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星になったあのお2人のこと… 1

2009.12.22
インカレから帰ってきてからも、ブログ更新できず申し訳ありません。

寒い日が続いてます。皆さん風邪など引いてませんか。
今日はお二方のことを書きたいと思います。


お1人目は、 全国高体連バスケットボール専門部会でも長く活躍されただけでなく、
自チームの安田学園高校を率いて戦国地帯・東京で、また全国大会でご活躍された金子久男先生について。
育てあげた代表的なプレイヤーは現在中大コーチの中島さんです。


まだ仕事を始めたての大学時代、東京都の試合に足しげく通いました。
当時は男女とも東京のレベルが高く、東京の試合を見ることですなわち全国のレベルを肌で感じることができました。
実は、インターハイの各地予選記録とともに、総評を書いていただくことになり、お願いにうかがいました。他は電話や文書の依頼をしましたが、さすがにお膝元にはそうはいかないだろうと、現場に赴きましたが悲しいかなたらいまわしされたあげくうやむやに(その後は書いていただけましたが…)

その時決心したのは、「人に書いてもらわなくても、自分で書けるようになる」ということです。
そのためには、試合を見る目を養うこと、何度も体育館に足を運んで自分で分析できるようにならなくてはいけません。何度も足を運ぶようになり、いろんなことが見えてきした。


東京の試合は名門チームがあまたあり、また試合方法もトーナメントから最後は決勝リーグという形をとっているため、ぽっと出のチームが勝ち抜くことは至難の技。選手の力量はいうに及ばず、卓越したベンチワークがないと勝ち抜けません。裏を返すと、多少力量が劣っていても、リーグではなんとかなってしまうことも多々ありました。

金子先生のベンチワークの特徴は、時折ことわざを使うことでした。


松下~愛知機械とわたりあるいたカビことOBの橋本君に聞いた印象的な一言は、
タイムアウトをとって、一言。
「急がば、回れ!」
相手のハイペースな展開に付き合わず、パスを回して自分たちのペースに持ち込めということを端的にあらわすとこうなるのです。見た目怖そうな金子先生の口から、発する言葉に選手たちもリラックスした表情を浮かべます。

なんとも味のあるベンチワークじゃないですか。


高校バスケット界で一時代を築いた中大付の野口先生もチームは進学高化で苦しい台所事情ながらまだベンチにおられ、金子先生ともども東京都を引っ張っていく存在でした。
さらに、京北・森村コーチ、明大中野・江上先生など右も左も大御所ばかり。勉強の場としてはかっこうの場でした。


ブロック決勝、最終の決勝リーグあたりになると安田学園が会場になることも多く、最寄り駅の両国に向かうことも多かったです。特に報道席があるわけではないので、早めに来てスコアがはっきり見える自分の席を確保。時間が少しあると、「こちらに来なさい」と教官室に呼ばれ、お茶とお話タイム。時には、

「あんたは、インターハイの最多出場校がどこだか知らないだろう」
と、突然マニアックな質問もされ、

「(当時の最多出場校だった)岡山の就実高校です!」と間髪を入れず答えると、

にやりと笑い
「就実はねぇ、うちのかみさんの出た学校なんだよ。
あれは昭和××年の○○インターハイのことだった…」

と、さらなる高校バスケット界でのエピソードを教えてくれたことも2度3度ではありませんでした。
そんな話を聞くのが、楽しみでもありました。


安田学園のベンチも岡村先生に譲り、名誉顧問となり、現在采配は早稲田のマネジャーだった三原君がやっています。一時は中学を見ていると聞きましたが、大学の試合会場には、日体大のOB会長としてよく会場におられました。でも、ここ1、2年でまたその姿が見えなくなりどうされたかなぁと案じていました。
今年の春の京王電鉄杯の時、たまたま隣に座っていたかたが、息子さんが安田学園のキャプテンを勤めた選手のお父さんでした。金子先生からよく電話がかかってくると聞いたのが最後の情報でした。



しばらくして、中大・中島コーチから金子先生が亡くなったことを知らされ、絶句しました。
本当は、Basketball Lifeにもぜひ登場して、昔のエピソードを語っていただこうと思っていたのです。そのチャンスを失ってしまいました。高体連の生き字引のような金子先生に、最後にお話できなかったことが悔やまれます。



今日、千駄ヶ谷の津田ホールでウインターカップの開会式が行われ、明日からいよいよ09WINTER CUPがスタートです。
東京体育館に行くとなんだか、金子先生にまたお会いできるような気がしますが。
はるか上空から、きっと先に旅立たれた野口先生と肩を並べて観戦しているんじゃないかと思います。

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