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WC2013直前男子展望 

2013.12.23
WC2013直前男子展望 


高校バスケットボール界の1年を締めくくるのは、ウインターカップだ。
かつては、“春の高校選抜”として3月末に定着していた大会(第1回から昭和63年の神戸開催の第18回大会まで)であった。
新チームにとって初めての全国大会として、フレッシュなメンバーで戦うため、当時は波乱も多かった。
しかし、同昭和63年からは12月に移行され、“ウインターカップ”として開催されるようになった。
インターハイ、国体を経験した高校生にとっては、高校バケットの最終章を刻む決戦の場としてとらえられており、年々そのボルテージは高まる一方だ。全国各都道府県代表50チームが集結、熱い魂を見届けようと高校生のみならず、バスケットファンの注目を集めている。


今年も12月23日から東京体育館においてウインターカップ2013が開催される。
大会直前、ここでは男子展望をしてみよう。
インターハイや国体で男女別に開催されている関係で、女子の展望は割愛させてもらう。
大会中も多面同時進行のため、女子の取材は上位の試合のみとなることをお許し願いたい。

トーナメント表を4分割すると…


【Aブロック】
左上ブロックの中心となるのは、第一シード東洋大京北だ。
大分IHでは、田渡コーチが高校3年以来40年ぶり2回目の夏の王者となった。“気魄”の旗の下、
石原、新川、吉川のバックコート陣が繰り出す伝統の速攻を最大の武器に、久々の全国制覇を果たしたが、浅見、川久保らが勝ち上がるごとにこれまでのウイークポイントを克服し、チーム力をレベルアップをさせたのが大きな要因となった。
IH以降、東京国体でも主力選手たちが優勝した東京の原動力となり、京北は初の“三冠”を目指す。
ただし、今大会はIH優勝枠として推薦出場するため予選に出ておらず、大会から遠ざかっているのが懸念される点ではある。


これに立ちふさがる候補は、柏日体、北陸の名前があげられる。
夏はベスト8止まりとなった北陸は、柿内、竹内の2ガードコンビの存在感は圧倒的だ。
持ち前のディフェンスから建て直しを図ってくるに違いない。
また、柏日体はIHに続いて初出場を果たした。その原動力はパワフルセンターのグレゴアール(200cm)に加え、
保岡らの外角シュート力とバランスが取れてきた。予選決勝では死闘の末に関東チャンピオン市船橋を退けての代表となり意気上がる。
初陣ながら今大会のダークホース的存在だ。


夏を逃した沼津中央は浜松学院の山場をクリア、鈴木、大橋らのシュート力で代表権を獲得した。
また、前回WCチャンピオン延岡学園を下し切符を手にした小林は、岩松を中心にルーズボールのしたたかさから粘り強さを誇る。


注目カードでは、1回戦で激突する山形南対富山第一。富山第一は大会屈指のオールラウンダー馬場のワンマンチームからの脱皮を図る。
最後まであきらめない粘り強さを身上とする山形南との対戦は熱いゲームになるのは必至だ。
同様に必見カードは、野崎、富山らで新人戦で福大大濠に土をつけた佐賀東と佐久長聖もまた初戦で気になる組み合わせ。
養田コーチ率いる佐久長聖は東海大三に競り勝ち初出場をもぎとっている。



【Bブロック】
左下のブロックは、“勝負の年”となる福岡大附大濠が第四シードとして、夏以上の上位進出を狙う。
青木、津山をはじめとしたガード陣、シューター葛原、内外角こなす杉浦と下級生から主力として屋台骨を支えてきたメンバーが名門復活をかけて臨む。福大大濠にとっての第一関門は、2回戦で対戦する公算が強い土浦日本大の存在だ。
土浦日大は、山崎兄弟、平岩を中心に名将・佐藤コーチが
「WCは一発を狙う」と宣言している。シード校にとってやっかいなのが、1試合目がないこと。自身の力を発揮することが難しく、シード校の宿命とされている。
その意味でもこのカードの注目度は高い。


