高校(インターハイ優勝)、地方予選(各ブロック予選から勝ち上がった9)と、
各カテゴリーから推薦されたチームによる全日本総合選手権をさします。
詳細はAJ公式へ。BOX SCORE、プレイバイプレイなどの速報にとどまらず、写真、レポートなども掲載されています。

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元旦からスタートした1回戦、今年は代々木第二体育館、駒沢体育館、大田区総合体育館の3会場。
今年の初取材は、代々木第二体育館から始めました。
試合後のインタビューは、試合後のコメントとともに、年末年始の過ごし方を聞いてみました。


【天理大 チーム的にも個人的にも気持ちよく新年を迎えました】

学泉大戦で、スリーポイント3/5を含む24点とチーム最多の得点を稼いだ#18相馬卓弥

BB 新年最初のオープニング・ゲームで勝つのは気持ちいいものですか。
「そうですね、いい入り方をしたので、チーム的にも個人的にも気持ちよく新年を迎えることができました」(相馬)


BB こちらにきたのはいつ? 年末年始の過ごし方は?
「大晦日の夕方です。ホテルからは一歩も出てはいけないということで、特に何もなし。一昨年AJに出た時にみんないなくて怒られたこともあり、みんなでミーティングをするというきわめて真面目な大晦日を送っていました(笑)
あっ、あとみんなで年越しそば、といってもカップ麺をすすってましたね(笑)」


BB 次は石川ブルースパークスとの対戦。 
「石川のチームがどんなチームだかわからないので、今日の夜しっかりスカウティングをして3回戦で東海大と当たれるように頑張りたいと思います」


BB 宮崎工高時代は森先生に教わってますよね。高校時代と天理大ではプレイスタイルも変わりました?
まだ終わっていないですけど、天理大での4年間を振り返っては。

「森先生には高校1年の時に教わりました。今は、宮崎大宮で指導されています。
4年間…振り返ってみれば正直しんどいことのほうが多かったですね。高校とはチームのプレイスタイルがまるで違って、フォーメーション、フォーメーション、フォーメーション。ナンバープレイは120以上はあると思います。

それを覚えるのが大変で、みんな授業中に覚えたり、家で覚えたり。すごい時は大会でも試合ごとに変わりました。
今日は10個、また次に新しいものを10個覚えるんです。それが大変でした。最後はなぁなぁになる時もありましたが(笑)
ベンチで二杉先生が『おーいっ!!』といっていることもままあります。

あと、3年の時は上が4年の劉さん1人だったから、自分らが中心になってやらないといけなかったし、試合も勝てなかった(リーグ5位)。つらいことが多かったです。良かったことは、学生選抜の時も、上のチームとやったら能力の差が出てくるからフォーメーションでディレイゲームをしたり、頭を使うことが多くなったからその分いろんなバスケットを知ることができました。だから、関西選抜でもフォーメーションを言われてもすぐできたことです」


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ディレードオフェンスが主体とする天理大。#8豊嶋龍生



【愛知学泉大 一生に一度あるかないか。こういう正月があっていい】

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代々木第二の新年オープニングゲームは学生同士の対戦に。


愛知学泉大#24 田口 昂大キャプテン

BB 最後まで学泉大らしい粘り強いディフェンスと#6森川の3P、田口君の得点などで追撃したが及ばず。

「オールジャパンに学泉大として出るのが9年ぶり。僕から下は1度も経験したことがありませんでした。
インカレが終わってからの1か月間は、自分たちで作らなくてはいけない期間で、過去の先輩たちがどうやってきたのかを見たことがなかったので、まず天理に勝つということを目標にしてきました。
勝ちたい気持ちで臨んだんですけど、負けてしまって、残念です」


BB 東京にきたのは?
「昨日の練習を終えてから18時くらいにつきました。」

BB 年末年始の過ごしかたは?
「いつもどおりで、他の大会と同じ。生活のリズムもちゃんとしてるので、22時門限というルールがあります。
そこは新年であろうが、いつもどおりで何も変わらない。試合の入り方も一緒です。すべてはこれが終わってからと決めているので。

新年らしかったのは、“あけましておめでとう”を言ったくらいですね。
人生の中でオールジャパンを経験することは初めて。そういうことを含めて、こういう正月もいい経験、一生のうち1回はあってもいいと思っています」


BB 今回は学生枠ではなく、東海ブロック代表でしたね。 
「去年と一昨年はインカレとAJ予選の期間かぶっていたのですが、土日が予選で、インカレが月曜からだと前乗りするために2年間出られませんでした。今回は1週間ずれたので、東海予選で優勝してからインカレに入りました。

