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笛の音 5

2010.02.13
顧問の先生には事前にお話してありました。
それから・・・
秋号で取材させていただいた先生にも。

大会最終日、約束の時間に1階入り口でその子を迎え
第1試合のためのアップを見ている顧問の先生のところへ連れていくと
「久しぶり、」と快く迎えてくれて
その場で競技委員長の先生のところへ行くように言われました。

控え室の競技委員長の先生のところへ行ってその子を紹介すると
すぐにフロアサイドで見学ができるように手配してくれて

そばにいた審判の先生(その子が名前を間違えた先生です)が、
わからないことがあったら何でも聞いていいよと声をかけてくれました。

見学席に向かう途中途中で
知り合いの審判の先生に紹介すると、「ああ、○○先生が言ってた子だね」と。
顧問の先生が先に伝えてくださってたみたい。


私とその子は
パスで人の手を行きかうボールのようでした。
ちゃんとわかって待っててくれていた感じがして
私はすごくうれしかった。

「教育」を思いました。
それはつまり
「連携」です。



この日は、女子準決勝、男子準決勝、女子決勝、同時に3位決定戦、男子決勝、同時に3位決定戦が2面のコートで行われました。
シリーズの最初にお話したとおり
最終試合2面の試合には、私の知る限り市内でトップレベルの審判の先生が配当されていました。

私はフロアで3位決定戦の方の試合を
背中合わせの椅子に少し離れてその子は決勝の試合を見ました。
決勝のコートの方がやや早く始まったのですが
試合が進行していくにつれ少しずつ・・・
会場全体が何か異様な空気に包まれていくのを感じました。

途中で電光掲示板の得点を見比べるたびに
その点数がどちらのコートもほぼ同じで
いずれも同点か、もしくは僅差の接戦を呈しているんです。

会場は地域の公共の体育館で(WJBLではホームコートにもなります)
見上げると2面を取り巻く頭上にたくさんの応援の人たちがいて
その視線と歓声が上から降ってくるような感じ。


試合の流れがそうさせているんですよね。
互角の相手と1点を争う大接戦です。
コートの中でふたつのチームが行きかって
双方のベンチで監督がそれを熱く鼓舞する。
熱さはまさに頂点に


観客とコートとベンチ
その興奮を全部引き受けて
笛の音が響いています。


3決のコートでは
ゴール下の競り合いで同時に笛が鳴り、ファウル? 
いえ、一瞬の間があって、
審判2人がお互いの目を確認するように、同時にトラベリングのジェスチャー。
お互いの同じ判定に、その目が笑ったように見えました。

決勝戦は4ピリ終了のブザーがなって40対40の同点、延長戦になり、
3分の後、42対42、またも同点。
再延長に入りました。
そのたびに会場がどよめきで揺れて

こんな試合を吹く審判の心境って
どんななんでしょう。

再延長に入る、デジタイマーの前でその表示を確認しながら
コートに出て行く一瞬に
2人の審判がそれぞれの拳をこつんと合わせるのが見えました。


どの瞬間も審判は審判として
バスケットの戦いの中で
見えない会話を交わしながら
ひたすら忠実な存在でありました。


振り向くとその子は一心に
試合の行方と審判の一挙手一投足を見つめていて
それを見て、ああ、良かったなあって思いました。

こんな場面は
意図して用意できるものではありませんから。

幸運だな、って。


さっきその子を紹介した先生方は、今、指揮官と審判に分かれて戦っています。
その姿から、その子に教えてくれているようでもありました。

今ここにある世界は
すばらしい世界だと。

なぜ会って間もない自分にこんなに親切にするかって?

決まってるじゃんね。
同じ世界に来ようとして手を伸ばしているのに
手を差し伸べない教育者はいない。

帰りの車で言おうとしてやめた半分の、
これがもう1つの答えです。





さて・・・

すごく
長い話になってしまいました。
外部コーチの身分からは、少し出すぎた話だったかもしれません。

表彰式で競技委員長の先生の講評があって
大会の開催にあたり、たくさんの大人の手によってそれが成されることについて
外部コーチという名称もその中に加えてくださったこと
しみじみとうれしく聞きました。

いつまでやれるのかわかりませんが、季刊誌ともども、がんばろうと思った次第です。

季刊誌'10冬号も
ただいま熱血執筆中(笑)

どっちもよろしくお願いします。

by M(どっちも、って)

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