逆サイドには、洛南が控える。今年の洛南は、インサイドが下級生主体とあって「例年に比べ力が足りない」と洛南・吉田コーチは手綱を引き締める。
いきおいPG森井にかかる負担は大きい。また京北がIH優勝したことで開催地枠には國學院大久我山が3位に浮上した。
国体でも活躍を見せた東兄弟、トカチョフらの成長でチーム力を尻上がりに上向きにさせてきた。
神奈川の本命・桐光学園を破っての代表をもぎとった法政大二もまた試合を経るにつれ上昇させ、最後に代表権をつかんだ尻上がり結実型だ。



【Cブロック】
右上のブロックは、明成が頭ひとつリード、これを八王子学園八王子、能代工、金沢、星翔が続く。
明成はバランスの取れた布陣。キャプテン植村、金子、松本と異なったタイプのガード、白戸、森川らFw、インサイド宮本ら3年は不出場、ベスト8、IHベスト4と階段を上ってきた。八村、三上とスーパールーキーを加え、4年前の初優勝に並ぶには最後の1ピースが必要だ。
おそらくベスト4をかけけて火花を散らすことになるであろう準々決勝では、八王子と戦う公算が高い。
IH以来の再戦となれば、八王子も黙ってはいないはずだ。


その八王子は、エースガード新号を筆頭に、安藤、野間、ソレイマンと戦力は充実している。中でも、国体直前に負傷辞退したソレイマンはトレーニングに励み別人のような体格となり、予選ではリバウンドを量産するたくましき変貌を見せた。

星翔は、小型チームながら予選ではIH8強の大阪学院を下して、WC初見参を果たした。
1回戦で早くもぶつかってしまうのが、能代工と金沢だ。松本、佐々木、小田桐、長谷川ら骨太プレイヤーをそろえる能代工に対し、同じくオールコートのディフェンスで北信越を初めて制した金沢との一戦も目が離せない。



【Dブロック】
最後に右下のブロックは、第二シード藤枝明誠が虎視眈々と頂点をみすえている。
今年の藤枝明誠はこれまでのオフェンス主体のチームイメージをがらりと変えた。
2年エース角野を筆頭に、松原、伊藤らがオフェンスの柱となるが、ハイペースな展開はディフェンダー蒲澤、中澤らの働きは欠かせない存在となっている。
大分IHでは京北同様ノーシードからあれよあれよの快進撃で初の決勝に進んだ。
夏に続く奮闘を見せ、コートに置いてきた忘れ物を取り返せるかが見ものだ。


これに対抗するのは、明徳義塾、中部第一、新潟商か。
明徳義塾はエースガード奥野、センターマジョックと縦のラインが何よりのセールスポイントだ。
エンドスローイン時にはゴール下は押し合いへし合いとなるのが恒例となっている。


注目すべきカードは、1回戦の中部第一と尽誠学園だ。センタービを中心に東海大会では藤枝明誠をしのいでいる中部第一も侮れない力を秘めている。

昨年WCのファイナリスト尽誠学園は主力選手が入れ替わったが、最後まで勝負をあきらめないスタイルは健在だ。
また、夏に帝京長岡の後塵を拝した新潟商は、リベンジを果たし、全国に返り咲いた。鍛え抜かれたディフェンス、205cmの2年センター渡邉と高さと平面の融合を目指す。
初戦に勝てば、藤枝明誠との対戦。一発勝負にかけたいところだろう。



高校3年生にとっては最後の挑戦となる全国の晴れ舞台。ここに名前を挙げなかったチームにも等しくチャンスは与えられている。
“下剋上”や“波乱万丈”は、トーナメントを盛り上げるの最高のスパイスとなる。
いったいどのチームがウインターカップ2013の頂点に立てるか、楽しみでならない。


清水広美


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