卒業後は愛知県内のチームに進むのですが、今度は学泉大を倒さなければ出れません」


愛知学泉大BravebeesHP


【専修大 降り注いだ拍手に受け止めた思い】
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4Qラスト12.8秒を残して専修大のエース宇都直輝がファウルアウト。両手挙げてコートを去る宇都に盛大な拍手が送られた。日立を相手に3Q7分には、10点差と迫り緊迫した展開となったが、ここが最小点差。76-97でタイムアップ。ここで再び、観客から専大の健闘を称える拍手が沸きおこった。


「終わってしまいましたね…。まぁ、次の道も決まっているので特に悔いはないです。ファウルは仕方ないけど、最後までコートに立ってはいたかったかもしれません。

10点差まではいきましたが、そこからがプロの強さ。自分たちの弱い部分をしっかり攻めてきて、逆に自分たちはそれに対応しきれませんでした。3Qの良かった部分はディフェンスを頑張って、ルーズボールを追いかけて、走るという部分ができていたからああいう形になったと思う。しっかりしたプレイになった時に、インサイドを使うことや、フリーな人にしっかりバスを出していくことができない時に相手に得点を決められた。そこがトップリーグの人たちの強さ」と宇都は受け止めている。


この日、専修大ベンチには中原監督の姿はなかった。急遽これなくなったため不在、この日のさい配は佐々木コーチによるものだった。
インカレ以降、最後のオールジャパンまで残った4年は、宇都以外はもう1人藤岡昂希の2人のみ。
専大に送られた拍手。


「自分たちの努力の証。観客を魅き込むことができたのかな。自分らのためだけではなく、見ている人たちにも何か伝えられたプレイができたんじゃないか。大学4年間、手を抜かなくてよかったなと思っています」(藤岡)

「ああいう拍手は4年間なかったかもしれないです。少しならあったかもしけませんが、会場中から拍手をもらえたのはうちが頑張っていたことを観客の人たちがわかって、認められたことが自分的にはうれしかった」(宇都)

と、最後までやりきった感の顔は誇らしげだった。


ちなみに、以前はオールジャパンでも専修大の寮がほとんどいなくて、暖房がつかずに寒い思いをしたと聞いていたが
今年は陸上部が箱根駅伝に出るたちいたので、暖房は普通についていたらしい。ただ食事はないため、元日らしい色彩はなし。

「今日はからあげ棒とおにぎりとピザまんぐらい」(宇都)
「コンビニ弁当」(藤岡)
と、2人そろって少々さみしいものだったという。







【福太郎 クラブチーム選手権に照準を】


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福太郎めんべい キャプテン#14檀 峰史

BB 今大会の準備は?
「オールジャパンに関しては、普段なかなか他のカテゴリーとやる機会がありません。ましてや、九州のチームなのでNBLのチームとやることもないですし。自分たちの年間を通してのメインとなる目標は3月の全国クラブチーム選手権においています。そこにどうつなげるか。結果うんぬんより、自分たちのスタイルを貫けるかを準備して、モチベーションとしてやってきました」

BB スケジュール的にも大変ですが、いつ東京に来て、どうすごしていたんでしょうか?
「東京には31日の昼過ぎに入りました。こちらでは練習していません。会社もスケジュールの関係で練習できたのは28日までしかできなくて、それが年内の最終調整。今日バスケットをしたのは、実質4日ぶりでした。
あとはもう社会人なので、足りないと思ったら個人で他のチームとやらせてもらったり、体育館に行って調整しています。もともと、週2回しかバスケットをしていないので、4日あいても強要はしていないです」


BB 代々木第二体育館の舞台は。
「バスケットをしている人間にとっては憧れの場所。僕たちはみな九州の大学出身なので、インカレにしても関東という高いハードルがあります。できるだけ長くやりたいという気持ちがあります。あらためて、すごい場所だなと思います。
もう少しプロの顔色が変えられるようなプレイをしたかったですが、1Qに関しては自分たちの良さも出せたんじゃないかと思っています」


BB 年末年始の過ごし方は?
「今が1月1日という実感はまるでありません(笑) 普通の試合に来た感じ。何一つ正月という実感も。年越しそばは食べた人間もいたようですが。せっかくの東京なので、カウントダウンイベントを見たりして、“やっぱり東京は人がおおかー”とびっくりしました。福岡はあらためて田舎だなぁと実感しました」


3年前の初出場のときは、「福太郎クラブ」として出場した。母体となる会社の正式名称は、“山口油屋福太郎”創業105年を数える明太子の老舗。今大会は「福太郎めんべい」として出場。
福太郎のサイトにもチームの紹介がある。

「今は会社の売れ筋目玉商品である“めんべい”を前面に押し出せという社長の意向で、オールジャパンやクラブ選手権でも勝ちあがれば活字になるわけで、宣伝効果もあるだろう」
と、前回キャプテン、今回は真鍋克行コーチ。

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ユニフォームのパンツの部分の目立つ位置にも“めんべい”はハッキリ。そのめんべいは、試合後に相手チームにもお土産にと進呈されていた。めんべいの色はやはり明太子色、裾にはめんべいのロゴマークも
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